小さい頃,マッチ箱(年齢わかりますね)の大きさのウランで,
当時,蒸気機関車の何台分の力をかなりの期間だせる,
そんな絵本をみたことがあります。
子ども心に,ウランはすごいと思ったものです。
大学に入り,ふとしたことに知り合いになった,工学部の先輩
から,原子力に反対の著名をしてくれといわれ,なんで,原子力
は,だめなのか,子どものころの絵本のことしか,頭に浮かびま
せんでした。
しかしいろいろ教えてもらううちに,原子力には,無害になるの
に10万年もかかる廃棄物が出ることをしりました。それから,
負の遺産を子孫に残すべきでないと思うようになりました。
産業の空洞化の問題や,地域振興の問題やら,問題は単純
ではないようですが,子孫に,負の遺産はやはり残すべきでは
ないと考えています。