---旋盤のDRO再取り付け (1)---

 前回までの加工で,芯押し台と干渉するので,DROを取り外し
 てました。横に寝かせてつけていたので,幅をとって,干渉し
 てました。今回,旋盤で,ネジを切るのでどうしてもDROが必要
 で,あれこれ検討して,縦に取り付けることにしました。
 複式刃物台の台座にネジを切って,DROのサポートを取り付け
 ます。例によって,DROのサポートは,sable2015で切り出しまし
 た。

 

 ネジを切るのに,また,3mmのタップを折ってしまいました。
 プールタップで取ろうとしましたが,プールタップも破損。
 なくなく,隣に,ネジを切り直して,なんとか完了。

 

 サポートにDROを取り付け,台座に取り付けてみました。
 良い具合です。
 前回は,表示部を固定して,スケールを動くようにしましたが,
 今回は,表示部が移動するように変更しました。
 前回は,反対側に表示部があり,切削油等がかかりやすく
 なってましたが,少し離れたので,多少かかりにくくなると思います。
 この旋盤は,小さいので,取り付けのスペースが狭いので,
 苦労します。
 本当なら,切削油よけのカバーもつけられるといいのですが,
 なかなか難しいです。
 ネジを切るには,自動送りを使いますが,クラッチを外せない
 ので切削量をDROで確認しながらします。
 逆回転でもどす時,バイトがワークに触らないように,Y軸を
 手前に移動させますが,切削する時に,前回の切削量プラス
 αにするのに,バッククラッシュがあるので,正確にαを決められ
 ません。DROだよりです。
 スケールの固定用のサポートを取り付けて,完成です。

---コーヒーブレーク---

 やりたいことは沢山ありますが,やり残しも。
 今日は,以前「くさびクランプ」を作成した時に,
 Tスロットナット用にT字型に切り出した材料が残ってたの
 で,今日は,長さをそろえ,10mmのタップを切って,
 Tスロットナットを作りました。

 

 10mmのタップは結構力がいりますし,気をつけないと,
 斜めに入ってしまいます。タップのヤトイも早く作らないと。

 
 無駄にしないで,Tスロットナットが二つできました。

 フライス盤と旋盤を使うようになって,機械の部品が自分で
 できるようになりました。フライス盤や旋盤は,本当に
 マザーマシンですね。

---郵貯銀行のトークン---

 郵貯銀行のネットバンキングもトークンによるパスワード
 を導入するというので,早速申し込み,本日トークンが届いた。

 

 7cm×4.5cmとカードより一回り小さい計算機のような形だ。
 私が持ってる口座でトークンを使ってるのは,ジャパネットバンクだが,

 

 トークンによる認証を必要とすると,モバイルの利便性は,薄れるが,
 格段に安全性は高まる。何を中心に考えるかだが,複数の口座を
 使い分けるようかと思う。ちなみに,二つトークンは,

 

 ややJNBの方が小さい。

---宅急便の足跡---

 秋月電子から,組み立てキットを購入したが,足りない部品
 があったので,連絡すると早速足りない部品が送られてきた。
 ところが,

 

 封筒の裏には,土足で踏んだと思われる足跡がくっきりと
 残っていた。
 中身を確認する前に,ヤマトのコールセンターに連絡。
 早速引き取りにきた。どういう対応がなされるか。

---サーボテスター (2)---

 サーボテスターの波形をオシロで見て見ました。今まで,
 どんな信号でラジコンのサーボをコントロールしているか
 分かりませんでしたが,オシロで見て見て,すっきりしました。

 
 左にボリュームを回すと振幅が狭くなり,右に回すと
 広くなります。
 特別な信号でコントロールしてるのかと思いましたが,
 なんと,単に,パルス幅の変化でコントロールしてることが
 わかりました。PWMを使ったコントロールでした。
 ゆくゆくは,スピンドルモーターもMACHでコントロールしようと
 思ってましたが,一歩近づきました。
 MACHのスピンドル設定には,よく見ると,PWM制御の項目
 があります。多分,ここから出されるPWMの信号をを使えば,
 DCモーターの制御も出来るような気がしました。
 ラジコンのサーボの信号のPWMのは,
 ここ
 に詳しくかかれてました。

---現行フライス(X2互換機)調整 (4)---

 あまり加工精度には影響ないように思うのですが,テーブル
 とコラムの平行を合わせます。

 

 精密スコヤをコラムにセットして,ダイヤルゲージ数値をみな
 がら,コラムの向きを銅ハンマーでたたいて,合わせました。
 テーブルの精度なのか,精密スコヤの関係なのか,ダイヤル
 ゲージの数値が安定しませんでした。
 両端での差が,1/100~2/100に調整しました。
 その後,コラムの補強のプレートをもどしました。
 コラムとテーブルの平行がでてないと,本体に余分な
 力がかかるそうです。
 ほぼ調整は終わりましたが,補強プレートの本締め後,
 再度,コラムの前後の直角をみて,最終的な調整です。

---サーボテスター (1)---

 sable-2015のスピンドル作成に使った模型用のブラシレス

 モーターをコントロールするにあたって,利根川精工
 インテリジェントサーボコントローラーなるものを購入して使って
 ました。

 

 これがまた高かった。確か5,6千円したように記憶している。
 もしやと思い,共立電子から,サーボテスターキットなるものを885円
 で購入,組み立てて,モーターに接続動かしてみた。

 

 これがなんと見事に動いてしまった。
 電気や模型に詳しいかたなら,当たり前のことなのかもしれな
 いが,ブラシレスモーターを動かすのにあれほど苦労していたの
 が嘘のようだ。
 ESCと呼ばれるアンプを作るには,プログラムを含めて技術
 と知識がいるように思うが,ESCにパルスを送れば,モーター
 を動かせるので,パルスさえ発生させれば,コントロールで
 きることがわかった。
 パルスを発生させるだけなら,ハードルは高いが,それほど
 難しくは,ないかもしれない。
 あとで,サーボテスターからのパルスをオシロで見て見よう
 と思う。
 それにしても,知らないとは,恐ろしいものだ。
 分かっていれば,はじめから,サーボテスターを
 使っていたのだが。

---現行フライス(X2互換機)調整 (3)---

 コラムの調整が終わりましたので,ハウシング(主軸)の調整
 をしました。ハウジングとマウンターの間に,フィラーテープを
 入れて,調整しましたが,0.08mmのフィラーテープで前後
 の転びが1/100程度におさましたました。

 

 ハウジングの左右の傾き(首振り)は,ハウジングとマウンター
 の連結ボルトの一本だけしめて,後は緩めておきます。

 

 そのままコラムにつけて,プラハンで傾きを調整しては,一番上に
 もっていって4本のボルトの2本をしめて調整しました。

 

 調整が終わって,3本のネジが閉まりますので,ハウジングを
 取り外して,締めてない1本のネジと,後から締めた2本と,はじめ
 に締めておいた1本のネジを締めまししました。
 ハウジングの傾きは,前後左右とも,
 1/100程度(てこ式ダイヤルゲージの半径8cmぐらいの範囲)
 に調整が終わりました。
 私のX2互換機は,ハウジングの前後左右の調整機能がついてない
 ので,調整に足かけ,3日ほどかかりました。
 これで,以前よりは,精度よく加工ができると思います。
 
 明日は,テーブルとコラムの平行を調整します。調整後,
 補強のプレートを元通りにします。

---現行フライス(X2互換機)調整 (2)---

 部品を作るにあたって,フライカッターで,表面をならし,
 両端で厚さを測ってみると8/100程度約0.1mm程度
 の狂いがありましたので,以前から気になっていたフライス
 の調整をします。
 私のX2互換機は,

 

 前後方向で,コラムが傾いていて,ハウジングの転びも
 あります。
 コラムの傾きは,赤矢印にフィラーテープを入れて,調整します。
 ハウジングの転びは,桃色矢印のハウジングとマウンターの
 間にフィラーテープを入れて調整します,
 コラムの前後方向では,15cmの精密スコヤの上下で,
 約0.17mm程度,お辞儀をするように傾いています。

 

 

 0.05mmのフィラーテープを2枚入れると,コラムがおきすぎる
 ようです。
 コラムの固定する場所を見て見ると,「キサゲ」ではなく,
 タガネで傷をつけたようなところが2カ所あります。

 

 きっと組み立ての過程で,コラムの傾きを起こすのに加工
 したんでしょうね。
 0.05と0.01のフィラーテープで調整します。
 本当は,「キサゲ」等の加工ができると確実
 なんでしょうが。
 調整後,約0.01mmまではおいこめました。

 

 調整は,微妙で,0.01mmのフィラーテープを入れるかい
 れないで,違いがでてしまいました。また,コラムの位置に
 よっても違いがあります。
 全部調整し終わってから,コラムの傾きは再度調整する
 必要があるかと思います。
 明日は,ハウジングの傾き,調整します。

---現行フライス(X2互換機)調整 (1)---

 スピンドルのベアリングをオリジナルから,テーパーベアリング
 に交換しました。結果,切削しながらZ軸を下げた時の
 ガタ(異常振動?)がなくなりました。
 組み立てながら,細部の調整をすることにしました。

 

 精密スコヤで,主軸を上下させ,コラムの直角を見ています。
 これは,すんなり,調整できます。

 

 ハイス丸バイト(6mm)を咥えて,これまた,主軸を上下させハウ
 ジングの左右の傾きを見ています。結果,正面からみて,
 ハウジングが,やや左に傾いています。さて,どうやって調整

 

 したもんか,思案してます。

 

 ガラス板をしいて,スピンドルを手で回転させ,コラムの前後の
 傾きを見ています。これは,以前から,前に傾いていることが
 分かってましたので,思い切って調整することにしました。
 
 それにしても,ハウジングの傾き,どうやって調整するか,
 頭いためてます。私のフライスは,マウントとハウジングには,
 ノックピンが使ってなくて,ボルトだけの固定ですので,
 接合方法とボルトの締め方によって,傾きがでます。