ベストエフォートの不思議−−殿様商法ですねえ

 NTTの「フレッツ」の接続サービスは,ベストエフォートという形態でサービスされています。Bフレッツのファミリータイプを利用していますが,2月1日よりハイパータイプのサービスのエリアになったので,変更しようかと思います。
 しかし,ちょっと疑問がのこりました。ファミリータイプも,ハイパータイプも,「一本の回線を複数のユーザーで共有するサービス」ということは,うたわれていますけど,「最大何人のユーザーが共有するのか」「今現在は,何人のユーザーが共有しているんか」,情報として,私たちユーザーのもとにはとどきません。116で,接続スピードの問い合わせをしたついでに,その共有について問い合わせましたが,明確な答えがえられませんでした。
 共有によって,パフォーマンスに影響がなければ,いいのですが,明らかに影響をうけます。このことって,次のようなたとえにもなります。
 この箱に中には,ミカンが100個入ってます。値段は,4200円です。でも,お買いあげになってから,何人かの方で分けてもらいます。何人で分けてもらうかは,わかりませんので,いくつお客様の手元に,ミカンが届くかはわかりません。
 今の,NTTのBフレッツのサービス対応は,このような例えになります。もちろん,例えに使ったミカンの数は,回線のスピードです。回線を何人で使うのか,せめて,最大の共有の人数を公開すること,その際のだいたいのスピードの目安を公表することが,私は,必要だと思います。