---旋盤の不具合---

 初めて購入して、あれこれ工作に使っているFL350Eですが、
 またしても、不具合です。

 

 X軸のステージ(赤矢印)が、0.5~1.0mm程度、がくっと
 手前に動くようになりました。
 ここは、X2互換機フライスと同じで、リテーナーで、シャフトを
 受けている構造で、強く締め付けると、ハンドルが回らな
 くなります。
 X2互換のフライスは、リテーナーを自作、スラストベアリング
 を埋め込んで、いくらしめこんでも、スムーズに回るように、
 改造しました。
 旋盤は、どうしましょうか。スペースが狭く、リテーナーに
 二つのスラストベアリングを埋め込むには、無理があります。
 どうしましょうかねえ。構造を考えながら、考えましょう。

 

 メタル軸受けのようで、赤線のガタがあります。
 切削を始めると、黄色矢印の方向に押されて、狂いがでま
 す。
 ずっと使い続けると、リテーナーの受け部分が摩耗して、
 ガタがでるんでしょうね。ハンドルのねじをいくらしめても、
 このガタをとることは、できません。構造的な欠陥ですねえ。
 加工が少なくできそうなのは、前後に
 スラストベアリング(赤部分)を入れて、後ろから、引っ張る
 構造にすると大丈夫でしょうか。

 

 こんな構造なら、できそうですね。早速必要な部分を採寸して、
 部品の調達をします。

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