---卓上旋盤主軸のベアリング交換(1)---

 寿貿易に主軸のブレの問合せをしたら,翌日に電話があり,
 ました。7/100はぶれすぎということで,考えられるのは,
 ベアリングの不具合か,スピンドルナットの緩みということで
 した。
 早速ベアリングナットを締めて見ましたが,大きな変化はあ
 りません。

 

 原因はベアリングのようです。対策は交換ですかね。
 ベアリング交換となるとベアリングプーラー等,道具も
 必要ですし,その手順の理解も必要です。ということで,
 いろいろあさってみました。
 YOUTUBEには,C3のベアリング交換の一連の映像がありました。
 
 Part 1A of Fitting taper bearings to a 7×12 mini lathe.  
 Part 1B of Fitting taper bearings to a 7×12 mini lathe
 Part 1C of Fitting the taper bearings to 7×12 lathe
 Part 1D of Fitting the taper bearings to 7×12 lathe
 Part 1E of Fitting the taper bearings to 7×12 lathe
 Part 1F of Fitting the taper bearings to 7×12 lathe
 Part 2A Fitting the modified spindle box to lathe
 Part 2B Fitting the modified spindle box to lathe.
 Part 2C Fitting the modified spindle box to lathe.
 Part 2D Fitting the modified spindle box to lathe.
 Part 2E Fitting the modified spindle box to lathe.
 Part 2F Fitting the modified spindle box to lathe.
 Taper bearings additional demos.mp4
 

 arceurutrade.co.ukには,C3旋盤の分解組み立ての手順
 のマニュアルがありました。
 それから,C3のに特化したベアリングプーラーのキットも
 ありました。
 汎用のプーラーではありませんが,フライスのベアリング
 交換にも使えそうです。ただ,主軸からベアリングを抜くには,
 別なプーラーが必要です。
 いろいろあさりましたが,ベアリングを交換するには,全部
 分解するようですね。

---エアリュータ-サポートの作成---

 なかなか先に進みません。道具の不具合を調整したり,
 調整のためのヤトイを作ったり。
 今日は,スクロールチャックのチャックを調整するために
 以前に買っておいた,エアリュータ-のサポートの作成
 をしました。
 作成と行っても,以前切り出しておいた真鍮の片方をフライス
 で削り,穴を開けて,ネジを切っただけです。

 

 作る予定でいましたが,今日になってしまいました。
 別角度の写真です。

 

 のびのびになっていた原因の一つは,エアーリュータ-に附属
 していたレギュレーター状の物の意味と使い方がわからなかった

 

 ことです。
 ネットをあれこれ検索して,ミニオイラーということが判明。分からな
 いということは,恐ろしいことです。つけずに使うところでした。
 チャックの爪を外して,調整してみようと思います。
 長い道のりです。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(20)---

 位置決めに使うヤトイの加工の続きです。ターレットスリーブに
 アーバーを差し込んで,そのアーバーにねじ切りをした12φの
 磨き丸棒をセットして,10mmに切削します。

 

 計測のため刃物台を外して,マイクロメーターで測ると唖然です。
      赤矢印----10.157mm
      黄矢印---- 9.845mm
 根本と先端で0.3mmも違います。ちなみに,ちなみに,芯押し台
 を使わないで,太めの磨き丸棒を切削してみると,10cm程度の
 切削で,先端と根本では,5/100程度の違いです。主軸も多少
 平行がずれてるようですが,ほぼ,出荷時の精度です。
 マニュアルを見て見ると,切削で根本先端で太さが違う時は,
 芯押台の調整をすると書いてあり,その方々も記載してあり
 ました。芯押台を調整して,再度挑戦ですねえ。 
 それにしても,芯押台の加減で,ワークが曲がるんですね。
 鉄もゆがむこと改めて理解しました。

---スクロールチャック---

 ワークを咥えさせてかなりブレがでることから,スクロール
 チャックをいろいろ見ています。
 わんぱく工作室の先達は,
 サカイの旋盤にレバーチャックをつけているようですが,
 このレバーチャックの高いこと。

 

 これで,9万円ちょっとします。趣味の世界とはいえ,
 すごいなあと思います。
 そのHPでは,このチャックで,3/1000ミリぐらいのぶれに
 おさまったとありますので,かさねがさねすごいなあと思います。
 精度あげるのにチャックだけ変えてみるのも,いいいのかなと
 思います。いろいろ見ましたが,取り付けるには,自分で
 アダプターを作る必要があるので,
 ちょっと考えてます。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(19)---

 リテーナーを作成するのにヤトイを作成し始めました。
 ロータリーテーブルで,芯合わせをするヤトイです。
 作業的には,生アーバーの先端を切り離して,中心に6mm
 程度の穴をあければいいのですが,アーバーにはテーバーが
 付いているので直接の固定は難しいので、
 ターレットスリーブ(アダプター)を使います。
 昨日、ターレットスリーブを旋盤に固定したところ,先端で,0.2mm

 

 程度のブレがありました。
 どうしようかと思いましたが,約半分程径を詰めて,
 貫通穴に通すようにしてみることにします。
 2日かけて,片方の径を20mm程度にしました。

 

 

 チャックに咥えて端面のブレを計って見ると,
 2/100mm~4/100mmにおさまりました。これで,
 アーバーに加工ができます。ヤトイを作るのにヤトイのヤトイ
 の加工でした。
 アーバーは,加工前のターレットスリーブを使って突っ切り
 で先端を切り離しました。精度に関係ないので,先端のブレ
 があるままで,芯押し台に固定センターをつけてやりました。

 

 二つともオークションの購入したものですが,焼き入れが
 入ってないので,加工はしやすいです。
 ただ,ターレットスリーブは,径が44,5mm程度あるので,
 私の旋盤では,荷が重かったです。
 今回ターレットスリーブを旋盤に咥えましたが,直径が44.5mm,
 長さが100mm程度だとどうしても先端がぶれるようです。
 旋盤の爪の精度なのか,それとも,咥え方の問題なのか

 分かりませんが,YUSAさんのHPのように,爪を研磨す
 る必要があるかもしれません。エアリュータ-は,安いもの準備
 してあるのですが,刃物台に固定するヤトイが必要です。
 本体の改造よりも,ヤトイ作りに時間かかってます。
 私が加工したターレットスリーブは,約44.5mmφと太いのですが,
 モノタロウ等で販売している25mmφのものは,約7000円と

 

 3倍もしてしまいます。多分,この高い方のは,焼き入れもはいり,
 加工は難しいような気がします。

---旋盤の刃物台のガタ調整 (2)---

 出品者の好意で,砲金製のカミソリが届きました。

 

 購入したものは,SS400でした。細かい違いはわかりませんが,

 

 砲金の方が,きっと,本体にはやさしいいのでしょうね。
 リテーナーの加工に使う予定のMT2の生アーバーの加工をします。

 

 ロータリーテーブルで,位置決めに使う予定です。
 先端の黒い部分を切り落とし,センターに6mm程度の穴を開
 けるだけですが,私の旋盤では,ちょっと,荷が重いです。
 NT2をアダプターに入れて旋盤に固定しましたが,アダプター
 の先端で,0.2mm程度のブレがあります。チャックの精度が
 いまいちなんでしょうね。

少し切削面がきれいになりました。

 某オクで購入した旋盤のガタ調整のジブは,効き目大
 です。今までよりも,ビビリが少なくなったような気がし
 ます。
 端面の切削も今までよりは,きれいになりました。

 

 突っ切りも変な振動が少なくなったような気がします。
 これで,さらに,X軸とY軸送りのカミソリをきつめに調整すれば,
 さらによくなるかなと思います。

---旋盤の刃物台のガタ調整 (1)---

 某オクで旋盤の刃物台のガタ調整用のジブ?がでていたので,
 購入装着をしてみた。
 刃物台を外してみて,びっくり。ジブを止めているキャップスクリュー
 は全部ゆるゆるでおまけに,奥側のネジの三つのうち一つ(黄色丸)
 が脱落していました。

 

 この刃物台は,薄い(4mm程度)板て固定して,
 遊びを片側二つのイモネジ(赤丸)で調整する構造です。
 あまりきつく調整すると板が折れるの注意書が取説にあり
 ました。この構造ですから,ガタが出るのもしかたないかなと
 思います。
 以前からHPを検索,ガタの調整方法はないかさがしてま
 した。サドル浮き上がり防止のジブを作った方いて,一件だけ
 見つけました。

 

 

 構造がちょっと複雑なので,ためらってました。
 
 落札ものは,シンプルで,しっかりと厚みあり,
 くさび型の部品で,面を押さえる構造です。
 このくさび型の部品を両側のキャップスクリューをしめて
 ずらすことにより調整してます。うまくできてます。

 

 
 これでもしかして,突っ切りも問題なくできるようになるかも
 しれません。

 
 

 装着後の部品を片側から写真に撮ったものです。
 このC2クラスの旋盤の弱点は,刃物台のガタなので,
 この部品で,改善されるかもしれません。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(18)---

 ボールねじのワイパーの部品できました。

 

 今回は,Gコードを作成して,sable2015で作りました。
 いままでは,一番安価な秘密基地のエンドミルを使って,
 ました。

 

 今回,思い切って,某オクで購入したミラクルエンドミル
 を使ってみました。超硬エンドミルで,アルミを切削するには,
 ちょっと大げさなのかもしれませんが,切れ味が全くといって
 良いほど違いました。

 

 値段だけのことはあるなと思いました。
 フエルトは,THKの市販品です。きちんと,こんな部品が
 あるんですねえ。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(17)---

 デンバーの切断終わりました。足かけ3日かかりました。
 もっとも,1日,2時間ぐらいの作業ですが。

 

 二つに分けたデンスバーの上面と下面をフライカッターで,
 ならしておきます。

 

 やはり鋳鉄ですね。サクサクと削れて,砂みたいに細かくなった切り子が,
 そこら中に飛び散ります。SS400やS45Cとは全然違う切り子
 です。
 加工の終わったデンスバーの別角度からです。

 

 おおざっぱに型どりをして,加工に入ります。