2015-04-21 Tue
市販品のQCTの使い勝手がよくないので、市販のバイトホルダーがそのまま使えるように、半分オリジナルのQCT
の試作してみました。本当は、本番なのですが、精度がよ
くないので、負け惜しみで、試作品にしました。
市販品のQCTは、バイトホルダーの取り付けに手間取りま
す。これでは、QCTの役目を果たさないので、苦々しく思っ
てました。バイトホルダーのサイズにばらつきがあるためだと
思います。
オリジナルは、真ん中のアリ溝のかみ合わせを本体が
わに引く形で固定します。このため、取り外しが結構す
ムーズですが、取り付けは、ホルダーによって、差がで
ます。
そこで、真ん中のあり溝を固定にして、両脇を押す形の
QCTを試作してみました。
なんとか形にはなりましたが、細かい部分の精度がでて
ないために、動きにスムーズさがありません。また、罫書き
線を頼りに切削したために、0.5mmほどのばらつきがで
てしまいました。特に、アリ溝の加工では、現物合わせに
なってしまったので、ヌルっとした感触で、入るようにはなり
ませんでした。
また、本体のアリ溝の加工で、左右で、寸法が違ってしまい
ました。諸兄のような、精密な加工にはほど遠いです。
これも勉強ですね。
本体部分は、手持ちのSS400から切り出した部材を、両脇と
背面は、S45Cのミガキ棒を使用しました。
SS400は柔らかいのですが、どちらかというと、粘っこい感じ
で、固定がしっかりしてないと、食い込みがよくおこります。
S45Cは、SS400よりも硬い感じですが、粘りはその分
すくないように感じます。S45Cの方が、何となく鉄のような
感じです。
コメント
コメントする
この記事のトラックバックURL
http://mabo52.sakura.ne.jp/tb.php/840
トラックバック
TOP PAGE △