--フライス盤 主軸 ACサーボ化 覚え書き No5--

 秋月のオシレータですが,今のところどのくらいの周波数を
 サーボにいれてあげれば良いのか,よく分かりません。
 きっと,規格というか,決まりがあるのでしょうが,ちょっと調
 べようがないので,トライアンドエラーです。
 ところで,オシレータにつける抵抗ですが,どのくらいのもの
 を用いればいいのでしょうか。きっちりと計算しないで,100k
 Ωのものをたのんでしましましたが,ちょっと不安になってきま
 した。オシレーターの取説に書いてある式で,計算してみます。

 で計算できるとあります。Nは分周比で,6番端子の接続によって
 1,10,100に変更できます。小さい方が精度が良いとあるので,
 1で計算してみると,
      Rset=0で(分数=約3)           30Mhz
      Rset=1.7KΩで(分数=2)       20Mhz
      Rset=6.7KΩで(分数=1)        10Mhz
      Rset=16.7KΩで(分数=1/2)     5Mhz
      Rset=96.7KΩで(分数=1/10)    1Mhz
      Rset=196.7kΩで(分数=1/20) 500Khz
 になります。分周比1での推奨周波数は500Khz以上とあり
 ますから,30Mhzから500khzで使うには,約200KΩの可変
 抵抗を使えばいいことが分かります。それにしてもこうやって計
 算してみると,周波数を小さくするには,大きな抵抗が必要なん
 ですね。もし,5Mhz~30Mhzで可変するなら,約20kΩの可変
 抵抗を使えば大丈夫なことになります。
 マルツで販売されているポテンショメータものの最大は100kΩ
 でした。それ以上のものが置いてないのは,この計算のとも関係
 があるような気がします。
 固定抵抗とポテンショメータの組み合わせで,切り替えた方が
 実用的な気がします。もし,5Mhz以上でサーボが動くなら,
 20kΩのポテンショメータを使った方が,レスポンスがよくなり
 そうです。