---コレットチャックのレンチ---

 ブラシレスモーターで使う予定のコレットの袋ナットは,専用の
 レンチがきっとあるんでしょうね。サイズを測ると,16.7mmで,
 インチでは,21/32inchぐらいの大きさです。21/32はインチ
 でも一般的ではないらしく,いいろいろ探しましたけど,ありませ
 んでした。仕方がないので,5mmのアルミで削りだしました。
 花子で図を書いて,DXFで出力し,JWCADでプレーン等の変更
 し,NCVCでシュミレーションして,切削しました。
 なかなか思ったような大きさにならず,結局3回目にやっと成功
 しました。大きさの決まった6角形を書けばいいだけなんですが,
 「√」を使ったりしますので,中学生程度の数学が必要でした。
 はたまた,切削に使うエンドミルの直径を考慮しなければなり
 ませんので,ちょっとしたなぞなぞです。いい頭の体操になりま
 した。
  一回目は,勘違いで,大きすぎで,二回目は,小さすぎで,
 やっと三回目で,ぴったりのサイズです。真ん中が,成功した
 ものです。

 

端材を使ったので,微妙に,円が欠けていたり,くぼみがあったりします。
 6角形を書くのも久しぶりに頭を使いました。

---残念 ブラシレスモーター トルク不足---

 半自作したブラシレスモーターのスピンドルを取り付け初切削。

 

 残念ながらトルクが弱く、切削途中で,止まってしまいました。
 2000円ちょっとのモーターだったので仕方ないかなと思います。
 気を取り直して,大きめのモーターに交換予定です。
 使っていたモーター(推力3.05Kg 890Kv)

 

 交換予定モーター(推力4.5Kg 560Kv)

 >

 です。どれほどの違いがあるのか分かりませんが,又交換のための部品作り
 です。

---Gコードをいじってます---

 CNCでいろいろ始めてから,CAMソフトだけでは,限界がある
 ようで,直接Gコードの編集をやり始めました。
 以前,BASICやらCでプログラムを組んだことがあるので,理屈
 が分かるとそれほど難しくはないようです。
 さしずめ,簡単なBACICのインタープリターって感じでしょうかCAM
 ソフトでは,左下が原点しすることが多いようです。左下が原点だと,
 数値が,だいたい正の範囲にはいりますから,考えやすです。
 Machでは,脱調と呼ばれる制御不能の状態に陥ることがあるそうです。
 処理速度に追いつけなくあるとおきるようですが,これ,プログラムで
 言うコンパイラーにすればふせげるんでしょうかねえ。

---スピンドルほぼ完成---

 あれこれやってましたスピンドルがほぼ完成しました。部品の
 調達に苦労しましたが,なんとか,形になりました。
 ただ,ダイヤルゲージで,計って見ると,3/100ぐらいのブレ
 があるようです。私には,調整のしようがないので,これで,使う
 ことにします。若干の変更が必要ですが,明日には,実際に組み
 つけて,試作してみたいと思います。

 

 RNCのコントローラーが届けば,Machから回転数のコントロールが
 出来ます。

---スピンドルの仮運転---

 部品の切り出しも終わり,頼んでいた六角支柱等の部品も
 そろったので,プロクソンのスピンドルを使って,仮運転をし
 手みました。
 スピンドルの芯とモーターの芯があってないのか,床の上
 に置くと振動で動いてしまいました。
 芯のずれをカップラーが吸収出来ずに,スピンドルが,下部
 のベアリングを軸に,擂り粉木状の動きをしてしまってるよう
 です。そのためが,スピンドルを外してみると,フレッチング
 と呼ばれる,茶色の痕がはっきりと大々的に残ってます。
 多分,ベアリングの平行もでていないのか。
 とりあえず,二つのベアリングの振動を抑えるのに,タイト
 ロックで固定してみます。
 どうやって,芯を合わせるか,難しいですね。
 カップリングでつなぐより,プーリーで稼働した方が,芯ずれ
 の心配は,ないでしょうね。

---Mach3でブラシレスモーターコントロール---

 sable-2015のスピンドルの作成をあれこれやっていますが,
 Mach3でブラシレスモーターの回転数を制御する方法をネット
 であれこれ探してました。PWMでコントロールするようですが,
 詳しい情報がいまいちでした。そんな時,

 RCNC

 という物を見つけました。さすが,外国では,こんなものを商品
 になっているのですね。それだけ需要があるということでしょう
 か。それにしても,オプションのケーブルに,「フタバ」対応とあり
 ました。模型はやはり日本なんでしょうかね。ちなみに,カナダ
 の会社のようです。
 CNCのコントローラーとPCの間に挟むように接続します。
 DSUB25ピンの加工もいらないようで,きっとこの中に,回路が
 入ってるんでしょうね。それに内部には,Machからの信号をどれ
 に使うか設定するためのDIPスイッチも内蔵されています。

 

 DSUBからのコネクターをブラシレスモーターのESCにつないで,
 Mach側の設定をすればMach側で回転数のコントロールができ
 るようです。

 

 値段は,カナダドルで,34ドルぐらいですからそんなに高くは
 ないと思います。ただ,カナダからの個人輸入は,アメリカか
 らのに比べるとちょっと,ハードルが高いようです。

---デジタル回転計---

 デジタル回転計を作りました。といっても,キットの組たてをし
 ただけです。

 

 センサーをモーターに近づけて見ると,数字が回転数にともな
 って,クルクルと変化します。
 ただそれだけですが,なんかうれしくなってしまいました。
 この辺は,子どもと一緒です。

---sable-2015のスピンドル作成---

  無謀にも始まった,sable-2015のスピンドル作成のめどが
  ついて来ました。一番のネックは,金属加工用に旋盤やら
  フライス盤がないことでしょうか。それと,材料やら部品の調
  達の難しさでしょうか。特に,ミスミには,魅力的な部品があ
  るのですが,個人では買えません。ということで,いろいろネ
  ットで探してたら,

  鍋屋ハイテック会社
  という所を見つけました。ここでは,CNCに必要な部品があり,
  カップリングやほしかった六角支柱も買えます。
  当初プログソンのスピンドルの部品を使うつもりでいましたが,

  

  プログソンは,4mmの径までの物しか咥えられないので,
  どうしようと思ってましたが,

  物作りWEBショップ
  で,ER11というコレットの規格の10mmシャンクの部品を

  

  見つけました。これが手に入ったので,秘密基地の安いエン
  ドミル(6mm径)が使えます。ただこのスピンドルは,長いので,
  切断と加工を頼んでいます。
  スピンドルのモーターには,ラジコンンのブラシレスモーター
  を使う予定ですが,回転数を測定するために,
  工作室売店
  から,デジタル回転計のキットを買いました。PICで組んだ
  簡単な基盤ですが,私には,PICのプログラムの技量がないので,
  市販品です。そのうち,PICのプログラムにも挑戦しようかなと
  思ってます。

---ルーターテーブルの平面研磨---

 ルーターテーブル取り付けのルーターリフトの調整をしましたが,
 どうも,調整が出来ません。定規をあてて,計ってみると,0.5
 mmぐらいのそりがあるようです。平面研磨してくれるところをあ
 
 れこれ探していますが,その話を,自動車やさんに話したら,
 エンジンの研磨屋さんを紹介してもらいました。
 連絡してみると,残念ながら,できないとのことでした。
 ルーターテーブルの大きさは,405mm×685mmありますが,
 出来るのが300mmぐらいまでとのことでした。可能だったと
 してもいくらぐらい費用がかかるのかで,頼むかどうか,わかり
 ませんでしたが,エンジンの研磨屋さんも探してみます。

---sable-2015 その後---

 スピンドルを交換するために,いろいろ部品を調達したり,
 加工するための部品を削りだしたりしてます。
 エンドミルを何本か折りましたがやっと失敗しないようになりま
 した。
 部品を削り出す時,0.1mmほど残して削るのですが,盤面の
 平面がうまく出せてないので,0.1mmが残せたり,削ってしま
 たりです。
 途中で,MACHを止めたりしながら,なんとか最後までできるよう
 になりました。熱を持つので,水溶性の切削油SYS-100を購入し
 て使い始めましたが,これもいいようです。写真が,削り出した,
 部品です。