---バックプレートの作成---

 部品の到着がまだなので、スラストベアリングが到着してから、
 ダイヤルの加工をします。
 ロータリーテーブルを出したついでに、のびのびになっていた
 旋盤のチャックのバックプレートを作成します。
 しばらく前に、某オクで落札していたKITAGAWA(SC-3 85φ)
 のチャックにつけます。

 

 今ついている旋盤のチャックの精度がいまいちなので、使って
 みようと思います。ただ、精度よくバックプレートが作れるか
 ちょっと疑問です。
 バックプレート用の部材をロータリーテーブルにセットします。
 芯だしをしなくても、影響はないと思うのですが、一応
 芯だしをやります。芯だしをしないと、外形を切削するため、
 半径が小さくなります。スピンドルのBCDの位置決めには、
 芯だしをしておくと、楽です。
 四つ爪だと、それほど苦労しなくても、1/100程度までなら、
 芯だしが可能です。もっとも、1/1000まで、計測できる
 ダイヤルゲージがありませんので・・・・・。
 そして、現物あわせで、スピンドルの凸形状に合うように、
 凹を削ります。

 

 このあと、スタッドボルトをつけて、旋盤のスピンドルに
 セットして、チャック側の切削をします。
 このバックプレートの部材は、LittleMachinShop.comからの
 個人輸入です。一から作成するのは、ちょっとなので
 ついでに購入したものです。
 中心に穴が開いてないと、正確なけがきができるのですが。
 後で、穴を埋めて、スタットボルト用のけがきをするようです
 ね。本当は、けがきをしてから、切削ですが、いつも行き
 当たりばったりです。

---旋盤 ミニ改造 (5)---

 過日、町工場で、旋盤を使っている番組がありました。
 ダイヤモンドチップを使っていて、一回切削すると、鏡面の
 ようになりました。うらやましい限りです。
 我が、卓上旋盤では、道具も技術もですが、鏡面には、
 ほど遠いです。機械そのもに細かい振動もあるようで、
 この振動がなくならないと、表面がきれいにはならない
 でしょうね。
 ということで、切削が終わった部材をせっせと、ダイヤモンド
 砥石で、なめらかにしました。

 

 まあ、表面はかなりなめらかになりましたが、このくらいの
 表面に、切削だけでなると言うことないのですが、難しい
 です。
 この部品は、X軸のダイヤルの部分ですが、この後、フライスで、
 スラストベアリングの座繰りと、仕上げをします。
 以前、同じように、クロススライドの目盛りにスラストベアリング
 を挿入していた先達がいるのを思い出しました。
 この方は、目盛り部分の部品をドーナツ状に加工して、
 送りネジより大きめのスラストベアリングを使って、目盛りも
 回転させて0点を変更できるようにしてあります。
 DROがあるので、0点が動かなくてもいいかなと思います。
 内径12mmのスラストベアリングを使う予定です。
 ---追記---
   送りネジをよく見たら、バネの入っている部分があります。
   やはり、先達と同じ構造にしないと、スラストベアリング
   が不安定になりそうです。一つ上の内径15mmを使う
   ようですね。

---旋盤 ミニ改造 (4)---

 背面のプレートの加工が終わり、仮組です。

 .

 多少の修正が必要でしたが、だいたい思った位置にセット
 することができました。
 後から、ステッピングモーターをつけてもいいように、3カ所
 ネジを切っておきました。
 どの程度の力で回すことができるのか、モンキースパナで
 咥えて、バネばかりではかって見ました。
 動き出すのに、15cmのところに加えた力は、約0.45kg
 でした。これ、正式の単位で表すとどうなるでしょう。
 また勉強です。

---旋盤 ミニ改造 (3)---

 毎日少しずつ、旋盤のミニ改造をしています。やっと、送りネジ
 の加工が終わりました。延長した部材が柔らかいのか、旋盤
 で加工していると、変形(曲がる)ってしまうようです。

 

 部材には、大きな力がかかるようです。
 背面の固定用のプレートも加工がほぼ終わりました。
 あと、ネジを3カ所切れば完成です。

 

 細かい精度を出すのは、やはり難しいですね。

---旋盤 ミニ改造 (2)---

 旋盤のミニ改造です。旋盤の部品が届いたので、ミニ改造
 のための加工です。
 部品でたのんだのは、X軸の送りネジです。改造に旋盤を
 使うので、送りネジを外してしまうと、旋盤が使えないので、
 部品を購入しました。
 X軸のオーケー送りネジに穴を開けてネジを切る予定で
 したが、寸法を間違えたので、穴にちょっときつめの部品を
 圧入して、固定します。

 

 強度が心配ですが、また、嫌気性の接着材で固定します。

 

 曲がりもなくまっすぐに圧入できました。
 この状態で、旋盤に加えて、圧入した部分を、目的の太さ
 まで、削ります。こうやって、削れば、圧入の際に、多少芯が
 がずれても、影響がなくなります。

 

 もっとも、それほど高速回転をするわけでもないので、
 大丈夫ですが。
 このあとベアリング固定ようのネジきりと
 Dカットをします。

---旋盤 ミニ改造---

 旋盤のミニ改造をしています。たいしたことはしてないのですが、
 一つは、送り台のガタをなくすべく、スラストベアリング組み込み
 の改造。
 もう一つは、親ねじの固定にもガタがあるので、ここにもスラスト
 ベアリングを入れてます。
 次のような部品を作りました。

 

 この部品を親ねじ右端にねじを切って、取り付けます。

 

 Dカットは、ステッピングモーターのカップリング用でした。
 部品は、嫌気性の接着剤で、固定しました。
 それから、親ねじ右側軸受けの片側を加工しました。

 

 スラストベアリングで、両側から挟む格好にします。

---旋盤の不具合---

 初めて購入して、あれこれ工作に使っているFL350Eですが、
 またしても、不具合です。

 

 X軸のステージ(赤矢印)が、0.5~1.0mm程度、がくっと
 手前に動くようになりました。
 ここは、X2互換機フライスと同じで、リテーナーで、シャフトを
 受けている構造で、強く締め付けると、ハンドルが回らな
 くなります。
 X2互換のフライスは、リテーナーを自作、スラストベアリング
 を埋め込んで、いくらしめこんでも、スムーズに回るように、
 改造しました。
 旋盤は、どうしましょうか。スペースが狭く、リテーナーに
 二つのスラストベアリングを埋め込むには、無理があります。
 どうしましょうかねえ。構造を考えながら、考えましょう。

 

 メタル軸受けのようで、赤線のガタがあります。
 切削を始めると、黄色矢印の方向に押されて、狂いがでま
 す。
 ずっと使い続けると、リテーナーの受け部分が摩耗して、
 ガタがでるんでしょうね。ハンドルのねじをいくらしめても、
 このガタをとることは、できません。構造的な欠陥ですねえ。
 加工が少なくできそうなのは、前後に
 スラストベアリング(赤部分)を入れて、後ろから、引っ張る
 構造にすると大丈夫でしょうか。

 

 こんな構造なら、できそうですね。早速必要な部分を採寸して、
 部品の調達をします。

---「食い込み」は恐ろしい!---

 旋盤で,アルミの加工をしていると,案の状何回かの食い
 込み。
 いつものことなので,驚きませんでしたが,何回か目の食い
 込みでびっくりです。なんと今回は,チップを止めているネジ
 が切れて,チップが取れてしまいました。

 

 恐ろしい力がかかるようです。
 なけなしの突っ切りバイトを破損させたのも,食い込み
 でした。
 使ってルボルトがもうちょっと太ければ,取ることもできる
 のですが,このボルトでは,ちょっと,
 無理でしょうかね。

---旋盤プチ改造---

 過日作った,真鍮のヤトイ,といってもただの円盤ですが,
 端面の処理が済んでなかったので,端面処理をします。

 YUSAさんのHPを参考
 に,旋盤のプチ改造です。チャックの入り口を手持ちのヤスリを
 エアーリュータ-につけて,段差をほんのちょっとつけました。
 本当は,ダイヤモンドホイールできちんと段差をつけたかったのですが,
 手持ちがなかったので,砥石にしました。結果,わずかしか
 段差がつきませんでしたが,円盤をくわえることができ,
 端面の加工ができました。

 

 養生のタオル置いたまま端面を削ってしまいました。
 チャックの段差はほんのすこしでしたが,安定
 して削れました。段差がもうちょっとあると,セットもしやすく
 なり,安定してくわえることができると思います。

---DRO表示部ホルダー---

 今まで,有り余りの材木で,簡易的に表示部を乗せるホルダー
 を作って,使用してましたが,再取り付けにあたって,IPADの
 くねくねホルダーを使ってみました。

 

 表示部の固定用に部品を作成するようですが,色々動かせる
 ので良いようです。

 

 
 とりあえず,クランプかなんかで,固定して,
 部品ができるまで,使って見ようと思います。