タナカ TBC256H 刈り払い機の不具合 (2)

修理が終わり,無事自動車屋さんから,帰ってきました。

前回頼んだ部分も含めてきれいに直ってきました。

直すために,本体から外したファンです。

外すにあたって,ベアリングプーラー形状の治具を付け焼き刃的に作りました。三カ所穴を開けて,真ん中に
ネジを切っただけのものです。

クラッチシューを固定している穴が利用できました。TBC-2400のものとは形状が違うので,外すのは楽でし
た。ただ,外したクラッチシューも見てみると,2カ所クラックが入ってます。黄色矢印,まあ,しばらく
は,使えると思いますが,だめになったら,〇オクですね。

また,ネジが折れて,とれなくなったところは,ドリルで穴を開けて,無理矢理外しました。マフラー部分
なので,それほど精度は要求されないでしょうから,このあと,ヘリサートで,穴を修理して,マフラーを
装着します。

タナカ TBC-2400 (2)

固着したネジを外し,フルスロットにすると,エンジンが止まる原因は,キャブレターだろうと想像し思
い切ってキャブレターを互換品に交換しました。交換したのは,ワルボロ WYLタイプというものです。
ピコピコ(ダイヤフラム?)だけを交換してもよかたのですが,ダイヤフラムが約1000円,キャブ
自体が1800円程度なので,ダイヤフラムの交換だけで,もし,うまくいかなかったら,余分な出費
になるので,全体を交換しました。

すると案の定,調子よく回転して,フルスロットにしても,とまることなく高回転になります。
が,しかし,が,しかし
ばかなことをやりました。クラッチドラムから離した状態で回転させたため,クラッチ(遠心クラッチ)
を飛ばしてしましました。当たり前ですよね,ドラムがあるから外側に行くのに制限がかかったのに制限
がなくなったのですから,ものの見事にとびだしました。怪我しなくてよかったです。

写真の黄色矢印が,伸びきったバネ,赤矢印が,回収できたクラッチシューです。肝心な部品を破損させ
てしまっで,どうしようかと思いましたが,新品が手に入らないかと,何度か部品を注文したHCにいきま
したが,エンジン自体を作ってないので,取り寄せもできないと,けんもほろろに断られてしましました。

半分あきらめましたが,〇オクで,クラッチシューの付いている同じメーカーのヘッジトリマーのエンジン
をみつけ,ダメもとで落札しました。結果ビンゴでした。サイズはほぼ同じで,使えそうです。

右がオリジナルのシューで,左がヘッジトリマーのものです。中央部分に出っ張り?があるので,これを落と
せば大丈夫そうです。これで,整備完了すれば,しばらく使えそうです。

************************その後****************************
実家にて,フライスで加工し,無事装着し終えました。全部組み立ててみましたが,キャブを交換したせいか
スロットルワイヤーの調整も必要なようで,調整用のアジャスターを頼みました。

タナカ TBC256H 刈り払い機の不具合 (1)

長年使っていたタナカの刈り払い機が故障です。この機種は,とっくに廃盤になっていて,メーカーでは,
修理も受け付け終了しています。もっとも,受付をしていても,結構な値段になるでしょうから,修理には
出すつもりはありませんが,部品は在庫が残っていれば取り寄せ可能なようですが,この部品を交換となる
結構大事になるので,困ったときの自動車屋さん,ということで,相談しました。

写真の黄色矢印のところが見事に割れてます。エンジンのマウント部分なので,ここがくっつきさえすれば,
しばらく使えそうなので,本日,自動車屋さんに,修理の依頼してきます。多分,エンジンはアルミの合金な
ので,うまく溶接できるかもしれません。とりあえず使えるようになればいいのですが・・・・・・

ただ,マフラーを外している時に,固定のねじを一本,ねじ切ってしまいました。これもとらなければなりま
せんが,しばらく遊べそうです。だいだい矢印が切ってしまったねじです。

年数,かなり使っているので,劣化していたんでしょうね。

******************その後***************************
数日後,自動車屋さんから溶接が終わったの連絡があり,取りに行きました。溶接の関係で,ファンの
ケース?部分に溶けたアルミがたれてしまったとのことで,そのままではファンが動かないので削る必
要があるとのことでした。
エンジン部分を,竿?から外し,クラッチシューも外し,ファンも外しました。すると,ファンのケー
ス部分にもう一カ所,クラックがあるので,再び,自動車屋さんにお願いすることになりました。

タナカ TBC-2400 (1)

愛用していたTBC256の刈り払い機が病院入りなので,急遽同じタナカのTBC-2400という刈り払い機を某オ
クで落札しました。
エンジンをかけて,みると,フルスロットにすると,止まってしまいます。これは,整備が必要かなと思
いましたが,とりあえず,30分ほど,実際の草刈りにつかいました。
使えないことはないのですが,フルスロットにできないのが,気持ち悪いので,整備をはじめました。
原因は,マフラーのつまりか,キャブレターの不調,その他なので,ばらしてみましたが,なんと,
TBC256と同じ側の六角ボルトが固着して,外せませんでした。途中で折れるとやっかいなので,頭を
けずってマフラーを外し,ねじだけを露出させて,外すべくあれこれやりました。ご多分にもれす,
  〇浸透剤をかける(ラスペネ)
  〇あぶる
  〇ネジザウルスでまわす
  〇バイスプライヤーとモンキーレンチでまわす。
  〇モンキーレンチでまわす
あれこれ3日ほどやりました。結局,残っていた部分をデスクグライダーで多少けずって,モンキー
レンチで気長にやって,はずれました。「グキ」とちょっとゆるんだので,閉めたり,緩めた
を何回も繰り返し,やっとでした。外したネジです。

写真の先端の外に出ていた部分がなめています。
外気に触れている部分が,錆びて,外れるのをじゃましてたようです。エンジンと接触している部分は,
錆びてなかったようです。出ている部分の錆を十分おとすか,可能なら,その部分を削ってしまえば,
すんなりいったのかもしれません。

マフラーを外して,排気口を見てみましたが。,カーボンは詰まっていませんでした。この分だと
フルスロットでとまるのは,キャブレターのピコピコ?の劣化でしょうかね。

自作実験用電源-修理(2)

あれこれやって,やっと修理?できました。手持ちのトランジスタ交換したり,抵抗やらダイオードやらテス
ターで調べたりしましたが,直りませんでした。コンデンサー?と思いつき,一番大きなコンデンサーを外し
てみると,液漏れを発見しました。これかなとも思いましたが,交換しても変化なし。

何日か前に,届いたD438のトランジスターですが,基盤から外して,トランジスターテスターで調べても,数
値が表示されますので,故障してないのかなと思いましたが,新品と比べると明らかに数値が違います。もし
かして,同じ型番でも別物なのかななんて思ってました。

新品のものは,

の表示です。既存のものが故障とは思えなかったので,そのままにしていましたが,ダメ元で交換しました。
結果,見事復活です。このトランジスタが悪さしていたんですね。犯人は,D438の型番のトランジスターで
した。あれこれ調べるのに,DSO-TC3というものを買いましたが,手軽でいいのですが,トランジスターの
故障は,表示できないようですね。
ちなみに,

テスターでトランジスタの『不良・故障』を確認する方法!

を参考にテスターで導通を調べてみても,異常はありませんでした。新品に取り替えた動作するようになった
のは,謎です。

自作実験用電源-修理(1)

もう,30年ぐらい前になるのでしょうか,アマチュア無線の免許をとったころに秋月のキッとで実験用の電源
をつくりました。時々引っ張り出して使ってたのですが,分圧の実験をしようと思ってだして電源を入れてみ
ると,電圧の調整ができなくなっていました。どこで,この部材を調達したのかわすれていたのですが,秋月
をみてみるとなんと,同じものの基板がまだ販売されています。さすが,2N3055のトランジスターは別な
物が使われているようですが,まだ販売されていたことにおどろいています。

いたってシンプルな作りですが,当時,CNCもなく,ドリル,ヤスリ等を使ってアルミの穴開けをし,時間
をかけて作ったものです。メーターもアナログのメーターで,ケースにさびはでてますが捨てるにはもったい
ないので,修理してみようかと思います。

故障の原因はよっく分からないのですが,多分,ICのような気がしています。秋月では,100円程度なの
でこれもなんかのついでに買おうかと思ってます。最悪,電源基板の一式が1500円なので,基板を交換で
もいいかなと思ってます。

----その後
ICが届いたので,交換してみました。結果,変わりませんでした。コントロール用のトランジスタかなとも思
い,同じ型番で手持ちのものだけ交換してみました。2SA1015と2SC1815を交換してみましたが,これでも
直りませんでした。後は,D438と表記のあるパワートランジスタですが,手元にないので,交換できませ
ん。故障の可能性があるのは,このトランジスタでしょうかね。〇Zonにも売っているのですが,高い。
基板ごと交換でしょうかね。

網戸戸車交換 BF型 網戸-031

長年使ってた居間の網戸の開け閉めがしづらくなってきました。戸車が摩耗してきたせいです。交換しようと
あれこれ下調べをしましたが,メーカーにもYoutubeにも交換方法がありませんでした。それと,古い網戸の
せいで,型番もわかりません。網戸をはずして大きさを測り,形状が似たものを注文しました。結果同じも
のでした。

一番安い〇Zonで買いましたが高いです。1つ1500円なり。下記が外したものです。

外したものをみてみると,車のレールにあたる部分が,保持しているガイドより下になっていましたのでこ
れでは,スムーズに動かないはずです。取り外しに手こずるかと思いましたが下記の手順であっさりでした。

ねじが2つ見えますので,戸車のユニットの下(2つのねじの間)にドライバーを差し込みます。

てこにしてユニット部分を上に上げると,写真のようになります。

これを手で引き抜きます。その後新しい部品を古い部品を同じ位置に差し込みます。部品の底が,
サッシにせっするように押し込めば完成です。
今回は,純正の部品を使いましたが,サイズ的には,下記の部品も使えそうなので,次回は,これを
使ってみようと思います。値段的には,2つ交換しても,1/5ですみます。>

---翌日----

居間からウッドデッキへの網戸がもう一つあったので,前掲の安いキャスターに交換しました。

問題無く設置できました。ただ,網戸をスライドさせたときの感触は,純正のものよりも抵抗がある
ような気がします。(滑りがわるいかな)でも,十分使えます。

赤外線リモコンリピーター(中継器)(3)

ESP32のリピーターですが,難航してます。とりあえず,信号を送ることはできるようですが,まず取り組ん
だのは,38kHzの変調をすることです。下記のようなスケッチで,波長を探りました。

 startTime = millis();
  for(unsigned long k=0;k<38000;k++){
    digitalWrite(IR_TRANS_PIN, HIGH);
    delayMicroseconds(11);   // キャリア周波数38kHzでON/OFFするよう時間調整
    digitalWrite(IR_TRANS_PIN, LOW);
    delayMicroseconds(14);   // キャリア周波数38kHzでON/OFFするよう時間調整
  }
  endTime=millis();


  Serial.println(endTime-startTime);

出力をハイにするための  delayMicroseconds(**); の括弧のなかの数値を調整して,計測時間が
1000msに近くなるように調整しました。その際,ピンの出力をHIGHにしたときと,LOWにしたときの
時間が,1:3(デュティ比1/3)になるようにしました。その後,実際に動かしてみて,リモコンで
機器が反応するように調整をしました。結果,デュティ比1/3では,反応せす,11:14 ぐらいで反応
しました。
リピーターとして動かすスケッチは至ってシンプルで,受光部からの信号が-の出力があるときだけ赤外
線をだせばいいので,

void loop() {
  while(digitalRead(IR_RECIVE_PIN) == 0 ) {   // 赤外線を検知=0, 検知していない=1
      digitalWrite(IR_TRANS_PIN, HIGH);
      delayMicroseconds(11);   // キャリア周波数38kHzでON/OFFするよう時間調整
      digitalWrite(IR_TRANS_PIN, LOW);
      delayMicroseconds(14);   // キャリア周波数38kHzでON/OFFするよう時間調整
  }
}

初期設定を除いたLOOPはこれだけです。
下記のようなPWMを発生するコマンドもあって,

ledcWriteTone(LEDC_CHANNEL,CARRIER_FREQ);

簡単に38Khzの信号がだせるのですが,このコマンドの後に何かをすると,うまく動かなくなります。
間に,delay(5) ぐらいの間をとらないとだめみたいなので,あまり好きではないのですが,使うのを
やめて

delayMicroseconds(**);

を使って,38kHzの信号を作成しました。

赤外線リモコンリピーター(中継器)(2)

ESP32を使った回路と,既存のレピーターを使った回路であれこれやっています。ESP32を使った回路はなか
なかうまくいきませんが,既存のレピーターを使った回路の改造は,比較的うまくいってます。

写真のように既存のものに,トランジスターをいれて,赤外線LEDをセットしました。この構成で,オリジ
ナルででは,コントロールできなかった,台所のLEDライトのコントロールができました。

回路図では,上記のようになります。手持ちの部品でいろいろやりましたが,2SA1015と2SC1815のトラン
ジスタを使ったものが比較的成績がいいです。この既存のレピーターの受信部は,多分オープンコレクタ
ーの構成になってるのかなと想像してます。できれば,このまま使いたいので,受信部の分解はしていま
せんが,どんな回路なのか興味のあるところです。
ESP32を使った方は,手こずっています。何とか,コントロールするところまで,はこぎ着けたのですが,
送信の赤外線LEDと コントロール する機器の距離がとれません。2SC1815で,増幅して使っているので
すが,うまくいきません。GPIO 端子の出力電流が足りないのか,そのためトランジスタのベースに十分
流せないのか,無い頭をなやませています。

ESP32 リセットを繰り返す 問題

ちまたで結構話題のある表題の問題にぶち当たりました。使い始めた頃は,何の疑問も持ちませんでしたが,
シリアルモニターで確認すると,リセットを繰り返す症状に我慢ができなくなりました。
同じ問題で,悩んでいらっる方も結構いるようで,その対処方については,いろいろのっていました。その
全部をやりましたが,結局それらの方法では,だめでした。やったのは,次のような方法です。

1--Flash Frequency を 80Hz から 40Hz に下げて書き込む。
2--Flash Mode を QIO から DIO に変更する。
3--USBケーブルを太い物に変える。
4--フラッシュメモリーをクリアーする。
5--別なESP32で実行する

結果どれも効果がありませんでした。ただ,4番目のフラッシュメモリ-のクリアーについては,多少苦労し
しましたので,ちょっと補足。下記の命令を WINDOWS のコマンドプロンプトから打つのですが,

esptool.exe –chip esp32 –port COM6 –baud 921600 erase_flash

コマンドプロンプトを開いて,そのままでは,エラーが帰ってきます。このままでは,esptool.exe のおい
てあるるフォルダーへのパスが通ってないので,エラーになります。こうならないように,
カレントディレクトリーを移動してやらないとだめです。私の環境では,

\Users\*******\AppData\Local\Arduino15\packages\esp32\tools\esptool_py\4.5.1

という深い位置に,esptool.exe はありますので,

cd \Users\*******\AppData\Local\Arduino15\packages\esp32\tools\esptool_py\4.5.1

というように cd (チェンジディレクトリー)のコマンドで,移動した後に,上記の esptool.exe を
実行します。比較的最近始められた方は、コマンドプロンプトの使い方なれてないでしょうから、苦労する
かなと思います。詳しいわけではないのですが、大昔に、MS-DOS を経験していますので、それほど苦労せ
ずに、実行できました。ただ、ディレクトリー(フォルダー)を移動するにあたって、階層が深いので、
全部打ち込むのは間違いも多く面倒なので、esptool.exe のプロパティを開いて、場所 から、
ディレクトリーをコピーしたものをテキストエディターにはりつけておいて、それをされにコピーして、
コマンドプロンプトにペーストするという方法で、やりました。

しかし、このいずれもだめでしたが、ふとしたことで、ある方のHPをみて、変更してみるとあっけなく解消
できました。

Event Run On Core0 →→ Core1
Arduino Run On Core0 →→ Core1

に変更したところ、あっけなく解消しました。デフォルトの設定はわかりませんし、どの設定で使うのが正解
なのかはわかりませんが、取り合えず解消しました。あとで、分かったことなのですが、ESP32はデュアルコ
アなので、高性能な反面、設定等、私みたいな、新参者には難しいのかなと感じました。