--「PIC」プログラミング再び (12)---

 だいぶ先が見えてきましたが、全体をまとめるあたって、今回は、
 回路図を書きました。
 細かい計算等はしていませんので、動かなかったら、変更です。

 

 こうやって、計画的に部品等を配置すれば、きっと仕上がりも、
 それなりに仕上がるんでしょうね。
 一つ一つ動作を確かめて、作ってますが、フォットカプラーから、
 PICへの入力部分と、PICからフォットカプラーを介して、
 ドライバーへの入力の部分の動作がまだです。
 明日は、フォットカプラーから、PICへの入力部分のテスト
 です。

--「PIC」プログラミング再び (11)---

 AD変換によるステッピングモーターの速度制御をあきらめて
 ましたが、割り込みとの組み合わせて、なんとか、
  240hz~1300hz
 のパルスの生成ができるようになりました。
 ステッピングモーターに接続して回してみると、見事、かなり低速
 から、結構高速、まで、制御できました。プログラムのソースコード
 を掲載します。参考になるかは、わかりませんが。
 デバック用につけているLCDのモジュールとヘッダーファイルも
 掲載しますが、ここのHPを参考にさせていただきました。
 速度変更----------main.c
 デバック用LCD表示----- lcd.c
 LCD表示用ヘッダーファイル--lcd.h
 このHPに出会わなかったら、ここまではできませんでした。
 実際にステッピングモーターを回してみると、加速や減速の
 過程で、昔の地下鉄電車の様な音がでます。
 
 あまりよく見えないのですが、ステッピングモーターのコントロール
 に入れている周波数もオシロで同時に映してみました。
 高速になるにつれて、パルスの幅が狭くなり、周波数が高く
 なるのが、なんとなく分かります。
 スピードコントロールのめどと、シュミットトリガーを入れたスイッチ
 の調整ができましたので、正転と反転のコントロールと、スタート
 ストップのコントロールのプログラムの
 作成に移ります。

--「PIC」プログラミング再び (10)---

===TMR0の罠===
 はまりました。TMR0の設定で、まるまる2日間。初期設定が
 プログラムに反映されませんでした。
 他の設定がだめなのか、制約があるのかネットで検索しま
 くりましたが、ヒットなし。お助け掲示板に書き込みました。
 しつこく検索続けていると、問い合わせのHPの過去記事に、
 「TMR0」の設定は、一回オーバーフローするともとに戻る。
 1回だけ有効の記事。目からうろこでした。
 プログラムを書き換えると、見事思った動作。思わず、
 「やった」と叫びたくなりました。
 丸二日間、悩みました。

---ウッドデッキの修理 (5)---

 間が開きましたが、塗料が届いたので、ウッドデッキの補修です。
 便利な道具があります。

 

 テープ状になってますが、これを貼って、

 

 折りたたんであるビニ-ルをのばすと

 

 

 テープでとめると養生ができてしまいます。

 

 養生ができたので、塗装します。

 

 手前のウグイス色っぽいところが元の色です。今回の色は、
 ちょっと、くすんだ色になってしまいました。7年持つとのことですが、
 こまめに手入れをするようでしょうね。

--「PIC」プログラミング再び (9)---

 チャタリングで、思った動作をさせることができないので、
 シュミットトリガー回路を制作すべく、部品を秋月電子
 に注文しました。
 SN74LVC1G14DBVRというシュミットトリガーインバーター
 というICです。
 ところが大失敗。

 

 この写真を見て注文しましたが、実際は、

 

 

 なんと、基板取り付け用の小さいICでした。
 これでは、半田付け、困ります。
 通常のICタイプのもの、注文しました。

--「PIC」プログラミング再び (8)---

 昨日作ったプログラムを変更して、AD変換で、周波数を変える
 プログラムを作って、オシロで見てみました。
 結果、AD変換は、だめでした。処理速度が遅くて、使えません。
 残念。Cではなくて、アセンブラーで組めば、可能性あるのかも
 しれませんが、難しいです。
 方針を変えて、低、中、高、ぐらいの3段階ぐらいになるように、
 してみようと思います。
 割り込みで、キー入力をチェックして、作成していたテーブルに
 従って、速度を変更する、というプログラムにして見ようと思います。
 割り込みにどのくらいの時間がかかるのか、やっていないとわかり
 ません。
 まあ、最悪、PICを速度の分だけ用意して、それを切り替えれば、
 いいので、のんびりとやります。

--「PIC」プログラミング再び (7)---

 ステッピングモーターをPICでコントロールするにあたって、
 スピードをボリュームでコントロールするためにはAD変換が
 必要になります。
 例のHPと参考書を見ながら、試作の回路でトライです。
 やっと、AD変換のめどがつきました。
 スピードをコントロールするのに、周波数を可変する必要
 があります。AD変換で、PICの生成周波数を1500hzか
 ら100hzぐらいまで、可変できるめどがつきました。
 プログラムでは、AD変換で取り込んだ値を5倍して、ミリボルト
 の表示をしてあります。この変数を多少変更すると、周波数
 の変更に使えると思います。
 テストに使ったプログラムです。
 ボルトの表示に使ったLCDも思った動作をさせることができず、
 やっとバックライトの配線を含め、正常動作するようになりました。

 

 テストに使ってるボードは、例の教科書の付属品です。

 

 
 いろいろ試作をするのには便利です。ブレッドボードもありますが、
 ある程度作ってあった方がいいのかもしれません。

--「PIC」プログラミング再び (6)---

 現在使用しているフリーのコンパイラで、__delay_μs()
 という単なる待ち時間の関数が使える。以前から使えたのか、
 あるヴァージョンかから使えるようになったのかは、分から
 ないが、前述の教科書のように自分で関数をつくらなくて
 いいので便利だし、結構使う関数だと思う。
 ただ、実際のところ、どのぐらい時間なのか、あれこれやって
 いるプログラムで簡易的に測定してみた。
 PICで
 for(;;){
RA1=1;
__delay_us(1);
RA1=0;
__delay_us(1);
}
 のプログラムを実行すると、矩形波が生成できるので、
 __delay_us(1)と__delay_us(2)と赤の部分を変更して、両者
 の差を見てみると、たぶん、実際の待ち時間が分かる。
 Cの場合は、1命令の実行時間がわからないので、命令
 の実行時間を相殺しないと、実待ち時間が分からないよう
 に思う。
 __delay_us(1)のオシロの画面で、Hの時間は、約40μs。

 

 __delay_us(2)のオシロの画面で、Hの時間は、約56μs。

 

 56-40で、__delay_us(1)の実時間は、16μsということになる。
 約16倍の待ち時間である。ちなみに、__delay_us(3)にしてみると、
 Hの時間が約72μsなので、16μsずつ増えている。
 やはり、細かい制御をするには、命令のクロック数の分かって
 いるアセンブラー。でも、アセンブラーは、私には、超難解。
 Cが似合ってる。

--「PIC」プログラミング再び (5)---

 PICのプログラミングを再開するにあたって、困ったののが、
 コンパイラと呼ばれるソフトです。教科書についていたCDに
 入っていましたが、なくしてしまいました。
 有料のを使えばいいのでしょうが、そこまで本格的でないので、
 FREEのソフトを使いたかったのですが、時間の経過とともに、
 便利に使ってたソフトは、バージョンアップしてしまい、HPから
 すぐにはDLできませんでした。
 現在は、すぐDLできるのはMPLAB® X IDEという最新のもの
 でした。いろいろ探すと、古いソフトをためたアーカイブという
 ところに以前のものがありました。
 Cのコンパイラも同梱されている8.84をインストールしました。
 さらに、このバージョンを使ってる方のHPがありました。
 やりたいことのプログラムのサンプルがあり、同じ開発環境
 なので、そのまま使わせてもらいました。
 以前から使っていた教科書も引っ張り出しました。

 

 この本についていたCD(どっかにしまい忘れ)がほしくて
 同じものを購入しましたが、なんと、新しい本には、CDが同梱
 されてなくて発売元のHPから、DLするようになってました。
 これなら、同じも買わなくてもよかったです。
 ジェジェジェです。

---「PIC」プログラミング再び (4)---

 ==PWMモード==
 理屈の理解がいまいちでしたが、サンプルプログラムの変数
 を変えて、PWMモードで、パルスを発生させてみました。
 /*****************************
STEP20_PWMMode.c
*****************************/
#define _LEGACY_HEADERS//以前のヘッダーファイルにするための宣言これがないと古いのではエラーに
// インクルードファイルの読み込み
#include // コンフィギュレーションワードの設定(下の新しい設定ではエラーになるので、以前の設定で
__CONFIG(UNPROTECT & LVPDIS & BOREN & MCLRDIS & PWRTEN & WDTDIS & INTIO);
//#pragma config CPD=OFF , LVP=OFF , BOREN=ON , MCLRE=ON , PWRTE=ON , WDTE=OFF , FOSC=INTOSCIO
(この宣言は、新しいコンパイラ用。古いのでは、エラーになるので、コメントアウト
// プロトタイプ宣言
void InitPWM (void);
void InitTimer2 (void);
// メイン関数
void main (void)
{
// 1,2,17,18端子を入出力端子に設定
CMCON = 0x07;
// 電圧レベルの初期設定
PORTA = 0xFF;
PORTB = 0xFF;
// 入出力設定
TRISA = 0x20;
TRISB = 0x00;
// PWMモード設定関数の呼び出し
InitPWM();
// タイマ2設定関数の呼び出し
InitTimer2();
// 永久ループ(これがないとプログラムが終わって
             パルスが持続しない。)
while(1)
{
}
}
// PWMモード設定関数
void InitPWM (void)
{
// RB3端子を出力端子に設定
TRISB3 = 0;
// CCPのモードをPWMモードに設定
CCP1M3 = 1;
CCP1M2 = 1;
CCP1M1 = 0;
CCP1M0 = 0;
// 周期を100μ秒に設定(99 + 1μ秒)
//PR2 = 0b01100011;//99μ+ 1μ秒(10khz)
//PR2 = 0b11000111;//199μ+ 1μ秒(5khz)
PR2 = 0b11111110;//254μ+ 1μ秒(985hz プリスケラー4)
// Hの時間を99μ秒に設定(396 × 0.25μ秒)
//CCPR1L = 0b01100011;99μ
//CCPR1L = 0b00110010;//50μ
//CCPR1L = 0b000011001;//25μ
//CCPR1L = 0b000000101;//10μ
CCPR1L = 0b00000101;//5μ
CCP1X = 0;
CCP1Y = 0;
}
// タイマ2設定関数
void InitTimer2 (void)
{
// プリスケーラ値を1に設定
//T2CKPS1 = 0;
//T2CKPS0 = 0;
// プリスケーラ値を4に設定
T2CKPS1 = 0;
T2CKPS0 = 1;

// TMR2レジスタをクリア
TMR2 = 0;
// タイマ2起動
TMR2ON = 1;
}
 パルス幅5μsにして、周期を変えてみました。
        PR2レジスタ・・・・・・・周期(周波数)の設定
       CCPR1Lレジスタ・・・・・・・・パルスの時間を設定
 目的の周波数にするのに、段階的にPR2レジスタの数値
 を大きくしていきましたが、すんなりと周波数を大きくは
 できませんでした。「255」の壁がありました。256にする
 とこのまでは不具合が起きます。このままでは分からない
 のですが、2進数にすると一目瞭然です。
   255・・・・・    11111111
   256・・・・・   100000000
 10進数で、9から10に変わるのとおなじように、桁数が
 ふえてしまうのです。PR2レジスタは、8桁の2進数しか
 収納できないので、これだけでは、256以上の数値は、
 収納できません。しかし、便利な機能があって、プリスケラ-
 という数え方を何分の一かにする機能があります。
 
 これと組み合わせると、周期(周波数)をさらに何分の一
 かにできます。
    PR2に254(実際は+1されるので、255を格納)
    CCPR1Lで5μs幅のパルスに設定
    T2CKPS1 = 0;T2CKPS0 = 1;でプリスケラ-を4に設定
 プリスケラ-は1,4,16の設定しかないようですので、4
 
 に設定して、数え方を1/4にして、
 やっと目的が果たせます。