---NCコード作成 渦巻(ヘリカル)切削---

 渦巻き状に切削するNCコードの作成がしたくて、検索しましたが、
 お手軽にできるものは、見つかりませんでした。
 NKさんのHPに「渦巻きソフト」がありましたが、WINDOWS7では、
 動きませんでした。
 MACH3のプラグインソフトの「Circular Pocket」で渦巻き
 のNCコードを作成できるようでしたので、いろいろ作って、
 動かしてみました。コードと、逐次変化する画像をみていると、
 円を半分にしたものを組み合わせていることに気付きまし
 た。もうちょっと難しいことをやってるのかと、思いましたが
 円の組み合わせということで、目から鱗でした。
 MACH3で作った渦巻きのコードは、NCVCでは、うまく読み
 込めないようでしたので、NCコードをいろいろいじって、
 渦巻きを作ることができました。

 

 この渦巻きのコードの一部は、
      G00X18.Y5.(18.5のXY座標に移動)
      G01Z-0.2F100.(-0.2mmまで、垂直に切削)
      G02X12.I-3.
        (18.5の座標から、半径3mmで、
         12のZ座標まで下半分の半円を切削)
      X20.I4.
        (半径4mmで、X20の座標まで、
         上半分の半円を切削)
      X10.I-5.
        (半径5mmで、X10の座標まで、
         下半分の半円を切削)
      X22.I6.
        (半径6mmで、X22の座標まで、
         上半分の半円を切削)
      X8.I-7.
        (半径7mmで、X8の座標まで、
         下半分の半円を切削)
      X24.I8.
        (半径8mmで、X24の座標まで、
         上半分の半円を切削)
      X6.0I-9.
        (半径9mmで、X6の座標まで、
         下半分の半円を切削)
      X24.I9.
        (半径9mmで、X24の座標まで、
         上半分の半円を切削)
 の意味のようです。
 これをサブルーチンとして活用できれば、楽になります。
 NCコードでも、サブルーチンの呼び出しができるようですが、
 細かい文法が分かりません。研究課題です。