2014-04-09 Wed
リテーナーを作成するのにヤトイを作成し始めました。ロータリーテーブルで,芯合わせをするヤトイです。
作業的には,生アーバーの先端を切り離して,中心に6mm
程度の穴をあければいいのですが,アーバーにはテーバーが
付いているので直接の固定は難しいので、
ターレットスリーブ(アダプター)を使います。
昨日、ターレットスリーブを旋盤に固定したところ,先端で,0.2mm
程度のブレがありました。
どうしようかと思いましたが,約半分程径を詰めて,
貫通穴に通すようにしてみることにします。
2日かけて,片方の径を20mm程度にしました。
チャックに咥えて端面のブレを計って見ると,
2/100mm~4/100mmにおさまりました。これで,
アーバーに加工ができます。ヤトイを作るのにヤトイのヤトイ
の加工でした。
アーバーは,加工前のターレットスリーブを使って突っ切り
で先端を切り離しました。精度に関係ないので,先端のブレ
があるままで,芯押し台に固定センターをつけてやりました。
二つともオークションの購入したものですが,焼き入れが
入ってないので,加工はしやすいです。
ただ,ターレットスリーブは,径が44,5mm程度あるので,
私の旋盤では,荷が重かったです。
今回ターレットスリーブを旋盤に咥えましたが,直径が44.5mm,
長さが100mm程度だとどうしても先端がぶれるようです。
旋盤の爪の精度なのか,それとも,咥え方の問題なのか
分かりませんが,YUSAさんのHPのように,爪を研磨す
る必要があるかもしれません。エアリュータ-は,安いもの準備
してあるのですが,刃物台に固定するヤトイが必要です。
本体の改造よりも,ヤトイ作りに時間かかってます。
私が加工したターレットスリーブは,約44.5mmφと太いのですが,
モノタロウ等で販売している25mmφのものは,約7000円と
3倍もしてしまいます。多分,この高い方のは,焼き入れもはいり,
加工は難しいような気がします。
2014-03-31 Mon
某オクで旋盤の刃物台のガタ調整用のジブ?がでていたので,購入装着をしてみた。
刃物台を外してみて,びっくり。ジブを止めているキャップスクリュー
は全部ゆるゆるでおまけに,奥側のネジの三つのうち一つ(黄色丸)
が脱落していました。
この刃物台は,薄い(4mm程度)板て固定して,
遊びを片側二つのイモネジ(赤丸)で調整する構造です。
あまりきつく調整すると板が折れるの注意書が取説にあり
ました。この構造ですから,ガタが出るのもしかたないかなと
思います。
以前からHPを検索,ガタの調整方法はないかさがしてま
した。サドル浮き上がり防止のジブを作った方いて,一件だけ
見つけました。
構造がちょっと複雑なので,ためらってました。
落札ものは,シンプルで,しっかりと厚みあり,
くさび型の部品で,面を押さえる構造です。
このくさび型の部品を両側のキャップスクリューをしめて
ずらすことにより調整してます。うまくできてます。
これでもしかして,突っ切りも問題なくできるようになるかも
しれません。
装着後の部品を片側から写真に撮ったものです。
このC2クラスの旋盤の弱点は,刃物台のガタなので,
この部品で,改善されるかもしれません。
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