---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (7)---

 あれこれ探していて、こんなページを見つけました。
 ここには、VBのスクリプトだと思いますが、
 
 の記述があります。ここに括弧書きで倍率の表示があります。
   Slect step value 1→→1.00(100倍)
   Slect step value 2→→0.1 (10倍)
   Slect step value 3→→0.01(1倍)
 でいいのでしょうか?
 「手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (5)」で
 取り上げた諸兄の設定には、
   #6  5   267:Select Step value 3      2-1
   #7  6   266:Select Step value 2      2-2
 の設定があります。3が1倍、2が10倍ということなので
 しょうか。
 詳細の記述があるHPがなかなか見つかりません。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (6)---

 手動パルスジェネレイター(以下手パ)の設定について、
 将来、接続するために、いろいろ調べています。
 前回までのコラムで、ハードの接続、MACHの設定と自分
 なりにまとめてきましたが、どうしてもとけない疑問があり
 ました。
 それは、各軸を移動するにあたってのスピード?だと思い
 ますが、「X1、X10、X100」のMACH側の設定方法です。

 OEM Buttonsの一覧表を眺めても、「X1、X10、X100」の
 記載はありません。関係しそうなのが、

 

 ぐらいしか、私の英語力では、みつかりませんでした。
 やっと、ヒントの書いてあるHPをみつけました。
 このHPに、「X1、X10、X100」のための設定と思われる画像が
 ありました。

 

 この項目と関係するとなると、OEM_Buttonsの表に、関係の
 ありそうな項目があります。

 

 ちょうど、10の項目あります。
 もしかして、直接指定するのではなく、設定した表の項目を
 指定するように、するのでしょうか。
 もちょっと調べて見ようと思います。

---パルスジェネレーターによるテスト (3)---

 実際にうごかしてみました。プルアップでよかったのか疑問
 でしたが、プルアップの回路でよかったようです。
 ブレッドボードで仮組で動作させてみました。
 オシロで確認しました。DIRの信号は、パルス状にしか、
 オシロ上では確認できないので、LEDをいれてみました。

 

 CW(時計方向)では、LEDが点灯しますが、
 CCW(反時計方向)では、LEDが消灯します。
 ユニバーサル基板に組んでみます。

 

 あまり体裁はよくありませんが、実際に組み込んでみたもの
 です。
 これをステッピングモーターに接続して回してみます。

 

 ゆっくりですが、手パの動作に従って、CW、CCWと追従して
 回ります。
 それにしても、先達は、すごいです。

---パルスジェネレーターによるテスト (2)---

 ○ECさんの回路を参考に、回路図を書きました。
 ○ECさんの回路では、4013のDフリップフロップのICを使っ
 てますが、○月では、SN74HC74のICの取り扱いしかないの
 で、これを使います。
 真理表を見てみると、

 

                     
 のようにSET・RESETとPRE・CLRの条件が反対になってます。
 SN74HC74は負論理?のようです。
 ある方に紹介いただいたサイトには、
  負論理のもうひとつの意味は、前図74HC74の-Qのよう
  に、1と0の論理レベルが反対になっていることを表す場
  合です。
  この場合にはLowで1、Highで0の意味であることを表して
  います。
                            
 記述があります。この辺をよく考えないで、PRE・CLRをプル
 アップする回路にしてしまいました。
 Highで思った動作になるのですが、Highが0だと、なにも考
 えずにグランドに落とせば良かったのでしょうか。
 まあ、これも勉強です。下記のような回路で、出力をオシロで
 みてみたいと思います。

 

   (ICはHC74HC74の間違いでした。)
 どうなることやら。
 回路図では、プルアップの抵抗をいれていませんが、
 実際の配線では、プルアップ抵抗念のためにいれておき
 ました。

---パルスジェネレーターによるテスト---

 いつの間にか、ステッピングモーターが増えてしまいました。
 それそれ目論見があって集めましたが、テスト方法に手間
 取ってました。
 ある方の掲示板を見てたら、以前にアドバイスを受けたこと
 のある方の記事が目にとまりました。
 その方は、手動パルスジェネレーターをDフリップフロップ
 回路を介して、直接ドライバーに接続してるようでした。
 Dフリップフロップは、初めての言葉で戸惑いましたが、
 いろいろ調べて見ると、私にもできそうなので、早速部品
 を調達して、トライしてみることにしました。
 通常、手動パルスジェネレーターからは、A相、B相の信号
 が出力されます。

 

 このままでは、ドライバーに入力できません。ドライバーにも
 よりますが、1パルス入力方式の信号に変換する必要が
 あります。

 

 この変換にDフリップフロップの回路が使えるようです。 
 A相の信号は、そのままドライバーのパルスに入力します。
 B相の立ち上がりのタイミングで、そのときのA相の信号のHL
 を判別してその信号を出力する役割をDフリップフロップの
 回路に分担させます。
 CW(時計方向回転)のB相の立ち上がり時のA相は、必ずH
 になります。CCW(半時計回り)のB相の立ち上がり時の
 A相は必ずLになります。

 

 実際には、B相の信号をクロック入力に入れます。A相の
 信号は、ドライバーへの接続とデーター入力の両方に入れ
 ます。こうすると、CWの時は、出力がHに、CCWの時は、
 出力が、Lになります。
 Dフリップフロックを使うことによって、A相B相の信号を
 1パルス(PULSE/SIG CK/DIR)方式に変換できること
 になります。

 幸い、回路図は、○ECさんのHPにありますので、これを
 参考に部品が届きしだいトライしてみようと思います。
 DフリップフロップのICは、○ルツには、
     TC4013BP
 という○ECさんの回路図と同じものがありますが、○月には、
     SN54HC74
       (SN74HC74の間違いでした。)
 というICしかありません。
 この二つは、同じ動作をするようですが、ピン配置・真理等が
 違うようで、ICを差し替えればいいというような互換性はない
 ようです。
 他の部品も必要だったので、○月に注文しました。
 ○ECさんの回路図には、カレントダウンの回路も組み込まれ
 ていますが、とりあえず必要ないので、信号変換の部分だけ、
 まねをします。

---SmoothStepper基板のケース組み込み (2)---

 電源周りの最低限の配線をして、ケース組み込みが完了
 しました。
 ロッカースイッチの電源は、JP3を短絡して、ポート2の26番
 ピンからとることにしました。

 

 実際は、フラットケーブルで接続したインターフェース基板の
 ピンヘッダーの裏側に結線し、26ピンの5Vと、24ピンのGND
 に接続することにしました。
 USBが接続されるとスイッチに関係なくロッカースイッチの
 LEDが点灯します。外部電源にしたときは、基板に入る電源
 をON・OFFしますので、ロッカースイッチに連動して、LEDが
 点灯することになります。
 USBでも連動させようと思いましたが、USBをPCに接続した
 段階でPCとリンクされることになるので、意味がないかなと
 思い止めました。
 黒いボディーに赤のLED結構映えてます。写真ではよく
 感じがでませんが。

 

 手パの接続等するときは、また、手パの接続に従って、配線し
 ます。

---SmoothStepper基板のケース組み込み---

 実験するのに基板のままでやっていたSmoothStepperと
 自作のインターフェース基板(ただの端子台)をやっと
 ケースに組み込みました。
 先達のまねをして、タカチのUC17-5-12GXを使いました。
 当初、前面と後面パネルの穴開けをCNCでやろうと思っ
 てましたが、Gコードを書くのが面倒になってしまい、
 半田ごてを握り始めた頃にもどり、ドリルとヤスリで、
 仕上げました。

 

 ポート2の配線と外部電源、ロッカースイッチの照光LEDの
 配線をしていませんが、やっとケースに収めることが
 できました。ロッカースイッチは、外部電源にしないと意味
 ないのですが、とりあえず、USB電源でも外部電源でも
 使えるようにしました。
 一つでもよかったのですが、将来の拡張にそなえて、
 16ピンのコネクターを2個つけておきました。

 

 通常だときっと白ぽい方が全面でしょうけど、好みで、
 逆にしました。

---MACHによるSSRの制御 (3)---

 前掲の米粒より小さいTC702FUを使って、試してみました
 が、うまくいったりいかなかったりでした。
 多分、半田付けが悪いか、半田付けの際にICを破損した
 かです。
 そんな訳で、普通サイズの論理ICのSN54HC02を使って、
 下記のような回路で、試して見ました。

 

 これで、だいたい思った動作が可能でした。
 下記が実際の配線です。

 

  
 図には書いていませんが、、4回路内の1回路しか使ってい
 ませんので、他の3回路の入力はグランドに落としてありま
 す。
 また、電源は、CNCの基板からとるようにしてあります。
 こうすることで、論理ICへの電源供給が、CNCフライス基板と
 連動します。別電源にすると、先にCNC基板の電源を切った
 時に、SSRの出力がONなってしまいます。
 とりあえず動きますが、細かい所については、自信があり
 ませんので、あくまでも、私の、覚え書きという
 ことです。

---MCAHによるSSRの制御 (2)---

 動作の確認をするにあたって、ずっと昔に覚えた、電源を
 入れる順番を思い出してみます。
 PCに電源を入れる場合、通常は、
   周辺機器→PC本体
 の順番に入れます。切るときは、この逆にするのが通常です。
 以前の機器は、プラグアンドプレイに対応していなかったので、
 PCの電源を入れた後に周辺機器の電源を入れると、PCが
 周辺機器を認識しなかったり、周辺機器の電源を入れるとき
 にでるノイズで、PCが誤動作を起こすことがある、というような
 ことで、この順番がいいとされてたようです。
 今回のSSRの制御も同じようにしてみて、動作の確認をし
 ました。
 MACHの設定は、ACTIVE LOWにチェックが入ってます。
 電源ONーOFFに従って、SSRの蛍燈は、下記のようになり
 ます。
  SSRのON→CNCフライス基板ON-OFF→PC電源ON→
     OFF      ON         ON
  MACH起動→トグルON→トグルOFF→MACH終了→
     ON    OFF     ON  ON
 
  PC電源OFF→CNC基板OFF
     ON       OFF
 というように、目的の動作と反対になってます。 
 間に、NOT回路かNOR回路を入れれば良さそうです。
 ==========番外編===========
 以前、シュミットトリガーの回路を作るの求めたICが、表面
 実装のICで、米粒ぐらいの大きさで、まいった経験があり
 ます。今回も、よく読まないで、また、また、表面実装のIC
 を購入してしまいました。何とか使えないものかと検索する
 と変換基板なるものが○月にありました。SOT23というも
 のです。
 

 一つの基板が1cmぐらいの大きさです。この基板に豆粒
 ぐらいのICをハンダ付けをします。

 

 これを、連結ソケットにハンダ付けします。

 

 とりあえず、ピンセットを使いながら、ハンダ付けをしましたが、
 うまくいくかどうか。
 表面実装のハンダ付けに関して、下記を参考にしました。
     
       表面実装のテクニック
 ========================

---MACHによるSSRの制御 (1)---

 また、実験を始めました。MISTの制御をするのに、○タロウ
 で100Vの電磁弁を購入して、フットスイッチを使って、MIST
 のコントロールをしてます。
 この電磁弁をMACHで制御するのに、何年か前に購入して
 いた○月電子のSSRを使ってみようと思います。

 
 (看板犬のレオの毛も写ってますがご容赦を!)
 とりあえず茶の間でも実験できるように蛍燈で、写真のように
 結線しました。
 
 

 これを○ECさんのCNCコントロール基板に接続して実験しま
 す。私は、汎用出力の14番に結線しました。
 MACHの設定は、CONFIG→Spindle Setupの
 設定(黄色枠)と

 

 Config→Output Signalsの設定(黄色枠)の設定をします。

 

 Spindle SetupのOutputの#の番号とOutput Signalsの#
 番号を同じにします。私の場合は、#4を使ったので、#4
 に使うPINの14を入力します。
 Diagnostic(Alt 7)の画面で、Mist Tgleの四角を
 クリックして、右下のoutput 4の四角に赤が点燈します。

 

 赤の点灯に従って、CNC基盤に接続した蛍燈が点灯すれば
 OKです。
 しかし、Active Lowにチェックが入っているので、反対の動作
 になります。
 Active Lowを外すと、同じ動作をするようになりますが、
 MACHを終了したときに、蛍燈が点灯します。実際の動作
 だと、MISTが動作したままになるという困ったことになり
 ます。
 これを解決するのに、SSRとCNC基板の間に、
 NOTゲートかNORゲートを入れて、Active Lowの信号を
 反転してあげます。
 写真のようにトランジスターを使っても反転できるはずですが、

 

 今回は,論理ICを使います。NOTゲートにするか、NORゲート
 にするか迷いましたが、NORゲートを使うことに
 しました。特段に理由はないのですが・・・・。