2014-06-04 Wed
便利な道具を見つけて使い始めましたが,使い方を誤って破損,再購入となりました。
忘れないために,使い方をまとめておきます。
(1)まず,コレット等に黒矢印のシャンクを咥えます。
(2)中心を見つけようとする穴(円の外径)の中心にシャンクが
くるように,X,Yテーブルのハンドルを動かしておおざっぱに
合わせます。
(3)中心見つけようとする穴(円の外径)を端子の先端
(黄色矢印)がなぞるようにセットします。
(4)緑矢印の回転止めを固定し,フライスの左側にくるように
セットします。
(5)ごく低速でフライスを回転させて,端子の先端が穴(円の外径)に
常に接しているか確認します。必要に応じて,赤矢印のネジを緩め
端子の固定されている根本に角度を持たせます。
(6)フライスを低速で回転させ,Y軸のハンドルを1目盛りか2目盛り
わずかに動かします。この時インジケーターの針の動きに注意します。
針は120度ぐらい左右に激しく動いています。フライスのハンドルを
右回りか左回りに動かした時に,この左右に動いている針の動きが
わずかに変化します。左右のふれがわずかに少なくなる方向に
少しずつハンドル回していきます。
(7)少しずつハンドルを回していくと,振れ幅が小さくなっていきます
が,ある場所から逆に針のふれが大きくなります。一番針のふ
れが小さくなったところで,Y軸のハンドルを回すのを止めます。
(8)針のふれが最小になった所で,回すハンドルをY軸からX軸に
変更し,同じように注意しながらハンドルを回していきます。
(9)針のふれが殆どなくなるまで,
Y軸→X軸→Y軸→X軸→・・・・・・・・・
と繰り返しますが,一度か二度の交代で針が振れなくなる場所
が見つかるずです。この位置が穴(円の外径)の中心の座標です。
X2の互換機だと懐が狭いので使いにくいのですが,便利に使って
ます。
下記の動画は,針が殆ど振れなくなった中心の座標をしめしてます。
今回のフライスのミニ改造でも,便利に使いました。
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