左から,クラッチダラム(スプロケット),ニードルベアリング,ナットです。ナットは,カバーを締め付
けるためのものですが,以前のものは,なめて角が取れているので,思い切って,交換です。
チェーンソーから外した,今まで使っていた部品です。インパクトを使うと,ピストンを固定しなくてもた
やすくはずせます。おまけに,クラッチには,6角のナットがついていますので,ソケットがあれがそのま
外せるのが,機種のいいところですね。ちなみに,G3401EZというゼノアのチェーンソーです。
新品のクラッチドラムと,今までのもの比べてみると,スプロケットの部分が結構摩耗していますが,まだ
使えそうですので,予備の部品ということで,保管しておきます。
外した時の,逆の順番で組み立てて行きます。部品をとった本体ですが,周りは後で掃除できそうなので
このまま組み付けていきます。
まずは,ニードルベアリングです。ニードルベアリングもまだまだ,前のが使えそうですが,交換します。
ニードルベアリングは,通常のベアリングのように,外したりするのにプーラーはいらないんですね。
グリスを塗った後に,ハウシングをはめ込みます。
クラッチハウシングをクラッチの間に,ワッシャがあるようですが,これは,前のを使います。
クラッチをっくみこみます。逆ネジなので,時計と反対方向に回して,締め込んで行きます。
手で締めた後,インパクトで増ししめをします。
最後に,これも新しくしたソーガイド(スプロケットノーズ)を取り付けます。
この後,チェーン(これも新品)を取り付け,カバーをつけて,できあがりです。
この写真は,組み立て完成後,一回作業に使い終わった時のもので,1回の使用で,12のロゴが,消えかけ
ています。
部品交換後,玉切りをしましたが,以前のように,編芯して切れることは,うそのようになくなりました。や
はり,チェーンがスプロケットに真っ直ぐにかかっていなかったことが,大きかったようです。
チェーンを新品に変えたこともありますが,ストレスなく玉切りができました。