スピンドルモーターに回転計をつけました。POMで,ケースを作り
その中に,センサーを入れて,モーターの脇につけました。
はじめ,縦につけるつもりでケースを作りましたが,センサー
が反応しないので,横型に作り替えてつけました。
他の回転計で調べてみた数値とほぼ同じで,回転数も正確な
ようです。
回転数の表示部も,ケースに入れます。
---モーターの交換終わりました---
トルク不足で途中で止まってしまったモーターの換装が終わり
ました。
MDFを前回のモーターと同じように削って見ましたが,途中で止
まることなく最後まで切削出来ました。ただ,終わってモーター
を触ると結構熱を持っていたことと,機械全体に低周波の振動
が起こるみたいで,結局振動数が機械本体と共鳴してるような
感じです。
アルミを削ってみて,どうなるか,問題なく切削できるか,もうち
ょっと回転数を上げないとだめなのか,いろいろやってみるつも
りです。
左側が以前のモーターで,右側のコレットの上についてるのが,
換装したモーターです。ちょっと寸胴で,以前のものより二回りぐ
らい胴太になってます。
KV値(一ボルトあたりの回転数)は,新しいモーターの方が,小さく
なってます。
交換前モーター 890KV
新モーター 560KV
新しいモーターは,トルク重視のモーターのようです。
---コレットチャックのレンチ---
ブラシレスモーターで使う予定のコレットの袋ナットは,専用の
レンチがきっとあるんでしょうね。サイズを測ると,16.7mmで,
インチでは,21/32inchぐらいの大きさです。21/32はインチ
でも一般的ではないらしく,いいろいろ探しましたけど,ありませ
んでした。仕方がないので,5mmのアルミで削りだしました。
花子で図を書いて,DXFで出力し,JWCADでプレーン等の変更
し,NCVCでシュミレーションして,切削しました。
なかなか思ったような大きさにならず,結局3回目にやっと成功
しました。大きさの決まった6角形を書けばいいだけなんですが,
「√」を使ったりしますので,中学生程度の数学が必要でした。
はたまた,切削に使うエンドミルの直径を考慮しなければなり
ませんので,ちょっとしたなぞなぞです。いい頭の体操になりま
した。
一回目は,勘違いで,大きすぎで,二回目は,小さすぎで,
やっと三回目で,ぴったりのサイズです。真ん中が,成功した
ものです。
端材を使ったので,微妙に,円が欠けていたり,くぼみがあったりします。
6角形を書くのも久しぶりに頭を使いました。
---残念 ブラシレスモーター トルク不足---
---Gコードをいじってます---
CNCでいろいろ始めてから,CAMソフトだけでは,限界がある
ようで,直接Gコードの編集をやり始めました。
以前,BASICやらCでプログラムを組んだことがあるので,理屈
が分かるとそれほど難しくはないようです。
さしずめ,簡単なBACICのインタープリターって感じでしょうかCAM
ソフトでは,左下が原点しすることが多いようです。左下が原点だと,
数値が,だいたい正の範囲にはいりますから,考えやすです。
Machでは,脱調と呼ばれる制御不能の状態に陥ることがあるそうです。
処理速度に追いつけなくあるとおきるようですが,これ,プログラムで
言うコンパイラーにすればふせげるんでしょうかねえ。
---スピンドルほぼ完成---
---スピンドルの仮運転---
部品の切り出しも終わり,頼んでいた六角支柱等の部品も
そろったので,プロクソンのスピンドルを使って,仮運転をし
手みました。
スピンドルの芯とモーターの芯があってないのか,床の上
に置くと振動で動いてしまいました。
芯のずれをカップラーが吸収出来ずに,スピンドルが,下部
のベアリングを軸に,擂り粉木状の動きをしてしまってるよう
です。そのためが,スピンドルを外してみると,フレッチング
と呼ばれる,茶色の痕がはっきりと大々的に残ってます。
多分,ベアリングの平行もでていないのか。
とりあえず,二つのベアリングの振動を抑えるのに,タイト
ロックで固定してみます。
どうやって,芯を合わせるか,難しいですね。
カップリングでつなぐより,プーリーで稼働した方が,芯ずれ
の心配は,ないでしょうね。
---Mach3でブラシレスモーターコントロール---
sable-2015のスピンドルの作成をあれこれやっていますが,
Mach3でブラシレスモーターの回転数を制御する方法をネット
であれこれ探してました。PWMでコントロールするようですが,
詳しい情報がいまいちでした。そんな時,
という物を見つけました。さすが,外国では,こんなものを商品
になっているのですね。それだけ需要があるということでしょう
か。それにしても,オプションのケーブルに,「フタバ」対応とあり
ました。模型はやはり日本なんでしょうかね。ちなみに,カナダ
の会社のようです。
CNCのコントローラーとPCの間に挟むように接続します。
DSUB25ピンの加工もいらないようで,きっとこの中に,回路が
入ってるんでしょうね。それに内部には,Machからの信号をどれ
に使うか設定するためのDIPスイッチも内蔵されています。
DSUBからのコネクターをブラシレスモーターのESCにつないで,
Mach側の設定をすればMach側で回転数のコントロールができ
るようです。
値段は,カナダドルで,34ドルぐらいですからそんなに高くは
ないと思います。ただ,カナダからの個人輸入は,アメリカか
らのに比べるとちょっと,ハードルが高いようです。
---デジタル回転計---
---sable-2015のスピンドル作成---
無謀にも始まった,sable-2015のスピンドル作成のめどが
ついて来ました。一番のネックは,金属加工用に旋盤やら
フライス盤がないことでしょうか。それと,材料やら部品の調
達の難しさでしょうか。特に,ミスミには,魅力的な部品があ
るのですが,個人では買えません。ということで,いろいろネ
ットで探してたら,
鍋屋ハイテック会社
という所を見つけました。ここでは,CNCに必要な部品があり,
カップリングやほしかった六角支柱も買えます。
当初プログソンのスピンドルの部品を使うつもりでいましたが,
プログソンは,4mmの径までの物しか咥えられないので,
どうしようと思ってましたが,
物作りWEBショップ
で,ER11というコレットの規格の10mmシャンクの部品を
見つけました。これが手に入ったので,秘密基地の安いエン
ドミル(6mm径)が使えます。ただこのスピンドルは,長いので,
切断と加工を頼んでいます。
スピンドルのモーターには,ラジコンンのブラシレスモーター
を使う予定ですが,回転数を測定するために,
工作室売店
から,デジタル回転計のキットを買いました。PICで組んだ
簡単な基盤ですが,私には,PICのプログラムの技量がないので,
市販品です。そのうち,PICのプログラムにも挑戦しようかなと
思ってます。