---手パ(手動パルスジェネレーター)切り替え器制作(5)---

 部品が届いたので、ケースの加工をします。
 だいたいの大きさで、CF12-18BBを注文しましたが、
 レイアウトの紙を貼ってみると、大きさ的にはちょうどいいです。

 

 今回は、例によって手動?で加工をしようかなと思います。
 60Φの穴の加工がちょっと大変でしょうけど、後は、ドリル
 で一発の大きさなので、パネル面は大丈夫です。
 16芯のケーブルを角形コネクターで接続の予定ですが、

 

 これのメス側の金具の取り付け穴の加工が手間取りそうです。

 

 このケースの前後のアルミの部材は、3mmか4mm程度あり
 そうなので、この部分だけCNCでやろうかなと思います。
 全体的なレイアウトも良さそうな気がします。

 

 しばらく力仕事です。
 ドリルで穴を開けて加工してます。

 

 本当に昔ながらの原始的な方法で穴開けです。60Φが
 大変ですねえ。
 という訳で、加工が終わって、外装?の部品だけを仮組して
 みました。

 

 スイッチの位置がもう少し下側の方がバランスよかったかなと
 思いますが、気に入りました。まだ、表面の保護ビニール
 をはがしてないので、ビニールのめくれが見えます。
 明日は、背面の加工と、基板との結線等をやります。

---Mach3 スクリーンのボタンの機能編集---

 Mach3のスクリーンのボタンには、いろいろな機能が割
 り振られています。
 この中に、GOTO ZEROのボタンがあります。この
 ボタンをクリックすると、「0」点にスピンドルが移動しますが
 X→Y→Z軸の順に移動します。
 Z軸がワークの中に位置していると、そのまま移動するため
 エンドミルを折ったりの事故になります。
 これをZ→X→Y軸の順に移動するように変更します。
 まず、Screen4をダウンロードします。
 リンク先の中程にScree4がありますので、
 ここにカーソルを合わせるとダウンロードできます。
 Machのホルダーに解凍します。
 Scree4ホールダーのScreen4.exeを立ち上げます。

 

 念のたコピーをしておいた1024.setのファイルを
 読み込み、下記の画面で編集します。

 

 GOTO ZEROのボタンを左クリックすると次の画面が立
 ち上がります。

 

 一番下のラジオボタンの
 VB Script function Editted in Mach3
 にチェックを入れOKをおします。編集したものを保存して、
 Scree4.exeを終了します。
 「Save As」で、別名で保存しておいた方がいいと思います。
 Scree4を終了して、Mach3を立ち上げます。
 View→Load Screenで、先ほど編集したファイルを読み込み
 ます。
 Operator→Edit Button Script
 をおすと、Screen4で編集する前は、点滅していなかった
 GOTO ZERのボタンが点滅するようになります、
 ここをクリックすると、VBのエディターが開きますので、

 

 ここに、

 Code “G0Z0”
 While IsMoving ()
 Wend
 Code “G0X0Y0”

 をコピペして、保存します。これで、Goto Zero,で
 Z軸が先に0点に移動するようになります。
 スクリプトの先頭や文末に空白が入るとうまく動きません
 ので、注意が必要です。
 Screen4を使って編集すると、手動のjogが使えなくなる
 とのHPの記載も見かけましたが、大丈夫なようです。
 Scree4を使って編集すると、オリジナル画面のボタンの
 機能をカスタマイズできるようになります。