非力な?私のCNCのような場合,切削を何度にも分けて行い
ます。
私のsable2015で,アルミ等を切削するときは,切り込み深度
は,たいてい,0.1mm~0.2mm程度です。
こうすると,厚みのある部材だと,深度に応じた筋が残ってしま
います。
諸兄のHPでは,仕上げしろを残して切削して,仕上げて,この
筋をなくすことが取り上げられていました。
NCVC等で,仕上げしろを残すには,たぶん,仕上げしろ分を
大きくした図形を描く必要があると思います。(仕上げしろ分を
オフセットする機能があるかは,不明です。)
Fusion360のCAM機能では,仕上げしろを考慮したパスを
作成することが可能なようです。
写真は,赤の矢印が仕上げしろを2mmに設定したパスで,
黄色矢印は,仕上げしろを0にしたパスです。
ただ,荒削り用の2D輪郭と仕上げ用の2D輪郭を作らないと
それぞれの切削深度で,仕上げが行われてしまうようで,
まとめて仕上げができるように設定できるかは,不明です。
うまく使うと,仕上げもきれいにできそうです。