2014-06-09 Mon
組み込み,調整が終わりました。これで,Y軸の調整から,開放されます。
はじめ,ナットを締めるとハンドルが重くなり回りにくくなり
ました。
あれ,と思い確認してみると,手前のスラストベアリング
の順番が逆で,きつい方のを奥に入れてました。
逆に入れ替えると,めいっぱいナットを締めても,軽く
回るようになりました。
当初,裏側の部分にスラストベアリングのカバーをつける
ようかなと思いましたが,すき間が2mm程度なので,こ
のまま,使ってみることにします。
中断していた,作業に移りたいのですが,現行フライス
のスピンドルのベアリングが気になりはじめました。
時々ガタがでるのもスピンドルのベアリングかもしれま
せん。いよいよ,ベアリング交換ですかね。
また,大事になりそうです。
2014-06-06 Fri
4日ほどかかって,リテーナーの加工が終わりました。ただの鉄の塊から,時間をかけて一つの部品ができるというのが,
一つの大きな喜びです。
エンジンなどを自作する方は,動いた時の感動はひとしおな
んでしょうね。
今回,いやというほど感じたのが,道具は,調整しないとだめ
だということです。
ロータリーテーブルも,調整なしで使い始めましたが,調整後は,
なんと,二倍ぐらいのスピードで作業がはかどりました。
毎回が勉強ですね。
調整ついでに,取説を読むと,バッククラッシュの調整の仕方
も書いてあったので,調整しました。きつめになりましたが,
殆どガタがなくなりました。
切り子よけのゴムカバー取り付けの穴の加工と座繰りが残
ってますが,ほぼ完成です。座繰りは,省略して,ゴムカバー
の穴だけを加工しようと思います。
2014-06-05 Thu
ロータリーテーブルを使って,部品作りをしています。最初,調子よくすすみましたが,本日,続けて,エンドミルを二本
破損させてしまいました。
テーブルの上に固定してある4つ爪チャックを手で揺すって
みると,明らかにガタがあります。
エンドミルの折れた原因は,このガタのようです。
調整すべく,あっちこっちを見て見ましたが,なかなか分か
りません。裏側を見てみると,4つの穴があいた円盤があり,
内側にネジが切ってあります。これだろうとあたりをつけ,
急遽,ヤトイを作って締めて見ることにしました。
構造は,デスクグラインダー刃を取り付けるナットと同じで,
磨き棒とボルトナットで,
間に合わせに作りました。このヤトイで,締めて見ると,
ゆるゆるでした。締めすぎると,テーブルが動かなくなります。
加減が難しかったですが,テーブルの回転がしぶめになる
ように調整しました。この調整で,ガタは,殆どなくなりました。
しかし,ハンドルの動きがかなり重くなったので,
これまた急遽間に合わせにハンドルを大きくするヤトイを
作りました。
今日も回り道しましたが,ワークをセットして,切削をしてみると,
ガタがなくなり,気持ちよく切削できます。
しうかし,切削してる時に,時々,ガタっと振動します。
考えられるのは,スピンドルのベアリングでしょうか。
一段落したら,ベアリングも見て見ようと思います。
間に合わせでハンドルをつくりましたので,Y軸のハンドルと
時々干渉します。後で,よく考えて,きちんとしたもの作ろうと
思います。ハンドル,電動で回せたらいいですね。
0から作るのは,ちょっと時間がかかりそうですが,X軸の
オートフィーダーが使えそうです。
某オクでは,21000円程度で出てます。写真のは,
184$ちょっとです。悪い虫がまたおきそうです。
2014-06-04 Wed
便利な道具を見つけて使い始めましたが,使い方を誤って破損,再購入となりました。
忘れないために,使い方をまとめておきます。
(1)まず,コレット等に黒矢印のシャンクを咥えます。
(2)中心を見つけようとする穴(円の外径)の中心にシャンクが
くるように,X,Yテーブルのハンドルを動かしておおざっぱに
合わせます。
(3)中心見つけようとする穴(円の外径)を端子の先端
(黄色矢印)がなぞるようにセットします。
(4)緑矢印の回転止めを固定し,フライスの左側にくるように
セットします。
(5)ごく低速でフライスを回転させて,端子の先端が穴(円の外径)に
常に接しているか確認します。必要に応じて,赤矢印のネジを緩め
端子の固定されている根本に角度を持たせます。
(6)フライスを低速で回転させ,Y軸のハンドルを1目盛りか2目盛り
わずかに動かします。この時インジケーターの針の動きに注意します。
針は120度ぐらい左右に激しく動いています。フライスのハンドルを
右回りか左回りに動かした時に,この左右に動いている針の動きが
わずかに変化します。左右のふれがわずかに少なくなる方向に
少しずつハンドル回していきます。
(7)少しずつハンドルを回していくと,振れ幅が小さくなっていきます
が,ある場所から逆に針のふれが大きくなります。一番針のふ
れが小さくなったところで,Y軸のハンドルを回すのを止めます。
(8)針のふれが最小になった所で,回すハンドルをY軸からX軸に
変更し,同じように注意しながらハンドルを回していきます。
(9)針のふれが殆どなくなるまで,
Y軸→X軸→Y軸→X軸→・・・・・・・・・
と繰り返しますが,一度か二度の交代で針が振れなくなる場所
が見つかるずです。この位置が穴(円の外径)の中心の座標です。
X2の互換機だと懐が狭いので使いにくいのですが,便利に使って
ます。
下記の動画は,針が殆ど振れなくなった中心の座標をしめしてます。
今回のフライスのミニ改造でも,便利に使いました。
2014-06-02 Mon
これも以前から気になっていた,Y軸の改造を行いまます。改造といっても新しくリテーナーを作って,スラストベアリング
を入れるだけです。現行のフライスには,スラストベアリング
が入ってないので,調整がうまく行きません。
プレートを切断します。
フライスでおおざっぱな形に切削します。
旋盤に咥えて,ハンドルの付く部分の加工をします。
フライスのロータリーケーブルにセットして,中繰りを行います。
本当は,旋盤でやろうと思いましたが,残念ながら,中心の12mm
のドリルとリーマが咥えられません。
中繰りを旋盤でしてから,フライスで中心の加工をしてもよか
ったのですが,練習がてら,ロータリーテーブルを使います。
5mmほど掘り下げましたが,時間がかかります。
同じように反対側も中繰りして,中心を12mmに加工します。
やはり,機械の限界をよく考えないと,加工手順の無駄がでてしま
います。
旋盤でも,もうちょっと径の太いドリルを咥えられるといいのですが。
ロータリーテーブルで加工ですが,やはり,フライスのガタがでて
しまいます。ヘッドのがたもう一度調整するようです。
2014-05-27 Tue
スクロールチャックの爪を外してみて,しげしげと眺めると,なんと一つだけワークと接触する部分の一番奥の所に,
幅0.2~0.3mm程度のバリがありました。
ヤスリ削ってとりあえず取りましたが,なんとも気持ち
悪いので,かねてからやろうと思っていた爪の研磨を
することにしました。
必要なエアリュータ-等はこのために以前に買っておいたの
があり,刃物台への固定用のアダプターも作っておいたの
で,さっそくやることにしました。
これも,YUSAさんHPの「芯だしバーを作ろう」に記載が
あったチャックの研磨を見てやりました。
まず,爪の奥になる部分をグラインダーでけずりました。
黄色の○の部分です。焼きが甘いのか,あっという間削れ
ました。この部分で,ボックスレンチのコマを咥えます。
旋盤は,500rpmぐらいの低速で回し,リュータ-は,
結構高速で回します。
新聞紙で養生して,何度もリュータ-を出し入れします。
火花が出っぱなしです。
研磨後,咥えたコマと同じ程度のものを咥えてダイヤルゲージ
で測定すると,1/100程度のブレにおさまりました。咥えなおして
も私の旋盤の主軸の精度の5/100程度におさまりました。
10cm程度ワークを咥えた時の先端のブレを少なくしたかったの
ですが,これは,大きな変化はありませんでした。
主軸の精度が上がらないと,チャックの精度もあがりませんね。
それにしても,「寿貿易さんの整備してからの出荷」に惚れ込
んで購入しましたが,チャックの爪のバリには,がっかりでした。
主軸のブレの原因は,主軸の精度・ヘッドの精度,どちらでしょうか。
ベアリングは日本のものを使っているので考えにくいのですが,
できれば,精度を上げたいものです。
2014-05-26 Mon
とりあえずフライカッターが完成です。今日は,フライカッターの端面のR加工を旋盤で行い,
チップの取り付け部分をフライスで切削,ねじ切りをしま
した。
やはり,チップの取り付け穴は,テーパーがかかっていて,
出口が3mmでしたので,3mmのキャップスクリューを使うと,
中間がすかすかです。後で,専用のものにするようですね。
切削をしてみると,結構大丈夫でしたが,半径が大きくなるため
結構力がかかるようで,2度ほど,食い込みでとまりました。
写真,黄色丸部分です。
材料は,デンスバーですが,表面がこのチップだとあれますが,
これで,大きめワークを一度に加工できます。
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