過日、町工場で、旋盤を使っている番組がありました。
ダイヤモンドチップを使っていて、一回切削すると、鏡面の
ようになりました。うらやましい限りです。
我が、卓上旋盤では、道具も技術もですが、鏡面には、
ほど遠いです。機械そのもに細かい振動もあるようで、
この振動がなくならないと、表面がきれいにはならない
でしょうね。
ということで、切削が終わった部材をせっせと、ダイヤモンド
砥石で、なめらかにしました。
まあ、表面はかなりなめらかになりましたが、このくらいの
表面に、切削だけでなると言うことないのですが、難しい
です。
この部品は、X軸のダイヤルの部分ですが、この後、フライスで、
スラストベアリングの座繰りと、仕上げをします。
以前、同じように、クロススライドの目盛りにスラストベアリング
を挿入していた先達がいるのを思い出しました。
この方は、目盛り部分の部品をドーナツ状に加工して、
送りネジより大きめのスラストベアリングを使って、目盛りも
回転させて0点を変更できるようにしてあります。
DROがあるので、0点が動かなくてもいいかなと思います。
内径12mmのスラストベアリングを使う予定です。
---追記---
送りネジをよく見たら、バネの入っている部分があります。
やはり、先達と同じ構造にしないと、スラストベアリング
が不安定になりそうです。一つ上の内径15mmを使う
ようですね。