2015-04-18 Sat
目新しいことではないのですが、市販品のインチサイズのドローバーが、ちょっと短くて、取り外す時にネジを痛めそ
うだったので、作成しました。市販の6角棒を削って、ネジ
を内側にきりました。
鏡面とはいきませんが、切削のこつが多少つかめました。
固定センターを使うと、もっときれいになるようです。
この部品に、インチサイズのネジの頭を切って、片方にネジ
をあらたに切ります。下の方が、加工済みです。
上の写真の部品と加工の終わったボルトを嫌気性の接着
剤で固定して完成です。
寸法は、現物合わせで作りましたが、オリジナルよりももくろみ
どおり、5mm程度長くできました。
インチサイズのドローバーは、頭の六角部分もインチでしたので、
今回使用した6角棒は、17mmのもので、いつも使ってる
スパナが使えるようになります。
市販品のドローバーと今回完成したドローバーです。
ちょっと、頭が長いですが、愛嬌です。
2015-04-17 Fri
Aliから初めての購入のきっかけになった、ドレメルのコレットチャックです。
1/8インチまでのものが咥えられますが、手持ちの
エアーリューターに使うのにアダプターを作ろうと思いました。
赤い部分を3mmにして、黄色の部分にネジをきればできる
はずでしたが・・・・・。
黄色矢印のところと同じようにすればと思い寸法をはかりました
が、7.1mm径で、ピッチが0.62でした。
これって、インチのサイズでしょうか。
旋盤でネジを切ろうと思いましたが、私の旋盤の歯車の組
みあわせに、0.62はありませんでした。
ピッチもインチなんでしょうか。
手元にインチのピッチゲージは、ありません。
インチのゲージも購入するようでしょうかねえ。
いろいろ準備して、是非アダプター自作したいです。
2015-04-15 Wed
治具ができたので、硬爪の調整です。写真の様に、先端が加工してあります。(赤矢印部分)
別角度です。
ここに、前掲のように、治具を咥えます。
この状態で、エアーリューターを出し入れして、硬爪を研磨し
します。
研磨のたびに、リニアシャフトを咥えて、精度を確認しました。
治具をゆるめに咥えると、リニアシャフトを咥えた時に、
斜めに咥えるようになりました。
かなりきつめにチャックをしめるように治具を咥えると、
研磨がうまくいきました。強く、しめるというのは、結果
的に、爪の先端を先に開くようになるのかなと思います。
チャックの根元と10cm先では、2/100mmぐらいに
おさまりました。
斜めに咥えるのが直らなければ、新しいチャックを購入する
ようかなと思いましたが、調整しながら、使うめどがたちま
した。生爪でも、同じ要領で、調整ができそうです。もっとも
生爪は、持ち合わせがありませんが・・・・・。
2015-04-11 Sat
大先輩ともいえる方の書き込みがあり、チャックの硬爪の調整についてのアドバイスをいただきました。
早速、治具を作りました。
写真のように、出っ張りをつけたドーナツ状のリングです。
チャックの先端を削り、そこに咥えます。
先端が開く形で咥えられますので、矢印の方向に、
リューターの砥石を出し入れします。
これでやってみたいと思います。
テーパーベアリングに交換して、ついでに、ジブの調整を
しました。
食い込みは、すくなくなりましたが、回転数を上げると、ある所
ビビリというか振動と音が激しくなります。旋盤のヘッドにのせ
ておいたものが落ちるほどですから、旋盤全体が共振してしま
うんでしょうね。しっかりした台に固定すると振動もなくなるんで
でしょうか。
ある方は、かなり、がっしりした台を作られていました。
できた治具の切削面を見ると、鏡面には、
ほど遠いです。
2015-04-07 Tue
○易から購入のAタイプの旋盤でしたが、チャックの爪もハズレだったことは以前に書きました。
ネットで調べると、唯一YUSAさんのHPに硬爪の調整の
方法が書いてありましたので、まねをしてやって見ました
が、ワークを斜めに咥えるようになってしまいました。
手がかりを求めて、HPを探しましたが、ユーチューブで、
研磨の様子を発見しただけで、後は、メーカーの生爪の
加工の記事があっただけのようでした。
斜めに咥えるようになったチャックを修正すべく、あれこれ
考えてみたいと思います。
写真のように、爪の下部を削って、円筒形の駒を咥えて、
エアリューターで青線の部分を削りました。
YUSAさんの場合と根本的にちがったのは、チャックの遊び(ガタ)
の多さのように思います。YUSAさんのは北川のチャックで、
私のは中華製です。
手持ちの北川のチャックの爪には、ほとんどガタがありませ
んが、中華製のは、かなりのガタがあります。多分、このガタ
のせいで、遊びの分だけ、
写真のように傾いてしまったんだと思います。そのため、
研磨した後は、
のように、先が開くかたちになったんだと思います。
3本の爪のガタが同じでないため開き方に差ができて、
斜めに咥えるようになったんだと思います。
生爪の研磨の治具を販売しているメーカーの記述にも、
爪の下の方だけで咥えると、傾いてしまうというような
記述があったような気がします。
さて、どうしたもんか、あれこれ考えながら、やってみたい
と思います。
2015-04-04 Sat
テーパーベアリングへの交換が終わりました。今回は、4つ爪チャックにリニアシャフトを咥え、芯出しをして
から、平行合わせの調整をしました。水平方向は、狂い
がありませんでした。
ヘッドとベッドの間に、今回もフィラーテープを使って、調整
しました。
目標は、1/100のダイヤルゲージで、分からない程度
でしたが、1/100のゲージで一目盛りで、妥協しました。
慣らし運転をしましたが、最初、ベアリングの組み付けが
きつめたっだようで、ギヤ-をハイにするとすぐ止まってし
まいました。多少、緩めるとスムーズに回るようになりまし
た。ベアリングの調整も難しいですね。でも、今回また
勉強しました。前回、アンギュラーベアリングをいためたのも、
きつめに組み付けたためだと思います。
今回、スピンドルも交換しましたが、新しくしたスピンドル
は、必要なところの精度はでてるようですが、直接関係
ないところは、手をぬいている感じでした。
後日、細部の測定をしてみたいと思います。
2015-04-02 Thu
旋盤のベアリングを交換しました。アンギュラーベアリングに交換して使ってましたが、異音がするようになったので、
テーパーベアリングに交換しました。
ヘッドをベッドに戻すにあたって、また、平行やら水平を調整
しようと思います。
以前はスピンドルのフランジにスコヤをセットして調整しま
したが、今回は、精度のでている、10mmのリニアロッドを
咥えて調整してみようと思います。
気になったのが、丸いロッドで計測すると、多少誤差がでるの
ではないかということでした。
そこで、中学か高校の数学よろしく、図を書いて、考えてみまし
た。
水平がでていいる場合は、問題ないように思うのですが、
仮に0.1mm程度、水平がでてない場合はどうでしょうか。
測定子が本来の位置から、実際の位置にきてしまいます。
すると、5mm-Xmm程度の誤差がでます。この誤差を
懐かしいピタゴラスの定理で出してみると、
ということで、誤差は、
5mm-4.9989・・・・・・・・・・=0.0011・・・・・・・
0.1mmの水平方向の誤差で、0.001mm程度の誤差が
加算されることになります。
おおざっぱに言うと、水平方向の誤差の1/100程度の誤差
が加算されることになるようです。
1/100程度の誤差は、私のレベルでは、気にしなくても
いいということになるかなと思います。
2015-04-02 Thu
○taroからレースセンターを購入しました。購入した目的は、
手元にあるレースセンターの先端が、つぶれてしまったため
先端の鋭利なものがほしかったからで、調整に使う予定で
した。届いてみてがっかりでした。先端の鋭利さが、いまいち
で、つぶれたようになってます。
LITTLEMACHINSHOPで購入のものと比べると、鋭利さが
全然違います。○taroを通してメーカーに確認したら、0.3mm
以内だと規格内という返答ということ。
このレースセンターのメーカーは、業務用に作ってるメーカー
なので、業務用とDIY用では、考え方が違うのかもしれま
せん。
先端の鋭利さが必要なら、切削すればいいわけですが、
ちょっと自信がないので、新品を購入したのですが。
2015-03-28 Sat
昨年アンギュラーベアリングに交換して使ってた旋盤C3互換機のベアリングがまた、だめになりました。調整の仕方がきつ
過ぎたようです。
今回は、テーパーベアリング(30206)に交換します。
交換するにあたって、ベアリングの厚みがトータル1.25mm
ほど厚くなります。2個使いますので、約2.5mm程度、両脇
に広がります。それで、一番外側の黒のスペーサーを3mm
程短くする必要があります。
また、テーパーベアリングのインーナーレースの形状に合わせる
のに、ベアリングの内側のスペーサーの肩を落とす必要があります。
この二つは新しい部品を購入して、旋盤を分解する前に加工しました。
それから、インナーレースが1.25mm外側にオフセットしてあるので、
(写真赤の部分)両方で2.5mm程度隙間ができますのでこれを埋め
る必要があります。
私は、2mmのPOM板をCNCで切り抜き、スペーサーをつくり
ました。
肩を落としだオリジナルのスペーサーとギア-の間に入れます。
これらの加工した部品を使い組み立てました。
心配だったのは、エンコーダーがセンサーと干渉しないかでしたが、
仮組では、事前につけておいたエンコーダーの位置とそれほど
変わらなかったので、新たにスペーサーを入れず組みました。
センサーをつけてみるとぎりぎりのクリアランスだったので、
取り付け穴を長穴に加工して逃げようと思いましたが、センサー
をよく見ると、調整用に、長穴になってました。
目一杯調整して、だいたい、センサーの中央にエンコーダーが
がきました。
あるメーカーの取説には、
黒矢印のスペーサーを2.8mmで作って、さらに、青矢印の
スペーサーはオリジナル4mmから4.8mmに変えるように
ありました。これは、実際の寸法とちょっと違うような気がしまし
た。
正確には、黒矢印スペーサーは、1.25mmにして、青矢印の
スペーサーはオリジナルの4mmのままにして、ギアの側に、
1.25mmのスペーサーを入れるのが本当でしょうね。
私は、省略で、2mmのスペーサーをギヤの方にいれて、
センサーの位置を調整しました。
今回はスピンドルも新しいスピンドルに交換してみましたが、
精度は、以前の物の方が部分的にいいです。特に、新しい
スピンドルは、フランジの部分で、15/100程のずれがあ
ります。
MT3のテーパーの部分と内側の出っ張り?の部分では、
ぶれが、1/100~2/100程度ですから、このぶれは、
スピンドルの精度のようですね。フランジ部分については、
あとで、削ろうかなと思います。
諸先輩の記事では、テーパーベアリングに交換することで、
精度もよくなったとの記事を見かけます。
私の旋盤で、多少精度がよくなったものの、それほど出なか
ったのは、ハウジングの精度が出てないのかもしれま
せん。
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