---Fusion360をいじってます。(15)---

 Fusion360のCAM機能を使って,Gコードを作成してみまし
 た。
 NCVCで作成するコードとは違ったコードが作成されます。
 ツールの選択や主軸の回転数等の細かい設定まで,作成
 されます。
 Gコードについても,まだまだ勉強中なのですが,いろいろ
 調べて見ました。
 なお,Fusion360では,G28のコードは使わない設定にし
 ました。次のようなヘッダー?が付加されます。赤とオレンジ
 の文字は,私が注釈として加えました。オレンジの部分は,
 MACH3特有のもののような気がしますが,詳細は不明です。
 (1002)-(プログラム名)
 (T12 D=2. CR=0. - ZMIN=-1.6 - FLAT END MILL)
      (工具情報?)
 G90 G94 G91.1 G40 G49 G17・・・・別掲
 G21(ミリメートル使用-MACH3専用?)

 (2D 6)(2Dポケット加工?)
 M5(主軸停止)
 M9(クーラントOFF)
 T12 M6(工具交換)
 S17507(主軸回転数) M3(主軸正転)
 G54(ワーク座標系選択)
 M7(ミストON)
 最初の部分は,
  G90(アブソリュート指令)
  G94 (Units Per Minuteー分速mm/s)
  G91.1(Set  IJK Arc Mode)
  G40 (工具径補正キャンセル)
  G49 (工具長補正キャンセル)
  G17(XY平面指定)
   
 現在の私の環境では,使わない機能も設定されてます。
 NCVCで作成したGコードでは,10mm径の真鍮で高さを
 設定後,X,Y,Z軸とも0に戻していました。そのため,NCVC
 のGコードの先頭には,
  G90 G54 G92 X0Y0Z10.
 が付加され,0,0,10のワーク座標に設定していました。
 この方法がいいのかは分かりませんが,Fusion360の
 コードのG54の後に,G92 X0Y0Z10.を付加すれば,
 今までと同じように使用できそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA