---Mach3の手パ iPhone 編---

 アプリが1.5野口英世ということで、多少ためらってましたが、
 思い切って、購入、遊んでみました。
 アプリは、なんなくインストールできて、設定も簡単でした。
 ただ、iPhoneの手パは、WiFi経由なので、家で使う場合、
 無線LANの設定がすんでいること、それから、Mach3を動か
 すPCのIPアドレスが、固定でふってあることが必要だと思
 います。インストールすると、

 

 

 の画面でMachが操作できるようになります。
 アンドロイドの手パのアプリもあるようですが、操作画面が
 ダサイ感じで、プレビューの評判もいまいちのようです。
 インストールがすんだら、PCのIPアドレスを設定して準備
 完了です。

 

 iPhone側は、簡単ですが、PC側がちょっとてこづりました。

 Mach Pendantというソフトをインストールしますが、
 インストール終了後、WINDOWS7やVISTAでは、
 Mach Pendantがインストールされるホルダーに移って、
      Mach3RegistryFix.reg
 をダブルクリックしてレジストリーの追加が必要なようです。
 さらに、これでもうまくいかないようなら、デフォルトの設定を
 変更していないのなら、55800と55801のポートをひらい
 てあげることが、ファイヤーウォールの関係で必要かもしれ
 ません。開き方は、諸兄がたくさん書いてますので、ふれま
 せん。
 このMach Pendantのソフトを走らせて、Mach3を立ち上げ
 て、iPhoneをアプリからコネクトするとiPhoneから操作がで
 きるようになります。
 ただ、肝心なのは、Mach3を右クリックから、管理者として
 起動しないと、Mach PendantがMach3を見つけられない
 ようです。私は、これで、はまりました。
 それから、Mach Pendant、をインストールすると、デフォルト
 で、スタートアップにMach Pendantのショートカットが作成
 されて、WINDOWの起動で、実行されてしまうので、私は、
 手動で起動できるように、スタートアップのショートカットは、
 削除しました。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (5)---

 さて、仮想手パですが、どうしましょうかね。「軸」の選択と
 「ステップスピード」の選択、二つのロータリースイッチで、
 構成するようですね。
 (追記 12番が結線していませんが、結線して、OFF
      の位置にするようでしょうね。)

 

 こんな感じでしょうか。
 さて、問題のTRIGの割り当てですが、疑問点がまた一つ。
 諸兄の割り当てでは、PINの一つに、
       204:Jog mode Continuous
 を割り当ててます。このピンから、移動することで、
       327:Select MPG jog mode
 に設定して、なおかつ、
       185:Select X for MPG 1
 この辺が疑問ですが、一つのピンにとりあえず3つ割り当てます。
 の設定で、X軸を選ぶようになって、ます。
 とりあえず次のように割り振って見ます。
 Trig PinNo. OEMCode               SWポジション
 #1  2   204:Jog mode Continuous    1-1
              (same as button 276)   
 #2     327:Select MPG jog mode    1-11-2
 #3     185:Select X for MPG 1      1-11-2
 #4     186:Select Y for MPG 1     1-21-3
 #5     187:Select Z for MPG 1     1-31-4
            (間違いの訂正です。)
 #6     267:Select Step value 3      2-1
 #7    266:Select Step value 2      2-2
 #8     305:Set MPG jogging        2-2
           mode = do single eaxct steps   
 #9     303:Set MPG jogging        2-3
            mode = Velocity          
  
 実際の設定画面では、

 

 でOEMCODEの割り付けをして、

 

 な感じで、ピンの割り付けでしょうかね。
 <<追記 2015-6-1>>
  大事な設定を忘れていました。ポート3の
  ENCORDER/MPG7’sの設定です。ここで疑問。
  +A相・+B相の設定はできそうですが、-A相・-B相の設定
  方法が分かりません。

  

  それにマニュアルには、ポート3のピンアサインが、
  
  

  とあるだけで、-2A相・-2B相の記載がありません。
 <<追記終了>>
 疑問点は残りますが、手パを接続する方法と、MACHの設定
 がおぼろげながら見えてきました。
 改めて、諸兄は、すごいなあと思います。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (4)---

 疑問な点もありますが、結線ができれば、ソフトの設定ですね。
 諸兄のHPにありましたが、SystemHotkeysのOEMcodeの設定
 をしないとだめみたいです。
 この、OEMcodeに、コードを割り付けることで、ポート2と3
 に接続した手パで、いろんな動作をさせることができるよう
 です。このOEMcodeは、
 http://www.machsupport.com/Mach3Wiki/index.php?title=OEM_Buttons
 に詳しい説明がありました。飛び飛びですが、1~1000まで
 のコードがあります。ちなみに、諸兄は、次のように割り振って
 ます。
==========諸兄の割り当て==========
Trig PinNo. OEMCode               SWポジション
#1  2   204:Jog mode Continuous
              (same as button 276)    1-1
#2  3   327:Select MPG jog mode     1-2
#3  3   185:Select X for MPG 1      1-2
#4  4   186:Select Y for MPG 1       1-3
#5  5   187:Select Z for MPG 1       1-4
#6  6   267:Select Step value 3      2-1
#7  7   266:Select Step value 2      2-2
#8  7   305:Set MPG jogging
           mode = do single eaxct steps  2-2
#9  8   303:Set MPG jogging
            mode = Velocity         2-3
#10 9   1000:Cycle start           B-1
#11 10  1001:Pause (Feed Hold)       B-2
#12 11  211:Home X Home Z (Turn)     B-3
#13 12  213:Home Z (Turn)          B-4
=========================
 さて、ここで疑問が、なぜPIN 1に割り付けがないのでしょうか。
 PIN 1は、特別な役割があるのでしょうか、それとも、何かに
 使っているのでしょうか。
 それから。もう一つ、EncorderMPGで、ポート3に接続したA相
 とB相の信号線の設定も必要です。諸兄は、

 

 のように設定してます。仮装手パでは、差動出力で、
 A相+、A相-、B相+、B相-を、それぞれ、6、7,8、9
 に接続してます。EncorderMPGの記述はどうするんでしょうか。
 A相+とB相+の接続先、6、8のピンを記述すれいいので
 しょうか。手元にあれば、トライアンドエラーで探りますが、
 なにぶん、仮想なので。
 それから、肝心のOEMコードを、ポート2の1ピンから7ピン
 に、どんな風にわりつけましょうかね。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (3)---

 いろいろ調べましたが、今回取り上げた手パは、差動出力
 のようなので、SmmothStepperとの接続は、下記のよう
 になるのかなと思います。

 

 ただ、SmmothStepperのポート2への結線は、5Vへの
 プルアップを行うんでしょうかね。プルアップでいいのであ
 れば、COM端子をGNDに落としてやればいいはずですが。
 このあたりがちょっと疑問ですね。
 それと、LEDへの結線はどうしたもんでしょうかね。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (2)---

 前掲写真のテパには、結線の詳細がありました。

 

 16本の線があり、これを結線する必要があるようです。
 通常のCNCのコントローラーは、予備の入出力の端子が、
 4個程度しかありませんので、別のポートか専用のポートに
 接続する必要がありそうです。

 大きな手がかりが諸兄のHPにありました。
 やはり、SmoothStepper等のボードを使う必要があるようで
 す。
 先ほどのHPで、
  『次に設定
   まず、A相 B相が主力される信号をポート3に入れます。
   SSではポート3がエンコーダーの信号を入れられます。
   MACHのEncoder/MPG’sの設定でMPG#1に割り付けます。』
 とありました。先ほどの結線表の、3番と5番がA相B相ですから、
 これを、ポート3の該当の端子に入れればいいのかなと思い
 ます。
 通常のパラレルポートで、PCに接続するには、パラレルポートを
 増設する必要があるんでしょうか。USB接続なら、大丈夫のよう
 な気もしますが。

---手パ(手動パルスジェネレーター)の接続 (1)---

 手パ(手動パルスジェネレイター)は、ホルムさんのを便利に
 使ってます。

 

 接続もUSBなので、設定もいらずに使えたと思います。
 諸兄のHPを見ていると、別なタイプの手パがあるようで、ちょっと、
 興味がわき、調べてみました。
 手動パルスジェネレーターで検索すると、日本製の部品が
 まずかかります。
  東京測定器材株式会社(Tosoku)
 HPには、ロータリーエンコーダーとあります。
 これらの部品を使った、製品版が、aliexpressでも多数
 あります。

 

 aliexpressで販売されている手パのなかに、技術資料?も
 あるものもあるので、これを手がかりに、諸兄のHPを参考
 にしながら、結線やらソフトの設定やら探ってみます。

---差動(ラインドライブ)とオープンコレクタドライブ---

 今まで、何度か見かけましたが、その意味が分かりませんで
 した。あるサイトでやっと意味が分かりました。
 CNCのコントローラーでは、
    差動(ライン)ドライブ・・・・差動信号
    オープンコレクタドライブ・・・・シングルエンド信号
 という言葉を見かけます。オープンコレクタは何となく理解で
 きていたのですが、差動(ライン)ドライブが理解できませんで
 したが、やっとその意味が分かりました。
 オープンコレクタの信号伝達は、シングルエンド方式と呼ばれ、
 グランド(0V)を基準に、信号のの電圧レベルで、”H”と”L”が
 決まる、とありました。

 

 シングルエンド信号は、一つの信号あたり、1本の線が使われ
 るようです。
 これに対して、差動信号は、文字通り、二つの信号の差で動き
 ます。一つの信号あたり、必ず2本の線を使うとあります。
 2本の信号線は、+側(ポジティブ)、ー側(ネガティブ)として、
 結線します。この二つの信号の電位差が信号レベルになり、
 差がプラスであれば”H”、マイナスであれば、”L”の様に認識
 します、とありました。

 

 今日も一つ勉強しました。

---all-metal pantorouter---

 「パンタルーター」と呼ぶんでしょうか。ルーターを水平に使う
 「ほぞ」を作るジグです。もともとは、木製でしたが、日本に住む

 Kuldeep Singhという方が、Matthias Wandelという方が設計した
 木製のを元に、ライセンス料を払って、金属製に作り変えて
 販売してるようです。

 

 これが、木製のパントルーターです。よくできています。

 

 金属製のパントルーターです。
 同じようなジグに、Leigh FMT Proがあります。何年か前に、

 

 私も購入しましたが、使い勝手は、パントルターの方がよさそ
 うな気がします。

 
 パントルーターでは、材料を横に置きますから、長めの材料も
 加工可能です。値段を比較してみると、
  all-metal pantorouter  
      790$ ( 94800円 1$=120円)
  Leigh FMT Pro    
     1180$ (141600円 1$=120円)
  Pantorouter plans    
       18$ (  2160円 1$=120円)
 プランだけ購入して、木製で自作するのがいいかもです。
 日本でも、作った方がいるようです。

---屋根裏にLANケーブル敷設---

 光ケーブを設置するのに、ONU(終端装置)を納戸に設置
 するにあたり、茶の間から納戸までLANケーブルを引きました。
 屋根裏の端の狭い空間で、汗まみれで敷設したので、写真は、
 とれませんでした。
 敷設にあたっては、いくつかの道具を使いました。
 一番の立役者が、「電線引き込みワイヤー 」です。

 

 先が、

 

 眼鏡状になっていて、ここにLANケーブルをくくりつけ、屋根裏まで、
 引き込みました。引き込みに一番時間がかかりました。私は,屋根裏で、
 引き込みワイヤーを差し入れたり、引っ張ったりして、先に開けておいた、
 茶の間のローゼットの穴に見えるまで、操作しました。
 ローゼットの穴から見えたところで、妻に「電線引き込みワイヤー」を
 引っ張りだしてもらって、LANケーブルを結びつけてもらって、屋根裏
 まで、引き込みました。
 後は簡単で、LANコンセットに、

 

 結線します。
 溝にそれぞれの表示の色のケーブルはめ込み、パンチダウンツールを

 

 使って、奥までケーブルをはめ込みます。(もっとも、
 パンチダウンツールを使わなくても、コンセットについている
 ふたを使っても、奥までおしこめるのですが。)

 結線するにあたっては、

 

 コネクター結線セットの、

 

 を使って、ケーブルの皮むきました。
 最後は、LANテスターで、導通のテストをして無事完成です。

 

 年に一度使うか使わないかの道具、
 よく集めたものです。
 終わってみると、なぜか、足やら手やら、筋肉痛です。
 移動は、天井に足をかけられないので、サーカースよろしく
 体を乗り出したりしたりして、梁を渡り歩いた
 ためです。

---おもしろい道具---

 ユーチューブの登録チャンネルを見ていたら、おもしろい
 動画が目に入りました。
 Sidiros Screw Cone Log Splitterという道具で、なんのことはない、
 薪割りです。

 
 世の中には、おもしろいこと考える方、いるもんですね。
 主に、北欧系の国で販売が盛んなようです。