--手パ(手動パルスジェネレイター・・MPG)の設定(3)--

 私が一番はじめに使い始めた手パです。この頃は、何も
 分からず設定がいらないということで、購入、使い始めました。
 その機能について見てみると、よくできてると思います。

 

 USBを接続すれば、表記の機能が使えます。
 本体に、文字の記入はありませんので、私が入れました。
 内部は、大きな目のIC一つと小さめのIC二つとタクトスイッチ
 が並んでいるのが見えます。

 

 ジョイスティックと同じような構造なんでしょうか。
 ICについては、私の理解を遙かに超えてます。
 大きめのICは、FPGA?なんでしょうか、全く未知の世界です。
 いじってて、おもしろいことに気づきました。
 CONTモードにして、ダイヤルを回すと、CONTの表示がつい
 たままSTEPがついたり消えたりします。
 CONTの動作ですが、きちんとSTEPを刻んで正確に回ります。

 

 どのようなモードになってるかは、不明です。
 この手パは、旧モデルで、今のモデルは、スイッチが一つ
 増えています。
 いろいろいじって、やっと、その使い方が見えてきました。
 頭がかたくなってるんでしょうかね・・・・・・。

--手パ(手動パルスジェネレイター・・MPG)の設定(2)--

 今までは、○ルムさんの手パや画面のJogを何となく使って
 ました。動かなくなると、あれこれいじって、動けばいいや
 みたいな、恐ろしい使い方でした。MPGを接続設定するにあ
 たって、いろいろ分かりました。
 Machの画面にTabキーで表示されるJogの画面は、Jogと
 しても使えるし、MPGの設定もできるし、MPGやJOGの
 モニターの役割をしたりと、MPGとも密接な関係があるよ
 うです。
 MPGを使っていても、Jogの画面で設定を変えたりすることも
 可能です。
 Machのマニュアルにでていることで、今更、という感じでもあ
 りますが、自分の覚え書きとして、残しておきます。

 

 Jogの写真ですが、マニュアル等を見ても、Shuttle Modeの
 機能について、見つけられませんでした。
 まず、緑枠のJog Mode ですが、JogとMPGの切り替えと
 Jogのモードの設定のようです。
 Contに黄色の表示があるときは、X+等をクリックしている
 間だけ、その軸が移動します。MPGのVelocity Onlyや
 Multi-Stepと同じような動きをします。
 Stepに黄色表示があるときは、同じようにX+等をクリック
 しても、Cycle Jog Stepステップに表示されている数字
 の分だけ動いて、自動で止まります。MPGのSingle Step
 と同じ動きです。
 MPGの所に黄色表示がつくようにすると、画面のJogは使え
 なくなり、外部接続のMPGの操作に切り替わります。
 MPGの操作時は、赤枠にモードが表示され、ここで切り替え
 もできます。 
 
 赤枠は、MPGの設定で、(1)のコラムにまとめた動きをします。
 Screen4で機能が確認できるのでしょうが、今のところ、Jog
 の出し方が分からないので、確認できませんが、内部的には、
 OEMコードと同じ機能が割り付けられているような気がします。

    Velocity Only→303
    Step/Velocity→304
    Single Step →305
    Multi Step  →306

 赤枠の間にある、%と表示ですが、右上のCALボタンを押して、
 MPGの調整をしたときの計算結果が入るようです。
 このへんは、諸兄のHPに詳しくのっています。
 MPGを使うにあたっては、Jog画面をだしておくと結構便利
 な使い方ができそうな気がします。
 特に、Step Valueでは、10種類のなかから値を選択でき
 ますが、(直接キーボードから値も入力できるようです。)
 MPGのロータリースイッチからの設定では、せいぜい
 3つか4つのなかからしか選べませんが、Jog画面では、
 どの設定でも選べます。この辺は、使い方によっては、
 便利でしょうが、反面、きと、危険な使い方でもあるような
 気がします。
 あれこれ調べましたが、
 Jog increment cycle(171)の機能が確認できません
 でした。ただ、OEMトリガーの設定で、171の設定をす
 すと、このモードに入るたびに、Cycle Jog Stepで表示
 される値が、移動していきました。もしかして、このような
 使い方をするのかとも思いましたが、不明です。

--手パ(手動パルスジェネレイター・・MPG)の設定(1)--

 SSに手パ(以下MPG)を接続して、なんとか動かせるように
 なりました。
 設定がいまいちなところがあったので、OEMコード表をなが
 めながら、あれこれやりました。
 一つ分かったのは、市販のMPGのセレクターの表記に
 X1、X10、X100とあったのは、どうやら、速度のことでは
 なかったようです。
 この表記は、general config画面(赤枠)の表の設定を
 表していたようです。表の設定を変えることで、移動距離
 を10種類に変更できます。
 この表の数値は、TABキーでジョグダイヤルを画面にだ
 して、黄色枠の Cycle Jog Stepをクリックすると、表の10個
 の設定を順次全部確認できます。

 

 この、数値にしたがって、MPGでも、動かすことができます。
 MPGの設定では、こ表の数値を、

     Select Step value (1~10)
     (コード 256~274)
 と
     Select Jog Increment(1~10)
      (コード 191~200)
 
 の2種類で指定できるようです。1を選べば表の一番上の値に
 2を選べば、表の二番目の値にセットされるようです。
 この二つのコードは、別なコードとセットで使用すると意味を
 もつようです。

 Select Step value(No)は、
  
     Set MPG jyogging mode=do single exact step
      (コード 305)
     Set MPG jyogging mode=do multiple exact step
      (コード 306)

 と組みあわせで使われるようです。この組み合わせて、
 正確に移動させることができます。do single exact step
 では、MPGをちょっと動かせば、一回の移動量は、

     Select Step value (1~10)

 で選んだ量で、選んだ量だけ移動すると、自動でとまります。
 do multiple exact stepとの組みあわせでは、MPGのクリック
 した数に応じて、

  Select Step value (1~10)×クリック数

 だけ動いて、自動でとまります。
 また、

 Select Jog Increment(1~10)は、
   Jog Incrementa cycle
    (コード 171)

 との組みあわせで意味を持つようです。
 以前から、USB接続の○ルムさんの手パを使ってましたが、

 

 思った量だけ移動させられず、焼きもしていました。
 これも、きちんと設定すれば、クリック数に応じて一定量
 だけ移動できそうな気がしてきました。

---手パ(手動パルスジェネレーター)切り替え器制作(8)---

 速度の設定等まだ未知数ですが、手パをSS(スムーズ
 ステッパー)に接続、MACHで動作を確認することができま
 した。
 プラグインのモニターの画面で、PINの状態を確認すると、
 切り替えスイッチのPINも、手パ信号もちゃんと拾ってます。
 手パの信号は、エンコーダーの5に入るようです。1~4は
 DROの信号なんでしょうかね。

 

 青矢印や赤矢印や黄色矢印の部分がきちんと反応してく
 れてますが、 それぞれの軸の数字が変化してくれません。
 あれこれやりましたが、

 

 SSの設定画面の、ポート2の2~9ピンの切り替えを「IN」にし
 て、MACHを再起動したら、やっと動くようになりました。
 今回の設定は、諸兄の設定とほぼ同じです。
 入力ピンの設定と、OEMトリガーと、Encorder/MPG’sの設定です。
 下記のようにしました。

 

 

 

 やはり、それにしても、先達は、すごいです。

---手パ(手動パルスジェネレーター)切り替え器制作(7)---

 ケースに組み込む準備ができましたので、組み込み前の
 テストです。


 LEDの表示もいいようです。1カ所LEDが点灯しない所が
 ありましたが、半田付けの不良でした。
 出力部分のフォットカプラーもLEDの表示に従って、
 接地されるようです。
 今回、ケースに組み込むにあたって、ハードとソフトを多少
 変更して、切り替えがスムーズにいくようにしました。
 そのため、両側ONの跳ね返りスイッチを使い、プログラム
 も多少手を加えました。仕様を変更しても、大部分は、
 プログラムで対処できるのがいいところでしょうか。
 コメント等変更前のものが残ってますが、
 今回使ったプログラムです。
 必要な配線をして、ケースに組み込みます。
 電源は、SSス(ムーズステッパー)から供給するようにします
 ので、SSの設定を外部電源に変更します。

---手パ(手動パルスジェネレーター)切り替え器制作(6)---

 SS(スムーズステッパー)内の配線やら、接続ケーブルやら
 作成します。
 ケースにとりあえずいれておいたSSの基板とコネクター
 の配線を自作の基板(単なる端子台)を経由してしました。
 忘れないために、次のような表を作って配線です。
   (追記 思い違いがあったので、訂正・追記)
      コネクター SS側         MACH設定
       1     ポート3の1     MPG#1(A)へ
       2     ポート3の2     MPG#1(B)へ
       4     5V(外部電源)
       9     ポート2の2     OEM Trig #1へ
      10     ポート2の3 OEM Trig #2+OEM Trig #3
      11     ポート2の4     OEM Trig #3 #4
      12     ポート2の5     OEM Trig #4 #5
      13     ポート2の6     OEM Trig #5 #6
      14     ポート2の7     OEM Trig #6 #7
      15     ポート2の8     OEM Trig #7 #8
      16     ポート2の25(GND)

 

 同時に接続ケーブルもテスターで確認しながら、作成です。

 
 フラットケーブル作成に使ったクランプで端子を固定しながら、
 半田付けです。
 という訳で、完成しました。

 

 代わり映えしない写真ですが、こうやって両端にコネクターを
 つけただけで、材料から部品みたいな感じになるのが
 不思議です。
 ついでにSSをPCに接続して、端子の確認です。
 Machを立ち上げて、Estopの設定をポート2の2
 に設定にして、Active Lowにすると、Estopのスイッチが
 入ってしまいますので、ポート2-2はLOW状態のようです。
 やはり、プルアップが必要なようです。
 自作のインターフェス基板(単なる端子台)のDIPスイッチ
 をONにしてプルアップの設定にしてみると、Active Lowの
 設定で、エマージェンシーの点滅が消えました。
 これで、手パ(手動パルスジェネレーター)切り替え器との
 接続の見通しができました。

---手パ(手動パルスジェネレーター)切り替え器制作(5)---

 部品が届いたので、ケースの加工をします。
 だいたいの大きさで、CF12-18BBを注文しましたが、
 レイアウトの紙を貼ってみると、大きさ的にはちょうどいいです。

 

 今回は、例によって手動?で加工をしようかなと思います。
 60Φの穴の加工がちょっと大変でしょうけど、後は、ドリル
 で一発の大きさなので、パネル面は大丈夫です。
 16芯のケーブルを角形コネクターで接続の予定ですが、

 

 これのメス側の金具の取り付け穴の加工が手間取りそうです。

 

 このケースの前後のアルミの部材は、3mmか4mm程度あり
 そうなので、この部分だけCNCでやろうかなと思います。
 全体的なレイアウトも良さそうな気がします。

 

 しばらく力仕事です。
 ドリルで穴を開けて加工してます。

 

 本当に昔ながらの原始的な方法で穴開けです。60Φが
 大変ですねえ。
 という訳で、加工が終わって、外装?の部品だけを仮組して
 みました。

 

 スイッチの位置がもう少し下側の方がバランスよかったかなと
 思いますが、気に入りました。まだ、表面の保護ビニール
 をはがしてないので、ビニールのめくれが見えます。
 明日は、背面の加工と、基板との結線等をやります。

---Mach3 スクリーンのボタンの機能編集---

 Mach3のスクリーンのボタンには、いろいろな機能が割
 り振られています。
 この中に、GOTO ZEROのボタンがあります。この
 ボタンをクリックすると、「0」点にスピンドルが移動しますが
 X→Y→Z軸の順に移動します。
 Z軸がワークの中に位置していると、そのまま移動するため
 エンドミルを折ったりの事故になります。
 これをZ→X→Y軸の順に移動するように変更します。
 まず、Screen4をダウンロードします。
 リンク先の中程にScree4がありますので、
 ここにカーソルを合わせるとダウンロードできます。
 Machのホルダーに解凍します。
 Scree4ホールダーのScreen4.exeを立ち上げます。

 

 念のたコピーをしておいた1024.setのファイルを
 読み込み、下記の画面で編集します。

 

 GOTO ZEROのボタンを左クリックすると次の画面が立
 ち上がります。

 

 一番下のラジオボタンの
 VB Script function Editted in Mach3
 にチェックを入れOKをおします。編集したものを保存して、
 Scree4.exeを終了します。
 「Save As」で、別名で保存しておいた方がいいと思います。
 Scree4を終了して、Mach3を立ち上げます。
 View→Load Screenで、先ほど編集したファイルを読み込み
 ます。
 Operator→Edit Button Script
 をおすと、Screen4で編集する前は、点滅していなかった
 GOTO ZERのボタンが点滅するようになります、
 ここをクリックすると、VBのエディターが開きますので、

 

 ここに、

 Code “G0Z0”
 While IsMoving ()
 Wend
 Code “G0X0Y0”

 をコピペして、保存します。これで、Goto Zero,で
 Z軸が先に0点に移動するようになります。
 スクリプトの先頭や文末に空白が入るとうまく動きません
 ので、注意が必要です。
 Screen4を使って編集すると、手動のjogが使えなくなる
 とのHPの記載も見かけましたが、大丈夫なようです。
 Scree4を使って編集すると、オリジナル画面のボタンの
 機能をカスタマイズできるようになります。

---K2CADのインストール---

 基盤の作成に当たって、CNCで切削するという記事が目に
 とまりました。
 切削にあたっては、ガーバーデーターを作成る必要がある
 みたいで、そのためのソフトは、「eagle」や「K2CAD」等が
 あるようです。
 「K2CAD」は、日本の方が作ったシェアウエア-ですが、
 とりあえず使ってみようとインストールを試みましたが、
 私のWINDWES7では、インストールできませんでした。
 XPの互換モードでもインストールできなかったので、
 「Windows Virtual PC」と「Windows XP Mode」を
 インストールして見ました。ここのHPを参考にしました。
 どちらのソフトもマイクロソフトから無料でダウンロードでき
 ます。次のような手順でインストールしました。
    1ハードウェア支援による仮想化機能を持つことの確認
    2Windows XP Modeのインストール
    3Windows Virtual PC
 
 詳細は前記のリンクに書いてありますので、それぞれの
 ダウンロード先だけをリンクしておきます。
 
 XPの仮想マシンをWINDOWS7上に作成して、
 XPの仮想マシンにK2CADをインストールを試みました。
 仮想マシンには、無事インストールできました。

 

 使い方はまだ未知数ですが、
 いじってみようと思います。

---手パ(手動パルスジェネレーター)切り替え器制作(4)---

 プログラムがだいたい動作するようになったので、PIC基盤
 の作成を始めました。
 いつも適当にしていましたが、ちょっと、データーシートを見て
 みました。と言ってもLEDのデータですが。
 電子工作を始められたばかりの方が確かめるようにみてみま
 したが、あらためてびっくりです。それは、青色と緑色では、
 がかなり違うことです。データばかりか、値段も約倍です。
 ちなみに、次のようになってます。
         順電圧    動作電流
   緑LED  2.05V    15mA
   青LED  3.5V     15mA
                   (5mAでした。)
 今更、と言われそうですが、やはり未熟者です。
 今回は、結構小さめの基板にもりこんだので、細かい作業
 に時間がかかりました。

 

 久しぶりに、ポリウレタン導線をひっぱり出してきました。
 半田付けにコツがいりますが、絶縁されているので、
 接触させても大丈夫です。まあ、極力、接触、交差のないよう
 にしますが。
 配線をしていて、CNCで、基盤のパターンの切削をされてい
 た諸兄のこと思いだし、切削の方法をちょっと調べて見ました。
 元データーを作るのがちょっと、大変でしょうかね。
 ガーバーデータ作成→→Gコードへ変換の手順になるよう
 です。