---友人より加工依頼 (2)---

 前掲の一番上の加工をします。
 アングルブロック(イケール?)に部材を固定して、デジタル
 ハイトゲージで、罫書きします。
 寸法が決まってないので、黄色い線の外側か罫書きます。
 その線から、2mmはなして、エンドミルの軌跡も罫書きます。
 基準点を0にして、2mmにすればいいわけですので、こう
 場合は、デジタルの方が断然使いやすいです。

 

 フライスを傷つけないように、捨て板に固定して、おきます。
 内側の切り捨てる部分も切削が完了したときにぐらつかな
 いようにネジ止めしておきます。

 

 それぞれの角に、ポンチを打っておきます。
 そのポンチに、レーザーファインダーで位置合わせをして、
 ポンチを打ったところを掘り下げておきます。

 

 掘り下げた所を基準に、切削していきます。
 時間がかかりましたが、一応完成です。

 

 はじめ、LONGのエンドミルを使ってましたが、この4mmの
 エンドミルだと、0.5mm程度の切削でも踊ってしまって、
 かなり罫書きの線を外れた所を切削してしまいます。
 アルミだとこんなことなかったのですが、ジュラルミンは、
 硬いというか、アルミとはまた違った切削感です。

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