---フライス盤(X2互換) ボールねじ化 (5)---

 ボーリングヘッドを使って,穴を34mmまで広げましたが,
 ボーリングヘッドの超硬がすぐ欠けてしまいます。

 

 今日,電動ドリルで使うダイヤモンド砥石を買ってきて,
 旋盤につけて超硬部分を研いでみました。

 

 問題なく研ぐことができて,サポートもほぼ完成。

 

 後は,タップを切るだけです。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化 (4)---

 軽くフライス目をベルトサンダーで落とします。

 

 いいのかどうかは分かりませんが,多少,寸法変化するんでしょうね。
 30度の線を引くので,こんな使い方でいいのかもわかりませんが,
 
 アングルブロックを30度にセットしてケガキます。

 

 この後バイスにセットして,ドリルで下穴を開けて,ボーリングで,穴を
 広げます。

 

 前回,ボーリングヘッド?のイモネジを強く締めすぎ,
 食い込んでしまい,外せなくなってしまったので,今回,
 セットピースを入れて,イモネジを締めます。旋盤で,

 

 自分でも削ればできそうですが,オリジナルマインドより
 購入しました。少しずつ広げて,もう少しになりました。

 

 それにしても,使い方がわるいのか,ボーリングヘッドの
 先の焼き入れ部分がすぐに掛けて切れなくなります。
 安物だからでしょうかね。もう少し,使い方の研究が必要で
 す。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化 (3)---

 
 やっと,サポートの整形が終わりました。

 

 10mm近く削りました。本当は,メタルソーかなにかで,
 ある程度切って仕上げをすればいいのでしょうか,
 全部フライスでやりました。切り子がすごいです。

 

 下地ができたので,表面をベルトサンダーで磨いて,
 34mmの穴をあけて,
 固定用の穴を開ければ完成です。

フライス盤 クイックチェンジ

 旋盤には,クイックチェンジツールポストというのがあり,
 市販もされているようですし,諸先輩の自作の話題も多く
 見かけます。
 フライス盤にもあるようですが,業務用が殆どで,値段も
 中華製の機械が一台買えるぐらいの値段です。
 ネッドで検索してたら,

 R8 Easy Change Basic Holders

 
 

 というのも見つけました。値段も,188,48€(約26000円)
 と手の届かない値段ではありません。
 Engineering Supplies
 とう会社で,スコットランド(イギリス?)にあるようです。
 スピンドルをR8に交換すれば,X2互換機でも使えそうです。
同じものだと思いますが,アメリカでは,
 PennToolCo.com
 665$(約69000円)と2倍から3倍の値段で売ってます。
 代理店を通すと高くなるんでしょうね。フェスツールの木工用
 のドミノとかも日本では,アメリカの2倍ぐらいの値段します。
 アメリカもドイツから輸入してるんでしょうけど,フェスツール
 の日本の代理店はもうけすぎですね。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化---

 ラージテーブル+ソリッドコラムにしたフライス盤のボールねじ化
 にかかりました。
 サドル,Xテーブルの裏,リテェィナーの改造が必要ですが,
 まず,サドルの改造です。まあ,それほど正確さはいらないので
 すが,青ニスで,目安を書いて,削りはじめました。

 

 直接固定すると傷がつきそうなので,アルミ板をかまして固定です。
50mm×45mmの広さを10mm程度掘り下げました。

 

 多分鋳鉄の素材なので,抵抗なく削れましたが,やはり,振動が
 激しかったです。どうも,左右の振動がでてるようです。
 補強のため,前後方向(Y軸方向)は大丈夫なようです。
 この,50mm×45mmの穴に,ボールねじのサポートが入る
 予定です。サポートも自作の予定で,明日,
 SS材が届きます。

---フライス盤の組み立て (2)---

   
 ヘッドアセンブリーのコントローラーを取り付けるのに開け
 てみると配線してない端子が二つありました。
 両方とも緑だったので,多分アースだろうと思いましたが,
 念のためLittleMilling9のコントロールボックスをあけて見まし
 た。やはり,本体にアースしてましたが,びっくりです。
 なんと基板に,「SIEG」の文字があるではありませんか。

 

 LittleMilling9もかの有名な中華製だったんですねえ。
 それにしても,高い。
 気を取り直して組み立てです。ガススプリングをつけます。
 ヘッドにタップを2カ所切って,コラムの背面に穴を開けます。

 

 

 ところが,ガススプリングのネジをコラムの内側から,外にだ
 せません。

 

 LittleMilling9とは,コラムの構造が違ってました。

 

 

 いろいろ考えましたが,固定面を背面から側面に変えて,
 無事取り付け完了ですが,多少の変更が必要です。
 ガススプリングの固定のネジが短いので,後日交換
 です。

 

 使うには,コラムの転びや平行の調整がいりますが,ひとまず完了。
 ボールねじを注文したので,X軸の換装にむけて,
 サドルの加工に入ります。

---フライス盤の組み立て (1)---

 部品がだいたいそろったので,新たにフライス盤を組み立て
 ることにしました。
 まずは,ベースをソリッドコラムのものに交換しました。

 

 これは,交換して,使わなくなるベースです。
 コラムを仮設置です。

 

 写真ではもう付いてますが,ヘッドアセンブリーのストッパー
 をつけます。このストッパーは,アセンブリーには入ってなかった
 ので,部品として購入したものです。

 

 続いてガススプリングキットに入っているラックをつけます。

 

 続いて,ヘッドアセンブリーを入れると,

 

 仮組のできあがりです。
ガススプリングをつけないとヘッドが重くて下がりますが,
 ガススプリングをつけるのには,何カ所かタップを切る必要が
 
 があるので,後日です。
 
 ボールねじ換装のためにリテイナーの改造も必要なので
 外して,よく見るとびっくりです。こんなもんなんでしょうか,
 テーブルの重みを黄色の矢印で受けて,赤の矢印のところは
 すき間があります。オイルだめ?がもうけてあるようなのですが
 こんなにすき間があったのでは,オイルもいらないですねえ。
 設計通りなのか,それとも手抜きなのか分かりません。

 

 ちなみに,LittleMilling9も同じ部分にすき間があるようです。
 設計どおりなんでしょうかねえ。

---フライス盤の改造---

 
 セールスの5万円引きの甘言にのって購入した,東洋アソ
 シエイツのLittleMilling9(X2互換機)ですが,テーブルが狭い

 

 ので,ちょっと大きなテーブルに交換しようと思い,
 ラージテーブルのアセンブリーを購入しました。
 30%ほど大きいです。
 
     LittleMilling9----W403mm×D92mm
     ラージテーブル---W460mm×D120mm

 

 当初は,テーブルだけ交換の予定でしたが,コラムの補強を
 するようなので,ソリッドコラム(固定式)のアセンブリーも購入しまし
 た。

 

 これらを使って,LittleMilling9を改造の予定でしたが,
 もとの形をとどめなくなりそうなので,主軸のアセンブリー
 も購入して,もう一台フライスを作ることにしました。
  LittleMilling9(X2互換機)は,ボール盤の専用になりそ
 うです。

--フライス盤 主軸 ACサーボ化 覚え書き No9--

 ACサーボ-モーターのコントロールにめどがついたので,
 今度は,コントロールボックスの作成のために,部品を集め
 はじめました。多くの部品は必要ないのですが,照光スイッチ
がそのメインになります。

 

 ボックスはタカチのケースです。ケースの上に載っている照光
 スイッチは,オムロン製です。照光部だけで,映っています。
 スイッチ部は,ケースに組み付けてから,セットします。
 電源部がそろえば,ケースの加工から始まって,配線,組み付け
 をします。手元にあるPICに簡単なプログラムを書き込んで,
 スイッチの照光やらサーボの回転やらのコントロールをします。
 ハードでシーケンスを組むより,PICの方が簡単だと思います。
 オムロンの照光スイッチには,いろいろ組み合わせがあり,目的
 に応じた組み合わせを選ぶことができます。写真の緑の照光スイ
 ッチには,カバーのオプションをつけてあります。カバーを開けない
 とスイッチが押せないようになります。間違って,スイッチが入る
 ことはないのですが,ねんのためです。

--フライス盤 主軸 ACサーボ化 覚え書き No8--

 オシレータの周波数調整に使うポテンショメータのダイヤルです。
 きちんと,何回転したか分かるようになっています。赤の矢印の
小さな窓に回転数がでます。今は,0を示しています。また,回転
を止めるストッパーも付いています。青い矢印です。

 

 

 子どもの頃の遙か記憶の中に,これと同じようなダイヤルがつ
いてた機械があって,いじった覚えがあります。中学校時代の
理科室でしょうか。もしかして,オシロスコープかなんかだったのか
もしれません。妙に,郷愁を感じる部品です。