---旋盤の刃物台のガタ調整 (2)---

 出品者の好意で,砲金製のカミソリが届きました。

 

 購入したものは,SS400でした。細かい違いはわかりませんが,

 

 砲金の方が,きっと,本体にはやさしいいのでしょうね。
 リテーナーの加工に使う予定のMT2の生アーバーの加工をします。

 

 ロータリーテーブルで,位置決めに使う予定です。
 先端の黒い部分を切り落とし,センターに6mm程度の穴を開
 けるだけですが,私の旋盤では,ちょっと,荷が重いです。
 NT2をアダプターに入れて旋盤に固定しましたが,アダプター
 の先端で,0.2mm程度のブレがあります。チャックの精度が
 いまいちなんでしょうね。

---旋盤の刃物台のガタ調整 (1)---

 某オクで旋盤の刃物台のガタ調整用のジブ?がでていたので,
 購入装着をしてみた。
 刃物台を外してみて,びっくり。ジブを止めているキャップスクリュー
 は全部ゆるゆるでおまけに,奥側のネジの三つのうち一つ(黄色丸)
 が脱落していました。

 

 この刃物台は,薄い(4mm程度)板て固定して,
 遊びを片側二つのイモネジ(赤丸)で調整する構造です。
 あまりきつく調整すると板が折れるの注意書が取説にあり
 ました。この構造ですから,ガタが出るのもしかたないかなと
 思います。
 以前からHPを検索,ガタの調整方法はないかさがしてま
 した。サドル浮き上がり防止のジブを作った方いて,一件だけ
 見つけました。

 

 

 構造がちょっと複雑なので,ためらってました。
 
 落札ものは,シンプルで,しっかりと厚みあり,
 くさび型の部品で,面を押さえる構造です。
 このくさび型の部品を両側のキャップスクリューをしめて
 ずらすことにより調整してます。うまくできてます。

 

 
 これでもしかして,突っ切りも問題なくできるようになるかも
 しれません。

 
 

 装着後の部品を片側から写真に撮ったものです。
 このC2クラスの旋盤の弱点は,刃物台のガタなので,
 この部品で,改善されるかもしれません。

---引きネジのカーラー作成 2---

 昨日に引き続いて,カーラーの工作をしました。
 昨日調べたサイトの情報で,3000rpmに回転をあげで,
 ステンコロリンの切削油を刷毛でぬりながら削ったところ,
 所々波打ちますが,昨日とは比べものにならないくらい
 表面が鏡面に近くなりました。

 0.1mmずつの切削でしたが,それでも,ビビリがでる傾向
 なので,0.05mmずつ切削しました。
 こんなとき,DROは便利ですねえ。ただ,DROになんのカバー
 もつけてないので,故障が心配です。近々,カバーをつけな
 ければと思います。
 このDROは,3軸表示のものですが,10cmのスケールをX軸とY軸
 につけてあります。そのうち,自動送りの部分にもつけようかと思いま
 す。

ちなみに,
     12”・・・・・・・・・約69$
     16”・・・・・・・・・約108$    
(Shars Tool)
 です。結構なねだんですね。
 私が旋盤に使ってるのは,
    4”・・・・・・・・・・・約29$
 円高の時買いましたら,当時,2500円程度でしょうか。
 円高にならないかなあと思ってます。

---引きネジのカーラー作成---

 久しぶりの海外通販で購入した,インチサイズの引きネジを
 X2互換フライスで使うために,旋盤で,カーラーを作成しました。
 カーラーがなくても,締めるので影響はないかと思いますが,
 練習のつもりで作りました。

 

 といっても,惨憺たる有様で,表面はがさがさ,寸法は削りすぎ
 で,面取もまともにできない,という有様で,お恥ずかしい限り
 の部品です。表面があれたのは,ビビリが怖くて回転数をあげ
 なかったからのようで,1300rpmぐらいだとほぼ鏡面のように
 なるようです。
 卓上工作機械の実機検証レポート
 3000rpmだとかなりよくなるようですが,発熱の関係で,切削油
 が必要なんですねえ。
 金属加工もまだまだ初心者。その意味では,これからの進歩が
 期待できるかも。

---失敗作 (卓上旋盤)---

 半日かかって,真鍮で,カーラーを作っていました。

 

 しかし,失敗策でした。中心を6mmのドリルで,開けましたが,
 6.2mm程度になってしまいました。
 チャックががすりこ木運動をして,多少大きくなったんだと思います。
 旋盤の細部をダイヤルゲージではかると,主軸のホイールで,
 約,0.1mm程度のブレがあるようです。
 まあ,気になるのですが,そのうち,調整をするようかなと思います。
 それにしても,残念。

---あれこれ削ってます。(ボールねじ軸端加工)---

木工用のCNCを作りたくて,あれこれ手を広げてしまいました。
 細かい部品を作るのに金属加工の練習もしてます。
 諸兄のHPには,0.5ミリほど削ると,ボールねじの焼き入れ
 が剥けて,削れるようになると書いてありましたが,アルミ
 や真鍮素材とは,全くの別物で,なかなか削れなくて,
 苦労しました。
 本日,やっとそのこつがつかめ,ボールねじ加工のめどが
 たちました。これで,フライス盤をボールねじ化するための
 入り口にたちました。
 ただ,当初の予定と違って,軸端を12mm径にすると,ねじ
 の部分ががまだのこるようなので,最大11mmの軸径にする
 ようですが,残念ながら,11mm内径のベアリングがないよう
 
 なので,軸端は,10mmにするようかなと考えています。
 軸端をオリジナルの台形ねじより長めに作って,後日調整
 しようと思ってます。本当は,ボールねじ,リード2mmの物にに
 したかったのですが,5mmの物しか入手できなかったので,
 精度は,オリジナルの台形ねじが,約1.5mmですから,約1/3
 の荒さになってしまいます。
 オリジナルのダイアルの一メモリ,0.025mmですから,一メモリ,
 0.075mmになります。