作ったプロシャージャを動かして、シートを選択している様子です。リストボックスのシート名をクリックすると、クリックしたシートに移動します。
どのシートが選ばれたかは、リストボックスの IndexID でわかります。Worksheets( IndexID).Name で、選択されたシート名を表示できます。それほど使う場面はないかとは思いますが、使う時は、便利な機能のよ
うな気がします。
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作ったプロシャージャを動かして、シートを選択している様子です。リストボックスのシート名をクリックすると、クリックしたシートに移動します。
どのシートが選ばれたかは、リストボックスの IndexID でわかります。Worksheets( IndexID).Name で、選択されたシート名を表示できます。それほど使う場面はないかとは思いますが、使う時は、便利な機能のよ
うな気がします。
以下は、VBA 標準モジュールに記載したプロシャージャです。
Sub ボタン2_Click() は、シートに貼り付けてある、マクロ起動用のものです。
Function sheets_set(Wb As Workbook) の中身は、本来ユーザーフォームの _Initialize()の項目に記入すべきでしょうが、Wb の引き渡し方法がわからないので、こちらに書きました。
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Sub ボタン2_Click()
Call Select_sheet
End Sub
---------------
Function Select_sheet()
‘====読み込みフルパスファイル名の取得====
Dim fPath As Variant
Dim fType, prompt As String
fTyp = “Excelファイル(*.xlsm),*.xlsm,Excelファイル(*.xlsx),*.xlsx,Excelファイル(*.xls),*.xls”
prompt = “Excelファイルを選択してください”
fPath = Application.GetOpenFilename(fTyp, , prompt)
If fPath = False Then
MsgBox “ファイルが選択されていません。”
Exit Function
End If
‘====読み込みのファイル名取り出し====
Dim STR As String
Dim t_file_name As String
STR = StrReverse(fPath)
t_file_name = Right(fPath, InStr(STR, “\”) – 1)
‘====ファイルを開く処理====
Dim Wb As Workbook
If ThisWorkbook.FullName <> fPath Then
If fPath <> “” Then
For i = 1 To Workbooks.Count
If Workbooks(i).Name = t_file_name Then
BookFlag = True
End If
Next i
If BookFlag <> True Then
MsgBox “ファイルを開きます。”
Set Wb = Workbooks.Open(fPath, UpdateLinks:=Ture, ReadOnly:=Ture)
Call sheets_set(Wb)
UserForm1.Show vbModeless
Else
MsgBox “すでに開いているファイルを開こうとしてます。”
Exit Function
End If
End If
Else
MsgBox “自分自身を開こうとしてます。”
Exit Function
End If
End Function
-------------------------------------------
Function sheets_set(Wb As Workbook)
Dim i As Integer
With UserForm1.ListBox1
‘一つだけ選択
.MultiSelect = fmMultiSelectSingle
End With
For i = 1 To Wb.Worksheets.Count
UserForm1.ListBox1.AddItem (Wb.Worksheets(i).Name)
Next
UserForm1.ListBox1.ListIndex = 0
End Function
以下は、ユーザーフォームの方に記載したものです。
-------------------------
Private Sub CommandButton1_Click()
ThisWorkbook.Activate
Unload UserForm1
End Sub
-------------------------
Private Sub ListBox1_Click()
sh_name = ListBox1.List(ListBox1.ListIndex)
TextBox1.Text = sh_name
Worksheets(sh_name).Activate
End Sub
----------------------------------------------
Private Sub ListBox1_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
If KeyCode = vbKeyReturn Then
KeyCode = 0
ThisWorkbook.Activate
Unload Me
End If
End Sub
----------------------------------------------
Private Sub UserForm_Initialize()
With ListBox1
‘一つだけ選択
.MultiSelect = fmMultiSelectSingle
End With
End Sub
エラー処理2・・・・自分自身を開こうとする。
このエラー処理は、自分自身を開くとまずいので、ThisWorkbook.FullName と 開こうとするファイ
ルのフルパスの fPath を比較することで、同じなら、「自分自身を開こうとしてます。」のメッセージ
を出して、Function を抜け出します。
If ThisWorkbook.FullName <> fPath Then
・
・*開こうとするファイルとすでに開いているファイルを比較する。
・
Else
MsgBox “自分自身を開こうとしてます。”
Exit Function
End If
次の処理のファイルを比較するに先立ち、開こうとするファイルのファイル名を取り出しておきます。い
くつか方法をためしましたが、文字列を編集する方法がいいみたいで、フルパスを文字の後尾から ”¥”
を探してファイル名を取り出します。緑の”¥”を探しだせば、赤のフィル名を取り出せます。
E:¥VBA開発¥シート選択¥Dummy.xlsx
←←←←←
はじめ、InStrRev を使ってみましたが、思った結果がでなかったので(後でわかりました)文字列を反転
して、先頭から”¥”の探し出し、その文字のある手前まで切り出して、ファイル名を取得しました。なん
と、InStrRev 関数は、後ろから文字を探すのですが、見つけた場所の位置を、後ろから数えた位置では
なく、前から数えた位置を返すみたいでした。下記のようにして t_file_name にファイル名を取り込
みました。
‘====読み込みのファイル名取り出し====
Dim STR As String
Dim t_file_name As String
STR = StrReverse(fPath)
t_file_name = Right(fPath, InStr(STR, “\”) – 1)
エラー処理3・・・・既に開いているファイルを開こうとする。
既に開いている Book数を Workbooks.Count で取得して、For ループの中で、開こうとしている
ファイル名と比較し、同名のファイルがあれば、True を そうでなければ False をセットして判定し
ます。開いているファイル名は、Workbooks(i).Name で取得できます。
False の場合だけ(同じファイルがない),目的のファイルを開き、Call sheets_set(Wb) で、取得する
シート名をユーザーフォームのリストボックスに、セットします。
For i = 1 To Workbooks.Count
If Workbooks(i).Name = t_file_name Then
BookFlag = True
End If
Next i
If BookFlag <> True Then
MsgBox “ファイルを開きます。”
Set Wb = Workbooks.Open(fPath, UpdateLinks:=Ture, ReadOnly:=Ture)
Call sheets_set(Wb)
UserForm1.Show vbModeless
Else
MsgBox “すでに開いているファイルを開こうとしてます。”
Exit Function
End If
お手伝いでしている仕事がらみの作業用に、何年かかけて、VBAのプロシャージャを作成しました。おかげ様で、短い時間でその処理ができるようになりました。
ただ、時々でるエラーを、その都度修正したりしながら、使ってきました。自分で作成したプロシャージャなので、なぜエラーが起こったのか、ちょっと流れを見ればわかるのですが、なるべく直さなくてもいいように、作り直したいなと思ってました。
やっていることは至極簡単なことですが、手作業でやると結構な時間とられるので、どうしても、プロシャージャが必要でした。継ぎ足し継ぎ足ししてきたので、結構な分量のプロシャージャになってしまってますので、全部作り直すことは、なかなかできないのですが、ある作業の一部分だけでも、考えられるエラーについての対処を十分にできるようにしたいなと、手直しをし始めました。
今回、作業の対象にしたので、他のエクセルブックを選択して開き、そのブックのシートを選択する、という部分のプロシャージャです。今日、一日、かかって、ほぼ、できたので、備忘録がてら、記載します。
エラー処理1・・・・存在しないファイルを開こうとする。
このエラーの回避は、GetOpenFilename を使って、それそれのディレクトリーを開いて、これから開こ
うとするファイルを選択して開くということで、回避しました。ただこの画面で、キャンセルを押してし
まうと、「ファイルが選択されてません。」のエラーとなりプロシャージャが中断してしまい、fPath に
False がセットされますので、IF 文でFunction を抜け出すことで、回避しました。
‘====読み込みフルパスファイル名の取得====
Dim fPath As Variant
Dim fType, prompt As String
fTyp = “Excelファイル(*.xlsm),*.xlsm,Excelファイル(*.xlsx),*.xlsx,Excelファイル(*.xls),*.xls”
prompt = “Excelファイルを選択してください”
fPath = Application.GetOpenFilename(fTyp, , prompt)
If fPath = False Then
MsgBox “ファイルが選択されていません。”
Exit Function
End If