---フライス盤(X2互換) ボールねじ化(19)---

 リテーナーを作成するのにヤトイを作成し始めました。
 ロータリーテーブルで,芯合わせをするヤトイです。
 作業的には,生アーバーの先端を切り離して,中心に6mm
 程度の穴をあければいいのですが,アーバーにはテーバーが
 付いているので直接の固定は難しいので、
 ターレットスリーブ(アダプター)を使います。
 昨日、ターレットスリーブを旋盤に固定したところ,先端で,0.2mm

 

 程度のブレがありました。
 どうしようかと思いましたが,約半分程径を詰めて,
 貫通穴に通すようにしてみることにします。
 2日かけて,片方の径を20mm程度にしました。

 

 

 チャックに咥えて端面のブレを計って見ると,
 2/100mm~4/100mmにおさまりました。これで,
 アーバーに加工ができます。ヤトイを作るのにヤトイのヤトイ
 の加工でした。
 アーバーは,加工前のターレットスリーブを使って突っ切り
 で先端を切り離しました。精度に関係ないので,先端のブレ
 があるままで,芯押し台に固定センターをつけてやりました。

 

 二つともオークションの購入したものですが,焼き入れが
 入ってないので,加工はしやすいです。
 ただ,ターレットスリーブは,径が44,5mm程度あるので,
 私の旋盤では,荷が重かったです。
 今回ターレットスリーブを旋盤に咥えましたが,直径が44.5mm,
 長さが100mm程度だとどうしても先端がぶれるようです。
 旋盤の爪の精度なのか,それとも,咥え方の問題なのか

 分かりませんが,YUSAさんのHPのように,爪を研磨す
 る必要があるかもしれません。エアリュータ-は,安いもの準備
 してあるのですが,刃物台に固定するヤトイが必要です。
 本体の改造よりも,ヤトイ作りに時間かかってます。
 私が加工したターレットスリーブは,約44.5mmφと太いのですが,
 モノタロウ等で販売している25mmφのものは,約7000円と

 

 3倍もしてしまいます。多分,この高い方のは,焼き入れもはいり,
 加工は難しいような気がします。