---旋盤の調整---

 旋盤のベアリングを交換しました。アンギュラーベアリングに
 交換して使ってましたが、異音がするようになったので、
 テーパーベアリングに交換しました。
 ヘッドをベッドに戻すにあたって、また、平行やら水平を調整
 しようと思います。
 以前はスピンドルのフランジにスコヤをセットして調整しま
 したが、今回は、精度のでている、10mmのリニアロッドを
 咥えて調整してみようと思います。
 気になったのが、丸いロッドで計測すると、多少誤差がでるの
 ではないかということでした。
 そこで、中学か高校の数学よろしく、図を書いて、考えてみまし
 た。
 水平がでていいる場合は、問題ないように思うのですが、
 仮に0.1mm程度、水平がでてない場合はどうでしょうか。

 

 測定子が本来の位置から、実際の位置にきてしまいます。
 すると、5mm-Xmm程度の誤差がでます。この誤差を
 懐かしいピタゴラスの定理で出してみると、

 

 ということで、誤差は、
    5mm-4.9989・・・・・・・・・・=0.0011・・・・・・・
 0.1mmの水平方向の誤差で、0.001mm程度の誤差が
 加算されることになります。
 おおざっぱに言うと、水平方向の誤差の1/100程度の誤差
 が加算されることになるようです。
 1/100程度の誤差は、私のレベルでは、気にしなくても
 いいということになるかなと思います。

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