---コーナーRカッタ---

 某オクで、コーナーRカッターを落札しました。
 4本で、3000円強ですから、安いお買い物だったと思います。
 細かいスペックを考えないで購入してしまいましたので、
 届いたものをよく見てみると、一番太いもののシャンクが
 25mmあります。

 

 多分、手持ちのコレットでは、きっと、くわえることができないと
 思います。まあ、将来、フライスをバージョンアップしたときの
 ために、とって置きます。
 これで、コーナーの処理に幅がでると思いますが、諸兄の作品
 をみると、1.5mmの面取りがきちんとされてます。
 私がやると、どうしてもいい加減になってしまいます。諸兄は
 どんな手順で、しているのでしょうか。
 興味のあるところです。

---半オリジナル QCT (3)---

 続きです。ナットを旋盤に咥えて、細くします。ボルトには、
 嫌気性の接着剤で固定してあります。

 

 突っ切りバイトで、切削しました。

 

 途中経過です。この後、2mm程度の厚さにしました。
 固定するためのプレートにも座繰りをしておきます。

 

 このプレートに、薄くしたナットを使って、ノブがぬけないように
 します。

 

 組み立てて、動かして見ました。

 
 動きはいいようです。
 既存のQCTと比較してみました。既存のものは、赤矢印のワッシャを
 使って固定しますが、この、ワッシャを使わなくてもいいように、
 その分、厚くしてあります。

 

 ほぼ完成ですが、オリジナルのように回転防止の溝を裏
 側に掘れば完成です。

---半オリジナル QCT (2)---

 半オリジナルのQCTを作成しましたが、精度がなっておらす、
 試作程度のできでした。
 スライド部分を作り直し、寸法の狂いを修正しました。

 

 なんとか形になってきましたが、アリ溝をヤスリで修正する
 必要がありました。多分、表面が均一に切削できず、細かい
 寸法の違いが原因かと思います。
 セットしてみると、多少ガタツキは見られますが、初回作より。
 ぬるっとした感じで、挿入が可能になりました。

 

 スプライン加工かスロッター加工ができると、赤矢印のレバーで、
 締め付けと緩めるのがスムーズにできるのですが。

 

 次のような図の加工ができると、ベストですが。

 

 
 スプライン加工等はできないので、赤フランジ部分をナット等で
 作って、所定の場所まで、移動させて、嫌気性の接着剤で
 固定すると目的のものができそうです。

---コレットの精度 (2)---

 コレットの精度が気になり始めましたので、コレットチャックの
 精度をしらべて見ました。
 直装コレットチャックの精度が一番いいようです。

 
 1/100程度の振れですので、スピンドルの振れの精度です。
 コレットチャックの精度は、
 
 これもいいようです。
 念のため、コレットチャックの装着の部分の清掃をしてから、
 これっとチャックをセットして、測定してみました。
 昨日の測定では、かなりの振れがありました。旋盤で痛めた
 ことと、水溶性切削油を使った時に細かい切り子が内側に入り
 込んでいたことが原因のようで,きれい掃除して、装着すると、
 半分ぐらいの振れにおさまりました。
 
 使い方が悪かったんですね。ちなみに、別なメーカーの9-10mm
 のコレットは、精度が悪かったです。
 
 7/100ぐらいのぶれがあります。

---コレットの精度---

 たしか、某オクで精密コレットということで購入したコレット
 チャックです。旋盤でワークを掴んで、無理な力をかけた
 せいか、10mmのコレットの精度がかなり悪くなりました。
 根元でも10cmぐらい先でも、0.1mm以上のぶれがあ
 ります。
 細いものから太いものまで掴めるように、そろってますが、
 10mmのものだけ、単体で、日本製を購入しようかと思い
 調べてみましたが、○○タロウで、
    ER32 SPR 9-10 AA----5990円
    ER32 SEAL 10-11ーーーー11900円
 という値段です。ワンセットが購入できるくらいの値段です。
 
 別なメーカーの規格表では、AA級は、

 

 とあり、口元で、0.015mmぶれです。
 仮に、私のフライスにこれをつけてみて、どうなんでしょうか。
 スピンドル自体のぶれが、0.01程度ありますので、0.02mm
 程度におさまってっくれるんでしょうか。
 試してみる価値はあるようですが、それにしても、
 値段が・・・・・。

---フライスのベアリング交換---

 どうもベアリングから音がするようなので、思い切って交換
 することに。
 治具があるので、ヘッドを外さないで、交換しました。

 

 この治具で、外すのもセットするのも可能でが、スピンドルか
 らベアリングを抜くのには、さすが、プーラーがいります。
 治具で、アウターを入れているところですが、交換前のアウター
 をみてみると、フレッチングと細かい筋がありました。

 

 きっと、セットがきつすぎたんですね。初めての交換だったので、
 調整不足ですね。1時間ほどで、交換終了です。
 明日、念入りに調整してみようと思います。
 下側のアウターの方が、筋が激しく、打傷?様のものも、
 何カ所かありました。

---海外通販 AliExpress 版---

 Aliからの初めての買い物が、本日届きました。小さい、
 プチプチ封筒で届きました。

 

 中を開けてみると、サランラップ状のビニールで包まれた
 ものがでてきました。開けてみると、プチプチの出っ張りを
 つぶしたものです。

 
 開けてみると、目的のものがでてきました。

 

 思ったよりも丁寧な梱包でした。
 袋から出して、ネジを回したりしてみましたが、問題なさそ
 うです。後は、精度ですかね。後で、ダイヤルゲージでみて
 みたいと思います。

---半オリジナル QCT ---

 市販品のQCTの使い勝手がよくないので、市販のバイト
 ホルダーがそのまま使えるように、半分オリジナルのQCT
 の試作してみました。本当は、本番なのですが、精度がよ
 くないので、負け惜しみで、試作品にしました。
 市販品のQCTは、バイトホルダーの取り付けに手間取りま
 す。これでは、QCTの役目を果たさないので、苦々しく思っ
 てました。バイトホルダーのサイズにばらつきがあるためだと
 思います。
 オリジナルは、真ん中のアリ溝のかみ合わせを本体が
 わに引く形で固定します。このため、取り外しが結構す
 ムーズですが、取り付けは、ホルダーによって、差がで
 ます。
 そこで、真ん中のあり溝を固定にして、両脇を押す形の
 QCTを試作してみました。

 

 なんとか形にはなりましたが、細かい部分の精度がでて
 
 ないために、動きにスムーズさがありません。また、罫書き
 線を頼りに切削したために、0.5mmほどのばらつきがで
 てしまいました。特に、アリ溝の加工では、現物合わせに
 なってしまったので、ヌルっとした感触で、入るようにはなり
 ませんでした。

 

 また、本体のアリ溝の加工で、左右で、寸法が違ってしまい
 ました。諸兄のような、精密な加工にはほど遠いです。
 これも勉強ですね。
 本体部分は、手持ちのSS400から切り出した部材を、両脇と
 背面は、S45Cのミガキ棒を使用しました。
 SS400は柔らかいのですが、どちらかというと、粘っこい感じ
 で、固定がしっかりしてないと、食い込みがよくおこります。
 S45Cは、SS400よりも硬い感じですが、粘りはその分
 すくないように感じます。S45Cの方が、何となく鉄のような
 感じです。

---インチサイズのドローバー---

 目新しいことではないのですが、市販品のインチサイズの
 ドローバーが、ちょっと短くて、取り外す時にネジを痛めそ
 うだったので、作成しました。市販の6角棒を削って、ネジ
 を内側にきりました。

 

 鏡面とはいきませんが、切削のこつが多少つかめました。
 固定センターを使うと、もっときれいになるようです。
 この部品に、インチサイズのネジの頭を切って、片方にネジ
 をあらたに切ります。下の方が、加工済みです。

 

 上の写真の部品と加工の終わったボルトを嫌気性の接着
 剤で固定して完成です。
 寸法は、現物合わせで作りましたが、オリジナルよりももくろみ
 どおり、5mm程度長くできました。
 インチサイズのドローバーは、頭の六角部分もインチでしたので、
 今回使用した6角棒は、17mmのもので、いつも使ってる
 スパナが使えるようになります。
 市販品のドローバーと今回完成したドローバーです。

 

 ちょっと、頭が長いですが、愛嬌です。

---ドレメルのコレットチャック---

 Aliから初めての購入のきっかけになった、ドレメルのコレット
 チャックです。

 

 1/8インチまでのものが咥えられますが、手持ちの
 エアーリューターに使うのにアダプターを作ろうと思いました。

 

 赤い部分を3mmにして、黄色の部分にネジをきればできる
 はずでしたが・・・・・。
 黄色矢印のところと同じようにすればと思い寸法をはかりました
 が、7.1mm径で、ピッチが0.62でした。

 

 これって、インチのサイズでしょうか。
 旋盤でネジを切ろうと思いましたが、私の旋盤の歯車の組
 みあわせに、0.62はありませんでした。
 ピッチもインチなんでしょうか。
 手元にインチのピッチゲージは、ありません。
 インチのゲージも購入するようでしょうかねえ。
 
 いろいろ準備して、是非アダプター自作したいです。