---フライス盤(X2互換) ボールねじ化 (9)---

 昨日届いたボールねじの加工をします。

 

 サポートに組み込んで加工します。グリスニップルが付い
 てなかったので,つけてみました。組み込み時に,このグリス
 の給油についても考慮する必要があります。
 早速,くさびクランプにセットして,加工します。2mm程度
 削るのですが,ダイヤモンドホールで削ってみます。
 しっかりと養生をします。

 

 1mmほど削れたのですが,らちがあかないので,
 エンドミルでトライ。
 硬いです。エンドミルの刃先がまるまって,しまいます。
 YUSAさんのHPでは,切削油をたっぷりつけて,
 超硬エンドミルで削ったとあります。

 

 今日は,ここまで。
 エンドミルを変えて,トライするか,相応のダイヤモンド
 ホイールで削るか,思案中。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化 (8)---

 本日,注文していたボールねじが届きました。
 大きな箱に入って,

 

 開けると,プチプチの緩衝材がいっぱい。

 

 底の方に,ナットとネジが別々に入っていました。

 

 ナットの中心には,ボールの抜け落ち防止のパイプが通してあり,
 パイプの両端は,抜けないように,タイロックで止めてありました。
 自作のサポートと組み合わせて見ました。ちょっとゆるめですが,
 固定用のねじ穴の失敗もないようです。

---くさびクランプ (5) 使用感---

 自作くさびクランプを使って見ました。

 
 しっかりとワークを固定でき,バイスよりも手軽な感じです。
 特に,平行出しなどが必要ないワークには,便利に使える
 と思います。
 今回は,加工の少ない磨棒をつかいましたが,2倍ぐらいの
 厚さにして,ワークの下に捨て板をしいても固定できる大きさ
 もあると便利かなと思いました。

---くさびクランプ (4) 完成---

 今日は,くさびクランプの長穴の加工とねじ切り等をします。
 けがいたワークをプラハンでたたきながら固定します。

 

 長穴の加工の後,面取をします。

 

 とりあえず長穴の完成です。今回も,振動がでて,使った
 エンドミルの径よりも大きくなってます。

 

 穴開けの残ったTスロットナットも現物あわせで穴の位置
 決めて,タップを切ります。

 

 10mmのタップのせいもあり,アルミに比べると格段に力が
 いります。これ,オークションで手に入れた6000円の
 電動タッパー(日立UT8V)でやると,またタップを折ること
 になるような気がします。

 

 と言う訳で,一応くさびウランプが完成です。

 

 明日,フライスの清掃後にセットして,使ってみようと
思います。

---フライス盤(X2互換) ボールねじ化 (7)---

 部材がそろったので,加工に必要な拡張テーブルの続きです。
 結局,10Tのアルミ2枚使うことになりました。
 ざっと組み立てって見ましたが,対角線上のがたがあります。
 ということは,ねじれがあるか,バリ等で平面がでてないか
 です。

 

 木工だと手動カンナ基準面を作って,自動カンナをかければ,
 あっさり平面はでるのですが,アルミではね。
 とりあえず,バリをとり,もう一度組み立て治してみるようです。
 それでも,平面がでてないようなら,治具を作って,ねじれを治す
 ようですね。
6面フライスのプレートなら,ねじれもないのですが,
 値段がたかいですねえ。拡張テーブルができたら,
 テーブルの加工とベースの加工に入ります。

---くさびクランプ (3)---

 くさびクランプの穴開けとTスロットナットの製作をしました。
 くさびクランプの10度に切削したブロックの固定する方に
 10.5mmの穴をあけました。
   --写真予定--
 やはり,S45Cはアルミに比べたら格段に硬いです。
 細いドリルから,一気に10.5mmのドリルにしたので,
 何回か,食い込みでとまりました。
 時間がとれたので,Tスロットナットの切削もしました。

 

 一度Y軸を設定してしまうと,後は,Z軸の深さだけを気にすれ
 ば左右対称の物ができます。
 片方を目的の深さまで切削した後,ワークを反転して固定して,
 同じように,目的の深さまで切削します。

 

 同じものを2本作りましたが,凸部分が片方は,12mmでしたが,
 もう一方は,0.5mmほど余計に切削してしまいました。
 でも,二つとも,Tスロットにうまい具合におさまりました。

 

 後は,予定の長さに整形して,長穴の加工をしたブロックの
 位置を考えて,穴を開けます。
 長穴側をどうしようか考えてます。寸切リボルトなどを固定
 してナットで固定するようにするか,キャップボルトのままに
 するか,考えてます。
 市販のTスロットナットは,底面よりもボルトがでてしまうと,
 Tスロットを壊してしまう恐れがあるので,底面より出ないように
 加工がしてあるそうです。
 2倍の長さで切削してますので,半分の長さにし,端面を
 整えます。

 

市販のナットと比べると,結構長いです。

 

 
できあがった部品を並べると,一番左側のブロックは
 上下左右反対ですが,

 

 こんな感じです。
 
 長穴の加工と,Tスロットナットのねじ切りが残って
 ます。

---おもしろグッズ---

 HCで捜し物をしてたら,おもしろいものを見つけた。

 

 工作時に使えるかもしれないということで,即,衝動買い。
 「ピカエモン」という商品だ。
 

 レジで会計をすると,598円の請求をされた。あれと思い,
 正札を示して確かめてもらうと,正札どおりの498円の
 販売となった.何年かまえ,バーコードが導入されてないHC
 で,買い物をしたら,合計金額がえらく違ってたので,
 たしかめてもらうど,0が一つ多く打たれていて,一桁
 値段がちがっていた。
 今回の間違いは,バーコードの入力ミスか正札の値段
 の間違い。ちょっとしたことに,人為的なミスがはいる。

---くさびクランプ (2)---

 くさびクランプの作成を始めました。フライスの改造は,部材
 が未到着で,一時休止です。
 ちょっと前に,購入したアングルブロックを使って,約56mm
 に切り出したS45Cの部材をセットします。

 

 先達のHPにあったように,側面を10度の角度に切削します。
 厳密に平行出しをしをする固定に使うには,きちんと精度を
 出す必要があるのでしょうが,試作ということで,精度は
 あまり気にしないで作ります。
 この後,キャップボルトの穴を開けて,二つのブロックを同じ
 Tスロットナットで固定できるように,長めのTスロットナットを
 作ります。
 
 本当は,先達のHPにあったように,厚めの部材がいいので
 すが,手に入らなかったので,楽天の秘密基地より購入した
 S45Cの磨き角材を使いました。
 12×18---Tスロットナット用
 12×20---固定ブロック用
 手書きの図面はおおざっぱに書きましたが,現物合わせ
 です。
 先達の作品のように部材の厚みがないので,座繰はし
 ないで,そのままにする予定です。

---X2互換フライス盤 Y軸不具合---

 
 写真に撮ったもりが,なんとSDカードがPCの方にさしたま
 までした。
 テーブルの拡張の工作とくさびクランプの制作をしてました。
 なんと,工作の途中で,Y軸が動かなくなってしまいました。
 台形ネジをなめたかなと思いましたが,ネジを外してみると,
 台形ネジのメタル軸受けの部分に切り子が入って,悪さを
 してたようで,メタル軸受けから抜けなくなりました。
 動かなくなる訳で,トンカチではたいてとりました。
 切り子がちょうど軸を削った形になって,軸が少しもりあ
 がって,かしめ状態になり,うごかなくなったようです。
 トンカチではたいて外しました。
 軸が盛り上がったままで,そのままでははいらないので,
 ダイヤモンド砥石で盛り上がった部分を平らにして無事,
 再組み立て。
 X2のY軸は,メタル軸受けで,ベアリングが入ってないので,
 大きな欠点です。旋盤市場のフライスは,同じクラスでも,
 スラストベアリングがちゃんと入ってます。そのうち,ベアリング,
 いれるようですねえ。

---くさびクランプ (1)---

 
 「くさびクランプ」なる治具(やとい)を見つけた。

 

 しかし,値段がとてつもなく高いので,同じようなもので,
 安いものはないか,探してると,自作している方がいた。

 

 

 くさび形にしたブロックをTスロットナットに止めて連結している
 だけであるが,便利に使えそうである。材料がそろったら,
 作ってみようと思う。