---現行フライスミニ改造 (4)---

 リテーナーが完成です。現物合わせで作りましたので,固定
 用のネジの頭サイズ縮めたり,座繰りの狂いを修正したりと
 すんなりとはいきませんでしたが,完成です。

 

 

 スラストベアリングを組み込んでハンドルもつけてみました。

 

 X軸の軸は,ちょっときつめで,スラストベアリング外すのに力が
 いりましたが,Y軸は,ちょっとゆるめで,スラストベアリングも
 スルっとはいりました。
 明日,若干の修正をして,組み込みます。

---現行フライスミニ改造 (3)---

 だいたい加工の終わったリテーナーの端面処理と溝加工
 をしました。

 

 オリジナルのは,端の方に,ゴムカバー固定用のネジが切られて
 いますが,改造のリテーナーでは,オリジナルのようにはできないので,
 溝に横棒をわたして,中心で固定して,その両脇でゴムカバーを固定
 します。
 切れ端の棒を5mm程度の厚みに切断するのに,久しぶりにメタルソー
 を引っ張りだしてきました。

 

 おそるおそる低速で切断です。
 あと2,3日で,新しいリテーナーとオリジナルを交換できるかなと
 思います。ちょっとだけ使い勝手がよくなること
 です。

---アマチュア無線局の電子申請---

 本日,「アマチュア無線局免許の再免許申請手続きのお知
 らせ」の葉書が届いた。
 中身を見て見ると,「電子申請・届出システム Lite」で,
 「パソコンなら3ステップで手続きが完了します。」とあった
 ので,早速手続きをしてみた。
 しかし,プラウザの設定やら,ルート証明書のインストール
 やら,事前の設定が面倒だった。
 多分,全くのPC初心者だと,設定すら出来ないような気が
 した。確定申告もイータックスで行っているが,そちらの方
 が簡単だ。
 おまけに,設定が済んでいざ,登録してみると,なんと,
 ユーザーIDとパスワードは,郵送で届くとのこと。それに
 は,一週間かかるとのことで,手続きがすぐ済むと思った
 ら,先延ばし。
 電子申告の即時性は全くない。
 ちょっと,がっかりだった。

---現行フライスミニ改造 (2)---

 4日ほどかかって,リテーナーの加工が終わりました。

 

 

 ただの鉄の塊から,時間をかけて一つの部品ができるというのが,
 一つの大きな喜びです。
 エンジンなどを自作する方は,動いた時の感動はひとしおな
 んでしょうね。
 今回,いやというほど感じたのが,道具は,調整しないとだめ
 だということです。
 ロータリーテーブルも,調整なしで使い始めましたが,調整後は,
 なんと,二倍ぐらいのスピードで作業がはかどりました。
 毎回が勉強ですね。
 調整ついでに,取説を読むと,バッククラッシュの調整の仕方
 も書いてあったので,調整しました。きつめになりましたが,
 殆どガタがなくなりました。
 切り子よけのゴムカバー取り付けの穴の加工と座繰りが残
 ってますが,ほぼ完成です。座繰りは,省略して,ゴムカバー
 の穴だけを加工しようと思います。

---毎回が勉強---

 ロータリーテーブルを使って,部品作りをしています。最初,
 調子よくすすみましたが,本日,続けて,エンドミルを二本
 破損させてしまいました。
 テーブルの上に固定してある4つ爪チャックを手で揺すって
 みると,明らかにガタがあります。
 エンドミルの折れた原因は,このガタのようです。
 調整すべく,あっちこっちを見て見ましたが,なかなか分か
 りません。裏側を見てみると,4つの穴があいた円盤があり,
 内側にネジが切ってあります。これだろうとあたりをつけ,
 急遽,ヤトイを作って締めて見ることにしました。

 

 構造は,デスクグラインダー刃を取り付けるナットと同じで,
 磨き棒とボルトナットで,

 

 間に合わせに作りました。このヤトイで,締めて見ると,
 ゆるゆるでした。締めすぎると,テーブルが動かなくなります。
 加減が難しかったですが,テーブルの回転がしぶめになる
 ように調整しました。この調整で,ガタは,殆どなくなりました。
 しかし,ハンドルの動きがかなり重くなったので,
 これまた急遽間に合わせにハンドルを大きくするヤトイを
 作りました。

 

 今日も回り道しましたが,ワークをセットして,切削をしてみると,
 ガタがなくなり,気持ちよく切削できます。
 しうかし,切削してる時に,時々,ガタっと振動します。
 考えられるのは,スピンドルのベアリングでしょうか。
 一段落したら,ベアリングも見て見ようと思います。
 間に合わせでハンドルをつくりましたので,Y軸のハンドルと
 時々干渉します。後で,よく考えて,きちんとしたもの作ろうと
 思います。ハンドル,電動で回せたらいいですね。
 0から作るのは,ちょっと時間がかかりそうですが,X軸の
 オートフィーダーが使えそうです。

 

 某オクでは,21000円程度で出てます。写真のは,
 184$ちょっとです。悪い虫がまたおきそうです。

---センターファインダー覚え書き---

 便利な道具を見つけて使い始めましたが,使い方を誤って
 破損,再購入となりました。
 忘れないために,使い方をまとめておきます。
 (1)まず,コレット等に黒矢印のシャンクを咥えます。
 (2)中心を見つけようとする穴(円の外径)の中心にシャンクが
   くるように,X,Yテーブルのハンドルを動かしておおざっぱに
   合わせます。
 (3)中心見つけようとする穴(円の外径)を端子の先端
   (黄色矢印)がなぞるようにセットします。
 (4)緑矢印の回転止めを固定し,フライスの左側にくるように
    セットします。
 (5)ごく低速でフライスを回転させて,端子の先端が穴(円の外径)に
   常に接しているか確認します。必要に応じて,赤矢印のネジを緩め
   端子の固定されている根本に角度を持たせます。

  

 (6)フライスを低速で回転させ,Y軸のハンドルを1目盛りか2目盛り
   わずかに動かします。この時インジケーターの針の動きに注意します。
   針は120度ぐらい左右に激しく動いています。フライスのハンドルを
   右回りか左回りに動かした時に,この左右に動いている針の動きが
   わずかに変化します。左右のふれがわずかに少なくなる方向に
   少しずつハンドル回していきます。
 (7)少しずつハンドルを回していくと,振れ幅が小さくなっていきます
    が,ある場所から逆に針のふれが大きくなります。一番針のふ
    れが小さくなったところで,Y軸のハンドルを回すのを止めます。
 (8)針のふれが最小になった所で,回すハンドルをY軸からX軸に
    変更し,同じように注意しながらハンドルを回していきます。
 
 (9)針のふれが殆どなくなるまで,
   Y軸→X軸→Y軸→X軸→・・・・・・・・・
   と繰り返しますが,一度か二度の交代で針が振れなくなる場所
   が見つかるずです。この位置が穴(円の外径)の中心の座標です。
 X2の互換機だと懐が狭いので使いにくいのですが,便利に使って
 ます。
 下記の動画は,針が殆ど振れなくなった中心の座標をしめしてます。
 
 
 今回のフライスのミニ改造でも,便利に使いました。

---現行フライスミニ改造 (1)---

 これも以前から気になっていた,Y軸の改造を行いまます。
 改造といっても新しくリテーナーを作って,スラストベアリング
 を入れるだけです。現行のフライスには,スラストベアリング
 が入ってないので,調整がうまく行きません。
 プレートを切断します。

 

 フライスでおおざっぱな形に切削します。

 

 旋盤に咥えて,ハンドルの付く部分の加工をします。

 

 フライスのロータリーケーブルにセットして,中繰りを行います。

 

 本当は,旋盤でやろうと思いましたが,残念ながら,中心の12mm
 のドリルとリーマが咥えられません。
 中繰りを旋盤でしてから,フライスで中心の加工をしてもよか
 ったのですが,練習がてら,ロータリーテーブルを使います。
 5mmほど掘り下げましたが,時間がかかります。
 同じように反対側も中繰りして,中心を12mmに加工します。
 やはり,機械の限界をよく考えないと,加工手順の無駄がでてしま
 います。
 旋盤でも,もうちょっと径の太いドリルを咥えられるといいのですが。
 ロータリーテーブルで加工ですが,やはり,フライスのガタがでて
 しまいます。ヘッドのがたもう一度調整するようです。