---サーボテスター (2)---

 サーボテスターの波形をオシロで見て見ました。今まで,
 どんな信号でラジコンのサーボをコントロールしているか
 分かりませんでしたが,オシロで見て見て,すっきりしました。

 
 左にボリュームを回すと振幅が狭くなり,右に回すと
 広くなります。
 特別な信号でコントロールしてるのかと思いましたが,
 なんと,単に,パルス幅の変化でコントロールしてることが
 わかりました。PWMを使ったコントロールでした。
 ゆくゆくは,スピンドルモーターもMACHでコントロールしようと
 思ってましたが,一歩近づきました。
 MACHのスピンドル設定には,よく見ると,PWM制御の項目
 があります。多分,ここから出されるPWMの信号をを使えば,
 DCモーターの制御も出来るような気がしました。
 ラジコンのサーボの信号のPWMのは,
 ここ
 に詳しくかかれてました。

---現行フライス(X2互換機)調整 (4)---

 あまり加工精度には影響ないように思うのですが,テーブル
 とコラムの平行を合わせます。

 

 精密スコヤをコラムにセットして,ダイヤルゲージ数値をみな
 がら,コラムの向きを銅ハンマーでたたいて,合わせました。
 テーブルの精度なのか,精密スコヤの関係なのか,ダイヤル
 ゲージの数値が安定しませんでした。
 両端での差が,1/100~2/100に調整しました。
 その後,コラムの補強のプレートをもどしました。
 コラムとテーブルの平行がでてないと,本体に余分な
 力がかかるそうです。
 ほぼ調整は終わりましたが,補強プレートの本締め後,
 再度,コラムの前後の直角をみて,最終的な調整です。

---サーボテスター (1)---

 sable-2015のスピンドル作成に使った模型用のブラシレス

 モーターをコントロールするにあたって,利根川精工
 インテリジェントサーボコントローラーなるものを購入して使って
 ました。

 

 これがまた高かった。確か5,6千円したように記憶している。
 もしやと思い,共立電子から,サーボテスターキットなるものを885円
 で購入,組み立てて,モーターに接続動かしてみた。

 

 これがなんと見事に動いてしまった。
 電気や模型に詳しいかたなら,当たり前のことなのかもしれな
 いが,ブラシレスモーターを動かすのにあれほど苦労していたの
 が嘘のようだ。
 ESCと呼ばれるアンプを作るには,プログラムを含めて技術
 と知識がいるように思うが,ESCにパルスを送れば,モーター
 を動かせるので,パルスさえ発生させれば,コントロールで
 きることがわかった。
 パルスを発生させるだけなら,ハードルは高いが,それほど
 難しくは,ないかもしれない。
 あとで,サーボテスターからのパルスをオシロで見て見よう
 と思う。
 それにしても,知らないとは,恐ろしいものだ。
 分かっていれば,はじめから,サーボテスターを
 使っていたのだが。

---現行フライス(X2互換機)調整 (3)---

 コラムの調整が終わりましたので,ハウシング(主軸)の調整
 をしました。ハウジングとマウンターの間に,フィラーテープを
 入れて,調整しましたが,0.08mmのフィラーテープで前後
 の転びが1/100程度におさましたました。

 

 ハウジングの左右の傾き(首振り)は,ハウジングとマウンター
 の連結ボルトの一本だけしめて,後は緩めておきます。

 

 そのままコラムにつけて,プラハンで傾きを調整しては,一番上に
 もっていって4本のボルトの2本をしめて調整しました。

 

 調整が終わって,3本のネジが閉まりますので,ハウジングを
 取り外して,締めてない1本のネジと,後から締めた2本と,はじめ
 に締めておいた1本のネジを締めまししました。
 ハウジングの傾きは,前後左右とも,
 1/100程度(てこ式ダイヤルゲージの半径8cmぐらいの範囲)
 に調整が終わりました。
 私のX2互換機は,ハウジングの前後左右の調整機能がついてない
 ので,調整に足かけ,3日ほどかかりました。
 これで,以前よりは,精度よく加工ができると思います。
 
 明日は,テーブルとコラムの平行を調整します。調整後,
 補強のプレートを元通りにします。

---現行フライス(X2互換機)調整 (2)---

 部品を作るにあたって,フライカッターで,表面をならし,
 両端で厚さを測ってみると8/100程度約0.1mm程度
 の狂いがありましたので,以前から気になっていたフライス
 の調整をします。
 私のX2互換機は,

 

 前後方向で,コラムが傾いていて,ハウジングの転びも
 あります。
 コラムの傾きは,赤矢印にフィラーテープを入れて,調整します。
 ハウジングの転びは,桃色矢印のハウジングとマウンターの
 間にフィラーテープを入れて調整します,
 コラムの前後方向では,15cmの精密スコヤの上下で,
 約0.17mm程度,お辞儀をするように傾いています。

 

 

 0.05mmのフィラーテープを2枚入れると,コラムがおきすぎる
 ようです。
 コラムの固定する場所を見て見ると,「キサゲ」ではなく,
 タガネで傷をつけたようなところが2カ所あります。

 

 きっと組み立ての過程で,コラムの傾きを起こすのに加工
 したんでしょうね。
 0.05と0.01のフィラーテープで調整します。
 本当は,「キサゲ」等の加工ができると確実
 なんでしょうが。
 調整後,約0.01mmまではおいこめました。

 

 調整は,微妙で,0.01mmのフィラーテープを入れるかい
 れないで,違いがでてしまいました。また,コラムの位置に
 よっても違いがあります。
 全部調整し終わってから,コラムの傾きは再度調整する
 必要があるかと思います。
 明日は,ハウジングの傾き,調整します。

---現行フライス(X2互換機)調整 (1)---

 スピンドルのベアリングをオリジナルから,テーパーベアリング
 に交換しました。結果,切削しながらZ軸を下げた時の
 ガタ(異常振動?)がなくなりました。
 組み立てながら,細部の調整をすることにしました。

 

 精密スコヤで,主軸を上下させ,コラムの直角を見ています。
 これは,すんなり,調整できます。

 

 ハイス丸バイト(6mm)を咥えて,これまた,主軸を上下させハウ
 ジングの左右の傾きを見ています。結果,正面からみて,
 ハウジングが,やや左に傾いています。さて,どうやって調整

 

 したもんか,思案してます。

 

 ガラス板をしいて,スピンドルを手で回転させ,コラムの前後の
 傾きを見ています。これは,以前から,前に傾いていることが
 分かってましたので,思い切って調整することにしました。
 
 それにしても,ハウジングの傾き,どうやって調整するか,
 頭いためてます。私のフライスは,マウントとハウジングには,
 ノックピンが使ってなくて,ボルトだけの固定ですので,
 接合方法とボルトの締め方によって,傾きがでます。

---芝生その後(2)---

 4月22日に慌てて植え付けをした芝生は,大分育ってきまし
 た。
 頑張って,草取り(ドクダミ)と格闘してきましたが,これだけ
 育ってくると,芝生を痛めず根から撮ることが難しくなってき
 ました。

 

 痛めないように,葉だけを取るようでしょうか。
 梅雨の晴れ間をねらって,過日,一回目の芝刈りをしました。
 本当は,もうちょっと,前にすべきだったのですが,草丈が,
 上に,10cm以上になってしまいまいしたので,何回かに
 わけて,詰めていきます。

 

 蔓状の脇芽が伸びて,伸びたところからも新しい葉が伸びて,
 密集してきました。
 一面緑になるのがたのしです。

---現行フライスミニ改造 (5)---

 組み込み,調整が終わりました。これで,Y軸の調整から,
 開放されます。

 

 はじめ,ナットを締めるとハンドルが重くなり回りにくくなり
 ました。
 あれ,と思い確認してみると,手前のスラストベアリング
 の順番が逆で,きつい方のを奥に入れてました。
 逆に入れ替えると,めいっぱいナットを締めても,軽く
 回るようになりました。
 当初,裏側の部分にスラストベアリングのカバーをつける
 ようかなと思いましたが,すき間が2mm程度なので,こ
 のまま,使ってみることにします。
 中断していた,作業に移りたいのですが,現行フライス
 のスピンドルのベアリングが気になりはじめました。
 時々ガタがでるのもスピンドルのベアリングかもしれま
 せん。いよいよ,ベアリング交換ですかね。
 また,大事になりそうです。

---現行フライスミニ改造 (4)---

 リテーナーが完成です。現物合わせで作りましたので,固定
 用のネジの頭サイズ縮めたり,座繰りの狂いを修正したりと
 すんなりとはいきませんでしたが,完成です。

 

 

 スラストベアリングを組み込んでハンドルもつけてみました。

 

 X軸の軸は,ちょっときつめで,スラストベアリング外すのに力が
 いりましたが,Y軸は,ちょっとゆるめで,スラストベアリングも
 スルっとはいりました。
 明日,若干の修正をして,組み込みます。

---現行フライスミニ改造 (3)---

 だいたい加工の終わったリテーナーの端面処理と溝加工
 をしました。

 

 オリジナルのは,端の方に,ゴムカバー固定用のネジが切られて
 いますが,改造のリテーナーでは,オリジナルのようにはできないので,
 溝に横棒をわたして,中心で固定して,その両脇でゴムカバーを固定
 します。
 切れ端の棒を5mm程度の厚みに切断するのに,久しぶりにメタルソー
 を引っ張りだしてきました。

 

 おそるおそる低速で切断です。
 あと2,3日で,新しいリテーナーとオリジナルを交換できるかなと
 思います。ちょっとだけ使い勝手がよくなること
 です。