---PICの罠(MCLR偏)---

 以前アドバイスいただいたことを試してみようと、下記のような
 実験回路を組みました。

 
 この回路で、

      while(1){
         PORTA=~PORTA
         WaitTime(20000);
      }

 初期設定はありますが、このプログラムを走らせました。
 すると、最初は、思った動作をしますが、

 

 途中で、止まってしまいます。プログラム的には、間違いは
 ありません。
 PICの足に触ると、動き出したり、止まったり、動作が安定し
 ません。
 
 通常は、○ドウインの基板を使ってテストしてますが、
 この基板で動いて、ブレッドボードで実行すると、回路は、
 間違ってないのに動かないという事象に遭遇しました。
 違いを考えると、○ドウインの回路は、リセットの回路が組まれ
 ていますが、ブレッドボードでは、組まれていません。
 NETで検索するとありました。MCLRと呼ばれるリセットに使わ
 れる端子を有効にしておくと、リセットの回路がない状態で
 は、不安定になるとありました。
 
 そこで、前述のプログラムのconfigの設定を、
     MCLREN→MCLRDIS
 にして、再度コンパイル、それで、動かしてみました。

 

  あっけなく動きました。
  アドバイスいただいた通りの動作でした。
  LEDの極性を反対にして、ポートにつなぐのが味噌です。
  プログラムでは、時間をおいて、HIGHとLOWを繰り返して
  るだけです。
  こうすることで、PICがHIGHになると吸い出し?でLEDが
  点灯し、LOWになると吸い込みでLEDがつきます。
  私には、目から鱗でした。
  PICのポートが少ない時は、応用ができ
  そうです。

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