---新しい開発環境(2)---

  X IDEの開発環境で、いくつかプログラムを書いて見ました。
  驚いたのは、「あまりにも親切過ぎる」でした。
  最近の一太郎やWORDのように、やろうとしていることを
  先読みして、自動でやってくれます。
  一太郎等では、冒頭に句読点がくると、行間をつめて、
  句読点を行の終わりの位置にもってくるということを自動
  でやってくれます。これと同じように、いろいろ、自動でや
  ってくれます。ただ、この「親切」がくせ者で、時に、意図し
  たことと違う結果になってしまいます。行頭の禁則処理を
  自動でやると、行ごとの文字間隔がちがって、見栄えが
  悪くなるので、この辺が、一番いやなところです。
 
  この意味で、最近のワープロソフトは、嫌いでした。さすが
  使わなくなりましたが、PCになってからも、OASYSという
  ワープロソフトを使い続けたのも、この親切さがなかった
  からです。
  さて、X IDEですが、使ってみて、ことのほか便利なようです。
  何よりも、作成途中で、シンタックスエラーがあると、その都度
  知らせてくれます。

  

  黄矢印の行に「;」がないシンタックスエラーがありますが、
  次の行の緑矢印の所にきちんと、「びっくりマーク」が表示
  され、エラーのあることを示してくれます。
  「;」をつけてやると、ちょっとタイムラグがありますが、
  びっくりマークは、すぐに消えます。
  未定義の変数等についても同じように知らせてくれますの
  ので、開発時間が短縮されるかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA