---SmoothStepperのPINアサイン---

 SmoothStepperのポート2のPINアサインを調べていました。
 ヘッダーのピン番号は分かりましたが、機能について今い
 ちでしたが、MACHのフォーラムで、
 「Same as the parallel port, 1, 14, 16, 17」の書き込みがあ
 りました。パラレルポートと一緒なんですねえ。パラレル
 ポートの入出力は、ここ

 

 にありました。
 これで、諸兄がインターフェース基盤で、PINをいくつかの
 グループに分けていたのと、PIN1には、入力していなか
 
 た訳がわかりました。
 諸兄は、多分次のように、グループ分けしていたと思います。
 X2----2ピンから9ピン
 X3----10ピン・11ピン・12ピン
 X4----16ピン・17ピン・18ピン
 X1----1ピン・14ピン・15ピン
 JP1----19ピンから26ピン
 パラレルポートのピンアサインと比べてみて、やっとその意味
 がわかりました。
 パラレルポートでは、18ピン~26ピンまで、グランドに
 落としてるようで、多少違ってるようです。なぜ、ちがうのか
 は、分かりませんでした。
 まあ、このパラレルポートのPINアサインにしたがって、
 インターフェースボードを作ります。

--DSUB25Pに変換への変換ケーブルの作成--

 26PのフラットケーブルのヘッダーをDSUB25Pのコネクター
 への変換ケーブルを作成します。
 といっても、片側にしかコネクターのついてないケーブルに
 DSUB25Pのコネクターをつけるだけです。

 

 圧着は、今回は、しません。
 PINアサインは分かてるので、間違えないようにハンダ付け
 です。
 準備として、25本の端のビニールを剥きます。

 

 皮を剥くのに名前がよく分からないのですが、細い線の
 ストリッパーを使います。

 

 ドイツ製のようで、とても高かったですが、細い線には、最適で。
 DSUB25Pはベアリング購入のついでがあったので、MonotaROから
 の購入です。

 

 DSUB25Pをスイベルバイスに挟んで作業です。
 

 SSのフラットケーブルは、
       1
      14
       2
      15
       3
      16
       4
       ・
       ・
       ・
 のようになっているので、一本おきに1~13PINを
 DSUB25P上に、残りを順番に下にハンダ付けで
 す。次のようになります。SmoothStepper、イーサネット盤
 マニュアルより引用しました。

 

 

 26PINは、接続しないので、途中でカットです。 

 

 
 この後、フラットケーブルのインターフェース(ただの中継)
 基盤をつくります。
 その基盤を使って、結線をテスターで、確認です。

---SmoothStepperのテスト---

 SmoothStepperをテストしました。
      SmoothStepper
         ↓
      S○CさんのCNC基盤
         ↓
      キ○ッシュさんからの2相ドライバー
         ↓
      キ○ッシュさんからのステッピングモーター
 の接続で、iphonの手パでコントロールしました。
 SmoothStepperには、動いているようですが、私のPCでは、
 多分グラフィックドライバーの負荷がおおきいのだと思いますが、
 動作中にPC画面を動かすと、MACHが止まってしまいます。
 
 とりあえず、USB経由で動かすめどがたちました。
 パラレルポートのあるPCを探さなくもよくなりました。 
 イーサネット経由のSmoothStepperはどうなんでしょうか。
 PCへの負荷は、USBよりかるいんでしょうかね。 

---SmoothStepper---

 SmoothStepperを購入してしまいました。ネットで検索してたら、
 日本の代理店?らしきところがあったので、そこから購入しま
 した。試運転するにあたって、CNCのコントロール基盤と接続
 するのに、フラットケーブルが必要でした。SmoothStepperと
 一緒にフラットケーブルを購入しましたが、片側にしかコネク
 ターがついてなくて、試運転ができませんでした。

 

 ネットで検索したら、26ピンのフラットケーブルが、
 秋月電子にあったので、急遽代引きで購入しました。
 本体150円、送料と代引き手数料あわせて、
 900円オーバー。高い買い物でした。
 試運転は無事終了しましたが、SmoothStepperの基盤をケース
 に入れるにあたって、26ピン→25ピンの変換コネクターが必要
 です。アメリカの本家には、あるのですが、日本にはないようなの
 で、自作するようですね。
 CNCのコントローラーには、幸いSmoothStepper接続用の
 ボックスヘッダーがついているので、回路図やらなんやら
 で、ピンアサインを調べました。SmoothStepperのボックス
 ヘッダーは、D-SUBのヘッダーに順じているようです。

 

 これまた諸兄のHPを参考しながら作成します。

---Mach3の手パ iPhone 編---

 アプリが1.5野口英世ということで、多少ためらってましたが、
 思い切って、購入、遊んでみました。
 アプリは、なんなくインストールできて、設定も簡単でした。
 ただ、iPhoneの手パは、WiFi経由なので、家で使う場合、
 無線LANの設定がすんでいること、それから、Mach3を動か
 すPCのIPアドレスが、固定でふってあることが必要だと思
 います。インストールすると、

 

 

 の画面でMachが操作できるようになります。
 アンドロイドの手パのアプリもあるようですが、操作画面が
 ダサイ感じで、プレビューの評判もいまいちのようです。
 インストールがすんだら、PCのIPアドレスを設定して準備
 完了です。

 

 iPhone側は、簡単ですが、PC側がちょっとてこづりました。

 Mach Pendantというソフトをインストールしますが、
 インストール終了後、WINDOWS7やVISTAでは、
 Mach Pendantがインストールされるホルダーに移って、
      Mach3RegistryFix.reg
 をダブルクリックしてレジストリーの追加が必要なようです。
 さらに、これでもうまくいかないようなら、デフォルトの設定を
 変更していないのなら、55800と55801のポートをひらい
 てあげることが、ファイヤーウォールの関係で必要かもしれ
 ません。開き方は、諸兄がたくさん書いてますので、ふれま
 せん。
 このMach Pendantのソフトを走らせて、Mach3を立ち上げ
 て、iPhoneをアプリからコネクトするとiPhoneから操作がで
 きるようになります。
 ただ、肝心なのは、Mach3を右クリックから、管理者として
 起動しないと、Mach PendantがMach3を見つけられない
 ようです。私は、これで、はまりました。
 それから、Mach Pendant、をインストールすると、デフォルト
 で、スタートアップにMach Pendantのショートカットが作成
 されて、WINDOWの起動で、実行されてしまうので、私は、
 手動で起動できるように、スタートアップのショートカットは、
 削除しました。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (5)---

 さて、仮想手パですが、どうしましょうかね。「軸」の選択と
 「ステップスピード」の選択、二つのロータリースイッチで、
 構成するようですね。
 (追記 12番が結線していませんが、結線して、OFF
      の位置にするようでしょうね。)

 

 こんな感じでしょうか。
 さて、問題のTRIGの割り当てですが、疑問点がまた一つ。
 諸兄の割り当てでは、PINの一つに、
       204:Jog mode Continuous
 を割り当ててます。このピンから、移動することで、
       327:Select MPG jog mode
 に設定して、なおかつ、
       185:Select X for MPG 1
 この辺が疑問ですが、一つのピンにとりあえず3つ割り当てます。
 の設定で、X軸を選ぶようになって、ます。
 とりあえず次のように割り振って見ます。
 Trig PinNo. OEMCode               SWポジション
 #1  2   204:Jog mode Continuous    1-1
              (same as button 276)   
 #2     327:Select MPG jog mode    1-11-2
 #3     185:Select X for MPG 1      1-11-2
 #4     186:Select Y for MPG 1     1-21-3
 #5     187:Select Z for MPG 1     1-31-4
            (間違いの訂正です。)
 #6     267:Select Step value 3      2-1
 #7    266:Select Step value 2      2-2
 #8     305:Set MPG jogging        2-2
           mode = do single eaxct steps   
 #9     303:Set MPG jogging        2-3
            mode = Velocity          
  
 実際の設定画面では、

 

 でOEMCODEの割り付けをして、

 

 な感じで、ピンの割り付けでしょうかね。
 <<追記 2015-6-1>>
  大事な設定を忘れていました。ポート3の
  ENCORDER/MPG7’sの設定です。ここで疑問。
  +A相・+B相の設定はできそうですが、-A相・-B相の設定
  方法が分かりません。

  

  それにマニュアルには、ポート3のピンアサインが、
  
  

  とあるだけで、-2A相・-2B相の記載がありません。
 <<追記終了>>
 疑問点は残りますが、手パを接続する方法と、MACHの設定
 がおぼろげながら見えてきました。
 改めて、諸兄は、すごいなあと思います。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (4)---

 疑問な点もありますが、結線ができれば、ソフトの設定ですね。
 諸兄のHPにありましたが、SystemHotkeysのOEMcodeの設定
 をしないとだめみたいです。
 この、OEMcodeに、コードを割り付けることで、ポート2と3
 に接続した手パで、いろんな動作をさせることができるよう
 です。このOEMcodeは、
 http://www.machsupport.com/Mach3Wiki/index.php?title=OEM_Buttons
 に詳しい説明がありました。飛び飛びですが、1~1000まで
 のコードがあります。ちなみに、諸兄は、次のように割り振って
 ます。
==========諸兄の割り当て==========
Trig PinNo. OEMCode               SWポジション
#1  2   204:Jog mode Continuous
              (same as button 276)    1-1
#2  3   327:Select MPG jog mode     1-2
#3  3   185:Select X for MPG 1      1-2
#4  4   186:Select Y for MPG 1       1-3
#5  5   187:Select Z for MPG 1       1-4
#6  6   267:Select Step value 3      2-1
#7  7   266:Select Step value 2      2-2
#8  7   305:Set MPG jogging
           mode = do single eaxct steps  2-2
#9  8   303:Set MPG jogging
            mode = Velocity         2-3
#10 9   1000:Cycle start           B-1
#11 10  1001:Pause (Feed Hold)       B-2
#12 11  211:Home X Home Z (Turn)     B-3
#13 12  213:Home Z (Turn)          B-4
=========================
 さて、ここで疑問が、なぜPIN 1に割り付けがないのでしょうか。
 PIN 1は、特別な役割があるのでしょうか、それとも、何かに
 使っているのでしょうか。
 それから。もう一つ、EncorderMPGで、ポート3に接続したA相
 とB相の信号線の設定も必要です。諸兄は、

 

 のように設定してます。仮装手パでは、差動出力で、
 A相+、A相-、B相+、B相-を、それぞれ、6、7,8、9
 に接続してます。EncorderMPGの記述はどうするんでしょうか。
 A相+とB相+の接続先、6、8のピンを記述すれいいので
 しょうか。手元にあれば、トライアンドエラーで探りますが、
 なにぶん、仮想なので。
 それから、肝心のOEMコードを、ポート2の1ピンから7ピン
 に、どんな風にわりつけましょうかね。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (3)---

 いろいろ調べましたが、今回取り上げた手パは、差動出力
 のようなので、SmmothStepperとの接続は、下記のよう
 になるのかなと思います。

 

 ただ、SmmothStepperのポート2への結線は、5Vへの
 プルアップを行うんでしょうかね。プルアップでいいのであ
 れば、COM端子をGNDに落としてやればいいはずですが。
 このあたりがちょっと疑問ですね。
 それと、LEDへの結線はどうしたもんでしょうかね。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (2)---

 前掲写真のテパには、結線の詳細がありました。

 

 16本の線があり、これを結線する必要があるようです。
 通常のCNCのコントローラーは、予備の入出力の端子が、
 4個程度しかありませんので、別のポートか専用のポートに
 接続する必要がありそうです。

 大きな手がかりが諸兄のHPにありました。
 やはり、SmoothStepper等のボードを使う必要があるようで
 す。
 先ほどのHPで、
  『次に設定
   まず、A相 B相が主力される信号をポート3に入れます。
   SSではポート3がエンコーダーの信号を入れられます。
   MACHのEncoder/MPG’sの設定でMPG#1に割り付けます。』
 とありました。先ほどの結線表の、3番と5番がA相B相ですから、
 これを、ポート3の該当の端子に入れればいいのかなと思い
 ます。
 通常のパラレルポートで、PCに接続するには、パラレルポートを
 増設する必要があるんでしょうか。USB接続なら、大丈夫のよう
 な気もしますが。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (1)---

 手パ(手動パルスジェネレイター)は、ホルムさんのを便利に
 使ってます。

 

 接続もUSBなので、設定もいらずに使えたと思います。
 諸兄のHPを見ていると、別なタイプの手パがあるようで、ちょっと、
 興味がわき、調べてみました。
 手動パルスジェネレーターで検索すると、日本製の部品が
 まずかかります。
  東京測定器材株式会社(Tosoku)
 HPには、ロータリーエンコーダーとあります。
 これらの部品を使った、製品版が、aliexpressでも多数
 あります。

 

 aliexpressで販売されている手パのなかに、技術資料?も
 あるものもあるので、これを手がかりに、諸兄のHPを参考
 にしながら、結線やらソフトの設定やら探ってみます。