エラー処理2・・・・自分自身を開こうとする。
このエラー処理は、自分自身を開くとまずいので、ThisWorkbook.FullName と 開こうとするファイ
ルのフルパスの fPath を比較することで、同じなら、「自分自身を開こうとしてます。」のメッセージ
を出して、Function を抜け出します。
If ThisWorkbook.FullName <> fPath Then
・
・*開こうとするファイルとすでに開いているファイルを比較する。
・
Else
MsgBox “自分自身を開こうとしてます。”
Exit Function
End If
次の処理のファイルを比較するに先立ち、開こうとするファイルのファイル名を取り出しておきます。い
くつか方法をためしましたが、文字列を編集する方法がいいみたいで、フルパスを文字の後尾から ”¥”
を探してファイル名を取り出します。緑の”¥”を探しだせば、赤のフィル名を取り出せます。
E:¥VBA開発¥シート選択¥Dummy.xlsx
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はじめ、InStrRev を使ってみましたが、思った結果がでなかったので(後でわかりました)文字列を反転
して、先頭から”¥”の探し出し、その文字のある手前まで切り出して、ファイル名を取得しました。なん
と、InStrRev 関数は、後ろから文字を探すのですが、見つけた場所の位置を、後ろから数えた位置では
なく、前から数えた位置を返すみたいでした。下記のようにして t_file_name にファイル名を取り込
みました。
‘====読み込みのファイル名取り出し====
Dim STR As String
Dim t_file_name As String
STR = StrReverse(fPath)
t_file_name = Right(fPath, InStr(STR, “\”) – 1)
エラー処理3・・・・既に開いているファイルを開こうとする。
既に開いている Book数を Workbooks.Count で取得して、For ループの中で、開こうとしている
ファイル名と比較し、同名のファイルがあれば、True を そうでなければ False をセットして判定し
ます。開いているファイル名は、Workbooks(i).Name で取得できます。
False の場合だけ(同じファイルがない),目的のファイルを開き、Call sheets_set(Wb) で、取得する
シート名をユーザーフォームのリストボックスに、セットします。
For i = 1 To Workbooks.Count
If Workbooks(i).Name = t_file_name Then
BookFlag = True
End If
Next i
If BookFlag <> True Then
MsgBox “ファイルを開きます。”
Set Wb = Workbooks.Open(fPath, UpdateLinks:=Ture, ReadOnly:=Ture)
Call sheets_set(Wb)
UserForm1.Show vbModeless
Else
MsgBox “すでに開いているファイルを開こうとしてます。”
Exit Function
End If