---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(20)---

 位置決めに使うヤトイの加工の続きです。ターレットスリーブに
 アーバーを差し込んで,そのアーバーにねじ切りをした12φの
 磨き丸棒をセットして,10mmに切削します。

 

 計測のため刃物台を外して,マイクロメーターで測ると唖然です。
      赤矢印----10.157mm
      黄矢印---- 9.845mm
 根本と先端で0.3mmも違います。ちなみに,ちなみに,芯押し台
 を使わないで,太めの磨き丸棒を切削してみると,10cm程度の
 切削で,先端と根本では,5/100程度の違いです。主軸も多少
 平行がずれてるようですが,ほぼ,出荷時の精度です。
 マニュアルを見て見ると,切削で根本先端で太さが違う時は,
 芯押台の調整をすると書いてあり,その方々も記載してあり
 ました。芯押台を調整して,再度挑戦ですねえ。 
 それにしても,芯押台の加減で,ワークが曲がるんですね。
 鉄もゆがむこと改めて理解しました。

---スクロールチャック---

 ワークを咥えさせてかなりブレがでることから,スクロール
 チャックをいろいろ見ています。
 わんぱく工作室の先達は,
 サカイの旋盤にレバーチャックをつけているようですが,
 このレバーチャックの高いこと。

 

 これで,9万円ちょっとします。趣味の世界とはいえ,
 すごいなあと思います。
 そのHPでは,このチャックで,3/1000ミリぐらいのぶれに
 おさまったとありますので,かさねがさねすごいなあと思います。
 精度あげるのにチャックだけ変えてみるのも,いいいのかなと
 思います。いろいろ見ましたが,取り付けるには,自分で
 アダプターを作る必要があるので,
 ちょっと考えてます。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(19)---

 リテーナーを作成するのにヤトイを作成し始めました。
 ロータリーテーブルで,芯合わせをするヤトイです。
 作業的には,生アーバーの先端を切り離して,中心に6mm
 程度の穴をあければいいのですが,アーバーにはテーバーが
 付いているので直接の固定は難しいので、
 ターレットスリーブ(アダプター)を使います。
 昨日、ターレットスリーブを旋盤に固定したところ,先端で,0.2mm

 

 程度のブレがありました。
 どうしようかと思いましたが,約半分程径を詰めて,
 貫通穴に通すようにしてみることにします。
 2日かけて,片方の径を20mm程度にしました。

 

 

 チャックに咥えて端面のブレを計って見ると,
 2/100mm~4/100mmにおさまりました。これで,
 アーバーに加工ができます。ヤトイを作るのにヤトイのヤトイ
 の加工でした。
 アーバーは,加工前のターレットスリーブを使って突っ切り
 で先端を切り離しました。精度に関係ないので,先端のブレ
 があるままで,芯押し台に固定センターをつけてやりました。

 

 二つともオークションの購入したものですが,焼き入れが
 入ってないので,加工はしやすいです。
 ただ,ターレットスリーブは,径が44,5mm程度あるので,
 私の旋盤では,荷が重かったです。
 今回ターレットスリーブを旋盤に咥えましたが,直径が44.5mm,
 長さが100mm程度だとどうしても先端がぶれるようです。
 旋盤の爪の精度なのか,それとも,咥え方の問題なのか

 分かりませんが,YUSAさんのHPのように,爪を研磨す
 る必要があるかもしれません。エアリュータ-は,安いもの準備
 してあるのですが,刃物台に固定するヤトイが必要です。
 本体の改造よりも,ヤトイ作りに時間かかってます。
 私が加工したターレットスリーブは,約44.5mmφと太いのですが,
 モノタロウ等で販売している25mmφのものは,約7000円と

 

 3倍もしてしまいます。多分,この高い方のは,焼き入れもはいり,
 加工は難しいような気がします。

---旋盤の刃物台のガタ調整 (2)---

 出品者の好意で,砲金製のカミソリが届きました。

 

 購入したものは,SS400でした。細かい違いはわかりませんが,

 

 砲金の方が,きっと,本体にはやさしいいのでしょうね。
 リテーナーの加工に使う予定のMT2の生アーバーの加工をします。

 

 ロータリーテーブルで,位置決めに使う予定です。
 先端の黒い部分を切り落とし,センターに6mm程度の穴を開
 けるだけですが,私の旋盤では,ちょっと,荷が重いです。
 NT2をアダプターに入れて旋盤に固定しましたが,アダプター
 の先端で,0.2mm程度のブレがあります。チャックの精度が
 いまいちなんでしょうね。

少し切削面がきれいになりました。

 某オクで購入した旋盤のガタ調整のジブは,効き目大
 です。今までよりも,ビビリが少なくなったような気がし
 ます。
 端面の切削も今までよりは,きれいになりました。

 

 突っ切りも変な振動が少なくなったような気がします。
 これで,さらに,X軸とY軸送りのカミソリをきつめに調整すれば,
 さらによくなるかなと思います。

---旋盤の刃物台のガタ調整 (1)---

 某オクで旋盤の刃物台のガタ調整用のジブ?がでていたので,
 購入装着をしてみた。
 刃物台を外してみて,びっくり。ジブを止めているキャップスクリュー
 は全部ゆるゆるでおまけに,奥側のネジの三つのうち一つ(黄色丸)
 が脱落していました。

 

 この刃物台は,薄い(4mm程度)板て固定して,
 遊びを片側二つのイモネジ(赤丸)で調整する構造です。
 あまりきつく調整すると板が折れるの注意書が取説にあり
 ました。この構造ですから,ガタが出るのもしかたないかなと
 思います。
 以前からHPを検索,ガタの調整方法はないかさがしてま
 した。サドル浮き上がり防止のジブを作った方いて,一件だけ
 見つけました。

 

 

 構造がちょっと複雑なので,ためらってました。
 
 落札ものは,シンプルで,しっかりと厚みあり,
 くさび型の部品で,面を押さえる構造です。
 このくさび型の部品を両側のキャップスクリューをしめて
 ずらすことにより調整してます。うまくできてます。

 

 
 これでもしかして,突っ切りも問題なくできるようになるかも
 しれません。

 
 

 装着後の部品を片側から写真に撮ったものです。
 このC2クラスの旋盤の弱点は,刃物台のガタなので,
 この部品で,改善されるかもしれません。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(18)---

 ボールねじのワイパーの部品できました。

 

 今回は,Gコードを作成して,sable2015で作りました。
 いままでは,一番安価な秘密基地のエンドミルを使って,
 ました。

 

 今回,思い切って,某オクで購入したミラクルエンドミル
 を使ってみました。超硬エンドミルで,アルミを切削するには,
 ちょっと大げさなのかもしれませんが,切れ味が全くといって
 良いほど違いました。

 

 値段だけのことはあるなと思いました。
 フエルトは,THKの市販品です。きちんと,こんな部品が
 あるんですねえ。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(17)---

 デンバーの切断終わりました。足かけ3日かかりました。
 もっとも,1日,2時間ぐらいの作業ですが。

 

 二つに分けたデンスバーの上面と下面をフライカッターで,
 ならしておきます。

 

 やはり鋳鉄ですね。サクサクと削れて,砂みたいに細かくなった切り子が,
 そこら中に飛び散ります。SS400やS45Cとは全然違う切り子
 です。
 加工の終わったデンスバーの別角度からです。

 

 おおざっぱに型どりをして,加工に入ります。 

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(16)---

 ボールねじのワイパーの部品の作成と平行して,リティナー
 作成の準備をします。
 調達した,190φのデンスバーを切断します。まず四隅を
 カットします。

 

 四隅をカットし終わったので,半分にします。

 

 ワークがはみ出てうまく固定できないので,材木を渡して,
 木工用のクランプで固定しての切断です。
 メタルソーの懐がもうちょっとあるとらくなのですが。
 手持ちのツールの総動員です。
 切断の途中で,鋸歯が破断しました。
 超硬のフライスの破損といい鋸歯の破損といい,ため息
 がでます。

---消費税増税前の買い物 (2)---

 駄目もとと思って個人輸入した、QCTのホルダー寿貿易
 から購入したものと同じでした。

 

 これも中華製でしょうかね。寿貿易は、たぶん中国から輸入して、
 アメリカのlittlmachin.comも中国からの輸入でしょうね。
 寿貿易では,セットで販売してますが,ホルダーだけの販売
 は?です。そのほかも見て見ましたが,かかりませんでした。
 原価はいくらぐらいなのでしょうかね。
 安売りで,9$95¢でしたので約1000円ちょっとですが,
 100円ぐらいがげんかでしょうかね。これだけ自作するに
 は,結構手間がかかるでしょうね。