---センターファインダー覚え書き---

 便利な道具を見つけて使い始めましたが,使い方を誤って
 破損,再購入となりました。
 忘れないために,使い方をまとめておきます。
 (1)まず,コレット等に黒矢印のシャンクを咥えます。
 (2)中心を見つけようとする穴(円の外径)の中心にシャンクが
   くるように,X,Yテーブルのハンドルを動かしておおざっぱに
   合わせます。
 (3)中心見つけようとする穴(円の外径)を端子の先端
   (黄色矢印)がなぞるようにセットします。
 (4)緑矢印の回転止めを固定し,フライスの左側にくるように
    セットします。
 (5)ごく低速でフライスを回転させて,端子の先端が穴(円の外径)に
   常に接しているか確認します。必要に応じて,赤矢印のネジを緩め
   端子の固定されている根本に角度を持たせます。

  

 (6)フライスを低速で回転させ,Y軸のハンドルを1目盛りか2目盛り
   わずかに動かします。この時インジケーターの針の動きに注意します。
   針は120度ぐらい左右に激しく動いています。フライスのハンドルを
   右回りか左回りに動かした時に,この左右に動いている針の動きが
   わずかに変化します。左右のふれがわずかに少なくなる方向に
   少しずつハンドル回していきます。
 (7)少しずつハンドルを回していくと,振れ幅が小さくなっていきます
    が,ある場所から逆に針のふれが大きくなります。一番針のふ
    れが小さくなったところで,Y軸のハンドルを回すのを止めます。
 (8)針のふれが最小になった所で,回すハンドルをY軸からX軸に
    変更し,同じように注意しながらハンドルを回していきます。
 
 (9)針のふれが殆どなくなるまで,
   Y軸→X軸→Y軸→X軸→・・・・・・・・・
   と繰り返しますが,一度か二度の交代で針が振れなくなる場所
   が見つかるずです。この位置が穴(円の外径)の中心の座標です。
 X2の互換機だと懐が狭いので使いにくいのですが,便利に使って
 ます。
 下記の動画は,針が殆ど振れなくなった中心の座標をしめしてます。
 
 
 今回のフライスのミニ改造でも,便利に使いました。

“---センターファインダー覚え書き---” への1件の返信

  1. AGENT: Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)
    大活躍ですね~。
    この計器は慣れが無いと駄目ですね。
    壊すかもしれません。
    自分は、怖くて、手で回して合わせています(~_~;)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA