2015-03-09 Mon
部品の到着がまだなので、スラストベアリングが到着してから、ダイヤルの加工をします。
ロータリーテーブルを出したついでに、のびのびになっていた
旋盤のチャックのバックプレートを作成します。
しばらく前に、某オクで落札していたKITAGAWA(SC-3 85φ)
のチャックにつけます。
今ついている旋盤のチャックの精度がいまいちなので、使って
みようと思います。ただ、精度よくバックプレートが作れるか
ちょっと疑問です。
バックプレート用の部材をロータリーテーブルにセットします。
芯だしをしなくても、影響はないと思うのですが、一応
芯だしをやります。芯だしをしないと、外形を切削するため、
半径が小さくなります。スピンドルのBCDの位置決めには、
芯だしをしておくと、楽です。
四つ爪だと、それほど苦労しなくても、1/100程度までなら、
芯だしが可能です。もっとも、1/1000まで、計測できる
ダイヤルゲージがありませんので・・・・・。
そして、現物あわせで、スピンドルの凸形状に合うように、
凹を削ります。
このあと、スタッドボルトをつけて、旋盤のスピンドルに
セットして、チャック側の切削をします。
このバックプレートの部材は、LittleMachinShop.comからの
個人輸入です。一から作成するのは、ちょっとなので
ついでに購入したものです。
中心に穴が開いてないと、正確なけがきができるのですが。
後で、穴を埋めて、スタットボルト用のけがきをするようです
ね。本当は、けがきをしてから、切削ですが、いつも行き
当たりばったりです。
2015-03-07 Sat
過日、町工場で、旋盤を使っている番組がありました。ダイヤモンドチップを使っていて、一回切削すると、鏡面の
ようになりました。うらやましい限りです。
我が、卓上旋盤では、道具も技術もですが、鏡面には、
ほど遠いです。機械そのもに細かい振動もあるようで、
この振動がなくならないと、表面がきれいにはならない
でしょうね。
ということで、切削が終わった部材をせっせと、ダイヤモンド
砥石で、なめらかにしました。
まあ、表面はかなりなめらかになりましたが、このくらいの
表面に、切削だけでなると言うことないのですが、難しい
です。
この部品は、X軸のダイヤルの部分ですが、この後、フライスで、
スラストベアリングの座繰りと、仕上げをします。
以前、同じように、クロススライドの目盛りにスラストベアリング
を挿入していた先達がいるのを思い出しました。
この方は、目盛り部分の部品をドーナツ状に加工して、
送りネジより大きめのスラストベアリングを使って、目盛りも
回転させて0点を変更できるようにしてあります。
DROがあるので、0点が動かなくてもいいかなと思います。
内径12mmのスラストベアリングを使う予定です。
---追記---
送りネジをよく見たら、バネの入っている部分があります。
やはり、先達と同じ構造にしないと、スラストベアリング
が不安定になりそうです。一つ上の内径15mmを使う
ようですね。
2015-03-05 Thu
背面のプレートの加工が終わり、仮組です。.
多少の修正が必要でしたが、だいたい思った位置にセット
することができました。
後から、ステッピングモーターをつけてもいいように、3カ所
ネジを切っておきました。
どの程度の力で回すことができるのか、モンキースパナで
咥えて、バネばかりではかって見ました。
動き出すのに、15cmのところに加えた力は、約0.45kg
でした。これ、正式の単位で表すとどうなるでしょう。
また勉強です。
2015-03-02 Mon
旋盤のミニ改造です。旋盤の部品が届いたので、ミニ改造のための加工です。
部品でたのんだのは、X軸の送りネジです。改造に旋盤を
使うので、送りネジを外してしまうと、旋盤が使えないので、
部品を購入しました。
X軸のオーケー送りネジに穴を開けてネジを切る予定で
したが、寸法を間違えたので、穴にちょっときつめの部品を
圧入して、固定します。
強度が心配ですが、また、嫌気性の接着材で固定します。
曲がりもなくまっすぐに圧入できました。
この状態で、旋盤に加えて、圧入した部分を、目的の太さ
まで、削ります。こうやって、削れば、圧入の際に、多少芯が
がずれても、影響がなくなります。
もっとも、それほど高速回転をするわけでもないので、
大丈夫ですが。
このあとベアリング固定ようのネジきりと
Dカットをします。
2015-02-13 Fri
初めて購入して、あれこれ工作に使っているFL350Eですが、またしても、不具合です。
X軸のステージ(赤矢印)が、0.5~1.0mm程度、がくっと
手前に動くようになりました。
ここは、X2互換機フライスと同じで、リテーナーで、シャフトを
受けている構造で、強く締め付けると、ハンドルが回らな
くなります。
X2互換のフライスは、リテーナーを自作、スラストベアリング
を埋め込んで、いくらしめこんでも、スムーズに回るように、
改造しました。
旋盤は、どうしましょうか。スペースが狭く、リテーナーに
二つのスラストベアリングを埋め込むには、無理があります。
どうしましょうかねえ。構造を考えながら、考えましょう。
メタル軸受けのようで、赤線のガタがあります。
切削を始めると、黄色矢印の方向に押されて、狂いがでま
す。
ずっと使い続けると、リテーナーの受け部分が摩耗して、
ガタがでるんでしょうね。ハンドルのねじをいくらしめても、
このガタをとることは、できません。構造的な欠陥ですねえ。
加工が少なくできそうなのは、前後に
スラストベアリング(赤部分)を入れて、後ろから、引っ張る
構造にすると大丈夫でしょうか。
こんな構造なら、できそうですね。早速必要な部分を採寸して、
部品の調達をします。
2014-08-01 Fri
過日作った,真鍮のヤトイ,といってもただの円盤ですが,端面の処理が済んでなかったので,端面処理をします。
YUSAさんのHPを参考
に,旋盤のプチ改造です。チャックの入り口を手持ちのヤスリを
エアーリュータ-につけて,段差をほんのちょっとつけました。
本当は,ダイヤモンドホイールできちんと段差をつけたかったのですが,
手持ちがなかったので,砥石にしました。結果,わずかしか
段差がつきませんでしたが,円盤をくわえることができ,
端面の加工ができました。
養生のタオル置いたまま端面を削ってしまいました。
チャックの段差はほんのすこしでしたが,安定
して削れました。段差がもうちょっとあると,セットもしやすく
なり,安定してくわえることができると思います。
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